Brunnstrom法ステージの検査において、ステージと可能な随意運動の組合せで正しいのはどれか。
1: 上肢Ⅱ――肘関節90°屈曲位で前腕を回内・回外ができる。
2: 上肢Ⅲ――腕を側方水平位に挙上することができる。
3: 手指Ⅳ――手指集団伸展が十分にでき、様々な握りができる。
4: 下肢Ⅴ――立位で踵を床につけたまま足関節を背屈することができる。
5: 下肢Ⅵ――立位で股関節伸展位での膝関節屈曲ができる。
筋力増強運動として求心性収縮を用いた抵抗運動を行う際、対象筋と運動方向の組合せで正しいのはどれか。
1: ハムストリングス――膝関節屈曲90°位での股関節伸展
2: 上腕二頭筋―――――肘関節伸展0°位かつ前腕回外位での肩関節伸展
3: 上腕三頭筋―――――肘関節屈曲90°位での肩関節水平内転
4: 前脛骨筋――――――足外がえし位での足関節背屈
5: 中殿筋―――――――股関節伸展0°位での股関節外転
検査結果と筋緊張の亢進を疑う筋(群)との組合せで誤っているのはどれか。
1: 股関節他動外転時の抵抗 - 股関節内転筋群
2: 足関節背屈の可動域低下 - 下腿三頭筋
3: 肘関節他動伸展時の折りたたみナイフ現象 - 上腕二頭筋
4: 手関節他動背屈時の歯車現象 - 手指伸筋群
5: 頭部落下試験で落下速度低下 - 頸部屈筋群
筋力測定器で膝伸展等尺性筋力を測定しているところを図に示す。測定値は150 Nであった。対象者の体重は60 kgである。体重比モーメントで正しいのはどれか。
1: 0.50 Nm/kg
2: 0.75 Nm/kg
3: 1.00 Nm/kg
4: 1.25 Nm/kg
5: 1.50 Nm/kg
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。
1: 頸部側屈
2: 肩甲帯屈曲
3: 肩関節屈曲
4: 手関節伸展
5: 母指尺側内転
Thomasテスト(変法)による検査を図に示す。この検査で評価できないのはどれか。
1: 右腸腰筋の短縮
2: 左大殿筋の短縮
3: 左腓腹筋の短縮
4: 左ヒラメ筋の短縮
5: 左大腿四頭筋の短縮
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩甲帯挙上 − 第7頸椎棘突起を通る水平線
2: 肩関節水平屈曲 − 肩峰を通る矢状面への垂直線
3: 手関節伸展 − 尺 骨
4: 母指中手指節関節屈曲 − 第1中手骨
5: 第2指外転 − 第2中手骨延長線
徒手筋力テストと測定時の体位との組合せで誤っているのはどれか。
1: 大胸筋:筋力3-背臥位
2: 上腕二頭筋:筋力2-座位
3: 外腹斜筋:筋力2-座位
4: 中殿筋:筋力3-側臥位
5: 縫工筋:筋力3-座位
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と基本軸の組合せで正しいのはどれか。
1: 肩甲帯挙上 - 両側の肩峰を結ぶ線
2: 肩内旋 - 肘を通る矢状面への垂直線
3: 手伸展 - 尺骨
4: 股外旋 - 両側の上前腸骨棘を結ぶ線
5: 足屈曲(底屈) - 脛骨への垂直線
関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の基本軸と運動方向で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 手関節橈屈
2: 母指掌側外転
3: 示指MP関節外転
4: 母指IP関節伸展
5: 示指DIP関節屈曲
ダニエルスらの徒手筋力テストの肩関節屈曲(前方挙上)の代償運動として可能性があるのはどれか。
1: 肩関節の内旋
2: 肩甲骨の下制
3: 肩関節の水平屈曲
4: 体幹の屈曲
5: 前腕の回内
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、足の外科学会基準による)の運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。
1: 股屈曲 ── 下腿中央線
2: 股内旋 ── 大腿骨
3: 股外転 ── 大腿中央線
4: 膝屈曲 ── 脛 骨
5: 足底屈 ── 第1中足骨
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。
1: 肩甲帯屈曲
2: 肩関節水平伸展
3: 手関節伸展
4: 股関節屈曲
5: 足部内転
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で、立位または座位で頭上から投影して測定するのはどれか。2つ選べ。
1: 肩甲帯伸展
2: 肩伸展(後方挙上)
3: 肩水平屈曲
4: 肘屈曲
5: 前腕回内
前腕回外の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)について、正しいのはどれか。
1: 基本肢位は手掌面が水平面にある肢位とする。
2: 参考可動域は手関節屈曲角度と同じである。
3: 最終域で肩関節内旋運動が出現する。
4: 最終域感は骨性である。
5: 基本軸は尺骨とする。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩外旋 − 肩峰を通る床への水平線
2: 前腕回外 − 上腕骨
3: 手橈屈 − 示 指
4: 股外旋 − 膝蓋骨より下ろした垂直線
5: 頸部回旋 − 両側の外耳孔を結ぶ線への垂直線
関節可動域評価について誤っているのはどれか。
1: 徒手筋力テストより先に行う。
2: 自動可動域測定が基本である。
3: 正常関節の最終域感の一つに結合組織性がある。
4: 痛みの訴えは他動的可動域測定終了の目安として重要である。
5: 角度計の軸心の位置は関節の角度によって変わる。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と基本軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩甲帯挙上 - 肩峰と胸骨上縁を結ぶ線
2: 肩外転 - 両側の肩峰を結んだ線への垂直線
3: 前腕回内 - 橈骨
4: 膝屈曲 - 大腿骨
5: 足部内がえし - 下腿軸への垂直線
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しい方法はどれか。
1: 肩甲帯屈曲
2: 肩屈曲
3: 肩外旋
4: 肘屈曲
5: 前腕回外
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 頸部回旋
2: 頸部側屈
3: 胸腰部回旋
4: 胸腰部側屈
5: 胸腰部屈曲