第45回午前第1問の類似問題

第55回午前:第33問

肩関節の関節可動域が屈曲100°、伸展10°、外転60°、外旋5°、内旋45°の肩関節周囲炎患者で障害されやすい動作はどれか。  

1: 洗顔動作

2: 結髪動作

3: 靴下の着脱

4: 爪切り動作

5: 歯磨き動作

第46回午後:第27問

関節リウマチで障害されにくいのはどれか。  

1: 手関節

2: 肘関節

3: 膝関節

4: 環軸関節

5: 遠位指節間関節

第57回午後:第30問

上腕能動義手の適合検査項目とその不適合の原因との組合せで正しいのはどれか。  

1: 義手装着時の肩関節可動域―――――――――肘プーリーユニット取り付け位置の不良

2: 前腕部(肘継手)の屈曲可動域―――――――ソケットのトリミング不良

3: 肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度―――ケーブルの長さの不良

4: 回旋力に対する安定性―――――――――――ハーネスの調整不良

5: 引っ張り荷重(下垂力)に対する安定性―――リテーナーの位置不良

第45回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストで抵抗をかける際、検査者の手の位置で正しいのはどれか。ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。 

45_0_2

1: 肩関節伸展

2: 肩関節外転

3: 肩関節屈曲

4: 肩甲骨挙上

5: 肩甲骨内転

第36回午前:第32問

55歳の女性。若年時から跛行がある。ここ数年で右股関節痛が増悪し来院した。運動麻痺、感覚障害はなく、整形外科的手術の既往もない。背臥位、膝屈曲位で図のような肢位がみられた。異常がみられない評価項目はどれか。 

36_0_32

1: 股関節の関節可動域

2: 棘果長

3: 下肢の徒手筋力テスト

4: 下肢深部腱反射

5: 大腿周径

第52回午前:第5問

Danielsらの徒手筋力テストの結果を表に示す。表以外の筋に異常はみられない。関節可動域はすべて正常範囲である。通常速度で直線歩行したときに予想されるのはどれか。 

52_0_5

1: 左の踵足歩行

2: 右の尖足歩行

3: 左遊脚中期の分回し

4: 右のTrendelenburg徴候

5: 右遊脚後期の膝過伸展傾向

第46回午前:第25問

健常者における関節運動とend feel(最終域感)との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肘関節伸展 — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

2: 前腕回外 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

3: 中手指節関節伸展 — 骨と骨がぶつかって止まった感じ

4: 股関節屈曲(膝関節伸展位) — 軟部組織が伸張されて動かなくなる感じ

5: 膝関節屈曲 — 軟部組織同士がぶつかって動かなくなる感じ

第45回午後:第70問

肩関節の運動と主動筋との組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲-大円筋

2: 伸展-小円筋

3: 外転-棘上筋

4: 内旋-棘下筋

5: 外旋-肩甲下筋

第53回午前:第10問

尺骨の骨幹部骨折での固定範囲で正しいのはどれか。

53_0_10

第55回午前:第37問

関節可動域運動で正しいのはどれか。  

1: 筋収縮を伴ってはならない。

2: 意識障害がある場合は行わない。

3: 運動麻痺の改善を目的として行う。

4: 拘縮の予防・改善を目的として行う。

5: 深部感覚障害がある場合は行わない。

第45回午前:第35問

脊髄損傷で異所性骨化を認めやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 仙腸関節

2: 股関節

3: 膝関節

4: 足関節

5: 足指関節

第47回午後:第34問

短期間の固定後に生じた肘伸展制限に対する関節可動域運動で適切でないのはどれか。  

1: 上腕二頭筋の収縮を利用する。

2: 上腕三頭筋の収縮を利用する。

3: 前処置として温熱を加える。

4: 手関節の可動域運動を行う。

5: 短時間に強い伸張を加える。

第53回午後:第51問

股関節で正しいのはどれか。  

1: 顆状関節である。

2: 大腿骨頸部は関節包外にある。

3: 寛骨臼は前外側を向いている。

4: 寛骨臼は腸骨のみで構成される。

5: 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強している。

  • 答え:3
  • 解説:股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節であり、寛骨臼は前外側を向いている。股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 股関節は顆状関節ではなく、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節である。顆状関節は環椎後頭関節、顎関節、距骨下関節などがある。
  • 大腿骨頸部は関節包外にあるというのは誤りで、股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。
  • 寛骨臼は前外側を向いているので、この選択肢は正しいです。
  • 寛骨臼は腸骨のみで構成されるというのは誤りで、寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強しているというのは誤りで、腸骨大腿靭帯は関節包外靱帯の一つで、関節包前面と上面から補強している。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第15問

右股関節の可動域を下表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 

49_0_15

1: 左の歩幅の減少

2: 腰椎前弯の減少

3: 左伸び上がり歩行

4: 上肢の振り幅の増加

5: 左Trendelenburg徴候

第47回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストの肩関節段階5と段階4との検査において、腹臥位で肘関節付近の上腕背側に抵抗を加えるのはどれか。2つ選べ。  

1: 水平外転

2: 外転

3: 外旋

4: 屈曲

5: 伸展

第45回午後:第48問

関節モビリゼーションで誤っているのはどれか。  

1: 関節包内運動の制限は関節の遊び(joint play)の大きさで評価する。

2: 関節包内運動が制限されている場合に適応となる。

3: 関節の遊びが大きい位置で治療を開始する。

4: 治療には緩やかな振幅運動を用いる

5: 複数の関節を同時に治療する。

第44回午前:第43問

Danielsらの徒手筋力テストで正しいのはどれか。  

1: 股関節伸展筋力4は股関節伸展30°の抵抗値で求める。

2: 股関節屈曲筋力3の運動範囲は0°〜145°である。

3: 股関節内転筋力4の非テスト側下肢は45°外転させる。

4: 大腿筋膜張筋筋力3の運動範囲は外転30°あれば良い。

5: ハムストリングス筋力5は膝関節屈曲120°の抵抗値で求める。

第51回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストを図に示す。段階5の抵抗を加える位置が正しいのはどれか。3つ選べ。 

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1: 肩甲骨下制と内転

2: 肩関節外旋

3: 肘関節伸展

4: 手関節背屈

5: 母指MP関節屈曲

第50回午前:第72問

基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外旋 - 大殿筋

2: 伸展 - 腸腰筋

3: 内転 - 中殿筋

4: 屈曲 - 大腿二頭筋

5: 屈曲 - 大腿筋膜張筋

第44回午前:第54問

外傷と固定肢位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 脊椎圧迫骨折 − 脊柱屈曲位

2: 膝蓋骨脱臼 − 膝関節屈曲位

3: アキレス腱断裂 − 足関節底屈位

4: 足関節内果骨折 − 足関節背屈位

5: 腓骨筋腱脱臼 − 足部回内位