障害受容で誤っているのはどれか。
1: 社会環境によって影響される。
2: 障害者同士の交流により促進される。
3: 抑うつ状態の患者には積極的な指導を行う。
4: 混乱している患者の怒りは医療者にも向く。
5: ショックを受けている状態の患者は安全に見守る。
介護保険法における特定疾病はどれか。
1: 筋強直性ジストロフィー
2: 脊髄小脳変性症
3: Huntington病
4: 多発性硬化症
5: 脳性麻痺
疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。
1: 認知症 - 催眠療法
2: 人格障害 - 森田療法
3: 統合失調症 - 回想法
4: 気分障害 - 認知行動療法
5: 発達障害 - 自律訓練法
地域で生活している精神障害者の家族支援に関する内容として誤っているのはどれか。
1: 活用できる社会資源について情報提供をする。
2: 家族が地域社会から孤立しないように助言を行う。
3: 再発の兆候に気づいた時は主治医に相談するように伝える。
4: 家族自身のストレスが軽減するよう対処法について一緒に考える。
5: EE〈Expressed Emotion〉が高い場合は患者との接触を増やすよう勧める。
小児の精神障害で正しいのはどれか。
1: 吃音は女児に多い。
2: 分離不安障害は学童期に多い。
3: 反応性愛着障害は過度に警戒的である。
4: 反抗挑戦性障害の症状は家庭内に限局する。
5: 注意欠陥/多動性障害では成長につれて多動よりも不注意が軽快しやすい。
介護保険法で定める特定疾病でないのはどれか。
1: 初老期における痴呆
2: 脳血管疾患
3: パーキンソン病
4: 骨折を伴う骨粗鬆症
5: 多発性硬化症
精神保健福祉センターの業務でないのはどれか。
1: 相談指導
2: 調査研究
3: 入院調整
4: 知識普及
5: 技術援助
神経症性障害患者の作業療法で正しいのはどれか。
1: 心気症状への傾聴が重要となる。
2: 転換症状がある場合は行わない。
3: 強迫症状に対しては反復作業を用いる。
4: 不安発作が完全に消失するまで行わない。
5: 離人症状では自傷行為の可能性を考慮する。
認知症患者に対する作業療法の導入期で適切なのはどれか。
1: 新しい活動を用意する。
2: 活動内容に変化をもたせる。
3: 時間を要するものから始める。
4: 得意であったものを取り入れる。
5: 能力を少し上回る活動を提供する。
精神科病院への入院形態について定めている法律はどれか。
1: 医療法
2: 障害者基本法
3: 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉
4: 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律〈障害者差別解消法〉
5: 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律〈医療観察法〉
17歳の女子。統合失調症。授業中に突然叫び声をあげ、教科書と筆記用具を窓から投げ捨てた。両親が付き添い精神科病院に入院し、陽性症状の落ち着いた3週目に退院となり、精神科ショートケアに紹介された。通所2か月目から復学に向けた支援を開始した。適切でないのはどれか。
1: 心理教育に参加させる。
2: 特別支援学校に転校させる。
3: 再発防止プランを作成させる。
4: 修業年限の延長を視野に入れた計画を立てる。
5: 担当教師、家族および本人を交えたケア会議を開催する。
アルコール依存症の治療について正しいのはどれか。
1: 本人や家族に対する心理教育が有効である。
2: 離脱への導入の時期から作業療法を実施する。
3: Wernicke脳症の予防にビタミンCを投与する。
4: 離脱症状の予防にベンゾジアゼピン系薬物は無効である。
5: 患者に拒否的な家族には自助グループヘの参加は勧めない。
心理療法で正しいのはどれか。
1: 陽性転移の出現を目標とする。
2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。
3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。
4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。
5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。
心理療法で正しいのはどれか。
1: 陽性転移の出現を目標とする。
2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。
3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。
4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。
5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。
認知症患者に対して行われるのはどれか。2つ選べ。
1: 音楽療法
2: 内観療法
3: 森田療法
4: 精神分析療法
5: リアリティオリエンテーション
精神障害者の雇用対策で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 精神障害者は障害者雇用義務の対象である。
2: 就職1年後の職場定着率は他障害に比べて高い。
3: ハローワーク障害者職業紹介状況の就職件数の伸び率は他障害に比べて低い。
4: 障害者雇用対策における精神障害者の定義は「障害者年金を受給している者」である。
5: IPS〈Individual Placement and Support〉はストレングスとリカバリー志向の実践が特徴である。
精神障害者の就労支援について正しいのはどれか。
1: 精神障害者は障害者雇用義務の対象ではない。
2: ジョブコーチは事業主への支援を行うことはできない。
3: 精神障害者は障害者職業能力開発校の支援対象ではない。
4: 障害者就業・生活支援センターでは職場実習を斡旋しない。
5: 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。
ACT〈assertive community treatment〉について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 医師を中心としたチームを組む。
2: 毎日24時間のサービス提供体制である。
3: 短時間であっても頻回に利用者への訪問を行う。
4: スタッフ1人当たりのケースを50人程度にする。
5: 地域生活が安定した軽度の精神障害者を対象とする。