第41回午前第98問の類似問題

第55回午前:第48問

我が国の自殺の現状で正しいのはどれか。  

1: 自殺者数は増加傾向にある。

2: 自殺者数は男性より女性が多い。

3: 自殺の発生は四季の中では秋が多い。

4: 年齢階級別の自殺者数は50歳代が最も多い。

5: 自殺の原因・動機として最も多いのは家庭問題である。

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、日本の自殺の現状に関する正しい選択肢を選ぶことが求められています。正しい選択肢は4で、年齢階級別の自殺者数は50歳代が最も多いです。
  • 選択肢1は間違いです。実際には、自殺者数は2010年以降減少傾向にあります。
  • 選択肢2は間違いです。男性の自殺者数は女性の約2.4倍であり、男性の方が自殺者数が多いです。
  • 選択肢3は間違いです。月別の自殺者数では、3月が最も多く、12月が最も少ないです。
  • 選択肢4は正しいです。年齢階級別の自殺者数は、50歳代が最も多く、次いで40歳代、70歳代となっています。
  • 選択肢5は間違いです。自殺の原因・動機別では、健康問題が最も多く、次いで経済・生活問題、家庭問題となっています。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午前:第48問

我が国のアルコール関連問題について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 成人の飲酒者の割合は、男性よりも女性が多い。

2: アルコール依存症は、自殺のリスクを高める。

3: 女性のアルコール依存症の有病率は、減少傾向にある。

4: 妊娠している女性の飲酒は、胎児性アルコール症候群の危険因子である。

5: 未成年者への学校でのアルコール教育は、三次予防としての取り組みである。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:この問題では、日本のアルコール関連問題について正しい選択肢を2つ選ぶ必要があります。正しい選択肢は2と4です。
  • 選択肢1は間違いです。成人の飲酒者の割合は、男性の方が女性よりも多いです。
  • 選択肢2は正しいです。アルコール依存症とうつ病は高い割合で合併し、自殺のリスクが高まります。アルコール依存症の治療やサポートが重要です。
  • 選択肢3は間違いです。女性のアルコール依存症の有病率は、増加傾向にある。女性の社会進出に伴い、ストレスや飲酒の機会が増えているため、有病率が増加しています。
  • 選択肢4は正しいです。妊娠している女性の飲酒は、胎児性アルコール症候群の危険因子です。アルコール依存症女性から出生した児の発生は約3分の1であり、飲酒は胎児性アルコール症候群の危険因子であることが分かります。
  • 選択肢5は間違いです。未成年者への学校でのアルコール教育は、一次予防としての取り組みです。一次予防は、生活習慣の改善や生活環境の改善、健康教育による健康増進を図ることを目的としています。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第100問

我が国の自殺の動向や対策について正しいのはどれか。  

1: 自殺者数は女性の方が男性よりも多い。

2: 過去10年の自殺者数は、年間2万人を下回る。

3: 年齢ごとの自殺者数の割合は、20歳代の方が50歳代よりも高い。

4: 自殺予防についての啓発活動は、一次予防に相当する。

5: 自死遺族(自殺者の家族)支援は、二次予防に相当する。

第38回午後:第60問

最近の我が国における自殺の傾向はどれか。  

1: 40~50歳代の男性で増加している。

2: 高齢になるにつれて減少する。

3: 自殺者の数は徐々に減少している。

4: 交通事故の死者とほぼ同数である。

5: 女性が男性よりも多い。

第51回午後:第96問

双極性障害について正しいのはどれか。  

1: 男性より女性が多い。

2: 単極性うつ病より自殺率が高い。

3: 単極性うつ病より有病率が高い。

4: 単極性うつ病より発症年齢が高い。

5: 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。

第41回午前:第83問

薬物依存で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.習慣性を形成する。イ.薬物中止によって離脱症状が出現する。ウ.使用頻度と使用量は反比例する。エ.強迫性障害の人が陥りやすい。オ.パニック障害になりやすい。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ