骨格筋で誤っているのはどれか。
1: 成人では体重の40%を占める。
2: 筋収縮にはカルシウムイオンが関与する。
3: 姿勢保持筋は赤筋線維が多い。
4: ミトコンドリアは白筋線維に多い。
5: 筋線維に横紋がみられる。
骨格筋線維で正しいのはどれか。
1: タイプⅠ線維は酸化還元酵素活性が低い。
2: タイプⅠ線維は疲労しやすい。
3: タイプⅡa線維は単収縮速度が遅い。
4: タイプⅡb線維は解糖活性が高い。
5: タイプⅡb線維はミオグロビンが多い。
タイプⅠとタイプⅡbとの骨格筋線維における比較で正しいのはどれか。
1: タイプⅠは疲労しやすい。
2: タイプⅠはミトコンドリアの量が少ない。
3: タイプⅡbは抗重力筋に多い。
4: タイプⅡbは単収縮の速度が遅い。
5: タイプⅡbはミオグロビン量が少ない。
筋におけるタイプⅡb線維と比べたタイプⅠ線維の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 持久力のある筋肉において比率が高い。
2: 周囲組織の毛細血管が密である。
3: ヒラメ筋において比率が低い。
4: ミオグロビン量が少ない。
5: ミトコンドリアが少ない。
骨格筋の構造で誤っているのはどれか。
1: 筋線維は筋鞘で覆われる。
2: 横紋構造はA帯とI帯に大別できる。
3: A帯には太い筋フィラメントが存在する。
4: 筋収縮時のI帯の長さは一定である。
5: 筋原線維はアクチンとミオシンで構成される。
骨格筋の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.ミオグロビン含有量により色が異なる。イ.内臓筋に比べて電気刺激閾値が高い。ウ.自律性をもつ。エ.内臓筋に比べて疲労しにくい。オ.支配神経の性質により筋線維タイプが決まる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
高齢者の筋で誤っているのはどれか。
1: 運動単位数が増加する。
2: タイプII線維の萎縮が強い。
3: 筋断面積が減少する。
4: 筋力増強効果はみられる。
5: 持久力は筋力に比較して維持される。
タイプⅡ筋線維と比較してタイプⅠ筋線維の特徴はどれか。
1: 筋線維の径が太い。
2: 筋小胞体数が少ない。
3: 酸化酵素活性が低い。
4: ミトコンドリアが少ない。
5: ミオグロビン量が少ない。
白筋と比較した赤筋の特徴で誤っているのはどれか。
1: グリコーゲン含有量が少ない。
2: 持続的緊張に適している。
3: ホスホリラーゼ活性は高い。
4: ミトコンドリアを多く含む。
5: 毛細血管が密である。
高齢者の筋で誤っているのはどれか。
1: 筋断面積が減少する。
2: 運動単位数が増加する。
3: 筋力増強効果はみられる。
4: タイプⅡ線維の萎縮が強い。
5: 持久力は筋力に比較して維持される。
高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
1: 筋断面積は経年的に減少する。
2: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
3: 筋力強化によって筋線維の肥大が期待できる。
4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。
5: 筋力強化の初期効果は動員される運動単位が増加することによる。
骨格筋について誤っているのはどれか。
1: 筋線維は横紋構造をもつ。
2: 筋線維は細胞膜をもつ。
3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。
4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。
5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。
筋紡錘で正しいのはどれか。
1: 錘外筋の筋線維と平行に存在する。
2: 求心性線維はIb群に属する。
3: α運動ニューロンの支配を受ける。
4: 一次終末は主に核鎖線維に終止する。
5: 二次終末は主に伸張の速度を検知する。
高齢者の筋力について誤っているのはどれか。
1: 上肢よりも下肢の筋力低下が大きい。
2: 筋力強化によって筋肥大が期待できる。
3: 筋断面積は経年的に減少する。
4: タイプII線維よりもタイプI線維の萎縮が優位である。
5: 筋力強化の初期効果は運動単位動員の増加による。
正しいのはどれか。
1: ゴルジ腱器官は張力受容器である。
2: ゴルジ腱器官からの感覚線維はIa群線維である。
3: 筋紡錘は錘外筋線維と直列関係にある。
4: II群線維はIb群線維より伝導速度が速い。
5: 錘内筋を支配する運動神経線維はA群αに分類される。
正しいのはどれか。
1: 筋紡錘の求心性神経にはIb群線維がある。
2: 筋紡錘と錘外筋線維は直列関係にある。
3: 錘内筋線維を支配する運動神経はAα群である。
4: I群線維よりII群線維の方が伝導速度は速い。
5: H波はIa群線維の刺激によって得られる。
TypeⅡと比べてTypeⅠの筋線維の特徴で正しいのはどれか。
1: 易疲労性がある。
2: 解糖系酵素活性が低い。
3: 収縮速度が速い。
4: ミオグロビンが少ない。
5: ミトコンドリアが少ない。
骨格筋について正しいのはどれか。
1: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。
2: 伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である。
3: 筋に単一刺激を加えると強縮が生じる。
4: 神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する。
5: 筋小胞体から放出されたNa+がトロポニンに結合する。
廃用性筋萎縮で正しいのはどれか。
1: 筋原線維は保たれる。
2: 筋内神経線維は保たれる。
3: 筋張力は保たれる。
4: 筋線維の蛋白質合成は保たれる。
5: 筋萎縮の進行速度は神経切断後と同程度である。
心筋について正しいのはどれか。
1: 平滑筋である。
2: 単収縮は生じない。
3: ギャップ結合はみられない。
4: 静止張力は骨格筋よりも大きい。
5: 活動電位持続時間は約5 msecである。