第41回午前第74問の類似問題

第42回午前:第53問

脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の女性患者で、自立が最も難しいと考えられるのはどれか。  

1: 手すりを使用して起き上がる。

2: ベッド上でズボンをはく。

3: 車椅子上でループ付き靴下をはく。

4: 車椅子上で自己導尿を行う。

5: トランスファーボードを使用して車に移乗する。

第37回午前:第95問

脊髄損傷の機能残存レベルとADL指導との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第5頸髄節-自助具使用による食事動作

2: 第6頸髄節-滑り止めハンドリム付き車椅子の駆動

3: 第7頸髄節-改造自動車の運転

4: 第6胸髄節-長下肢装具装着による松葉杖歩行

5: 第4腰髄節-短下肢装具装着による一本杖歩行

第45回午後:第14問

完全脊髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)患者で、臥床時に褥瘡を好発しやすい部位はどれか。2つ選べ。  

45_1_14

第36回午前:第82問

屋内歩行が可能な片麻痺患者の屋外用車椅子の適合判定で誤っているのはどれか。  

1: 座幅は殿部の最大幅に4~5 cm加える

2: 座長は座った際の膝窩に触れる長さにする。

3: 背もたれ高は肩甲骨下縁の高さにする。

4: 背もたれ角度は95~100°にする。

5: ハンドリムは健側にだけ取り付ける。

第35回午前:第50問

頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者の車椅子動作で自立困難なのはどれか。  

1: ベッドからの側方移乗

2: ベッドからの前方移乗

3: 洋式便器からの移乗

4: 床からの移乗

5: 乗用車からの移乗

第50回午後:第31問

脊髄完全損傷者の機能残存レベルと日常生活動作の到達レベルの組合せで正しいのはどれか。  

1: 第4頸髄節 - 手動での車椅子操作

2: 第5頸髄節 - 更衣動作の自立

3: 第6頸髄節 - 寝返りの自立

4: 第7頸髄節 - 介助によるトイレへの移乗

5: 第8頸髄節 - 介助による起き上がり

第56回午後:第41問

脊髄完全損傷者の機能残存レベルと実用可能な能力の組合せで正しいのはどれか。  

1: 第3頸髄節 ── 自発呼吸

2: 第5頸髄節 ── プッシュアップ動作

3: 第3胸髄節 ── 自動車への移乗

4: 第10胸髄節 ── 両長下肢装具を用いての歩行

5: 第12胸髄節 ── 両短下肢装具を用いての歩行

第54回午前:第32問

車椅子で自走する場合の住環境整備の留意点で適切なのはどれか。  

1: スイッチは床面から10 cmの高さに設置する。

2: 自走用6輪型車椅子は段差の通行が容易である。

3: 50 cmの段差がある場合スロープの長さを600 cm以上にする。

4: 廊下の直進に必要な幅員は左右アームサポートの外側最大寸法で判断する。

5: 廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は直角部分の前後とも70 cm以上必要である。

  • 答え:3
  • 解説:車椅子で自走する場合の住環境整備では、スイッチやコンセントの高さ、車椅子の種類や機能、スロープの勾配や長さ、廊下の幅員など、様々な要素を考慮する必要があります。
  • スイッチは床面から10 cmの高さに設置するのではなく、40~130 cm程度の高さに設置することが適切です。
  • 自走用6輪型車椅子は小回りが利き、曲がり角のある通路などでも操作しやすいメリットがありますが、車輪自体が小さいため、段差の通行は容易にはならない。
  • スロープの勾配は1/12以下にする必要があるため、50 cmの段差がある場合は、スロープの長さを600 cm以上にすることが適切です。
  • 車椅子自走の場合、廊下の直進に必要な幅員は約90 cmである。車椅子の左右アームサポートの外側最大寸法は約65 cmだが、ハンドリムを把持して自走する分の幅も加味する必要がある。
  • 廊下を直角に曲がるのに必要な通路幅員は、直角部分の前後とも85 cm以上であることが適切です。
  • 科目:義肢・装具・支援機器・自助具等
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第39回午前:第53問

脊髄損傷の機能残存レベルと生活関連活動との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第4頸髄節-環境制御装置の利用

2: 第5頸髄節-機能的把持スプリントでの書字

3: 第6頸髄節-改造車の運転

4: 第7頸髄節-包丁の使用

5: 第1胸髄節-キーボード楽器の演奏

第39回午前:第68問

脊髄損傷の機能残存レベルと生活関連活動との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第4頸髄節-環境制御装置の利用

2: 第5頸髄節-機能的把持スプリントでの書字

3: 第6頸髄節-改造車の運転

4: 第7頸髄節-包丁の使用

5: 第1胸髄節-キーボード楽器の演奏

第42回午前:第50問

車椅子使用者に配慮した生活環境の整備で正しいのはどれか。  

1: スロープの最大勾配:12%

2: 玄関の幅員:70 cm

3: 車椅子と人がすれ違う通路の幅員:100 cm

4: エレベーターのボタンの高さ:120 cm

5: 車椅子の回転スペース:150 cm

第42回午前:第10問

22歳の男性。外傷性頸髄損傷後6か月経過。ダニエルスらの徒手筋テストは、肘関節屈曲5、肘関節伸展2、手関節屈曲1、手関節伸展4、手内筋0、下肢0。ベッドへの移乗が自立したので、図の車椅子に患者を座らせて、屋内で使用する車椅子を検討した。適切なのはどれか。2つ選べ。 

42_0_10

1: 背もたれを肘台と同じ高さまで低くした。

2: 駆動輪の車軸を20 cm後方に移した。

3: 駆動輪を14インチに変更した。

4: 足台をスウィングアウト式に変更した。

5: ブレーキをトグル式に変更した。

第42回午前:第55問

脊髄損傷の機能残存レベルと課題との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C4-電動車椅子の操作

2: C5-ベッドへの横移乗

3: C6-長便座への移乗

4: C7-自動車への車椅子の積み込み

5: C8-高床浴槽への出入り

第38回午前:第70問

脊髄損傷の機能残存レベルとADLとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 第4頸髄節-電動車椅子での移動

2: 第5頸髄節-ハンドリムの工夫による車椅子での移動

3: 第6頸髄節-車椅子からベッドへの移乗

4: 第7頸髄節-自己導尿

5: 第8頸髄節-短下肢装具と松葉杖での歩行

第37回午前:第66問

脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)に対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 肘関節屈曲の抵抗運動

2: 標準型車椅子の操作訓練

3: 車椅子から床への移乗訓練

4: 座位バランス訓練

5: 呼吸訓練

第53回午前:第38問

標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。  

1: トイレのドアは内開きにする。

2: 作業台の高さは50 cm程度とする。

3: 屋外スロープの勾配は1/10とする。

4: 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。

5: 玄関前の回転スペースは直径90 cm程度とする。

  • 答え:4
  • 解説:標準型車椅子の使用者の生活環境では、車椅子での移動や作業がしやすいように、適切な設計や設置が求められます。この問題では、適切な生活環境を選ぶことが求められています。
  • トイレのドアは内開きではなく、引き戸の方が車椅子での出入りに有利です。内開きのドアは車椅子での操作が難しく、スペースも狭くなりがちです。
  • 作業台の高さは50 cmでは低すぎます。車椅子の座面が一般的に40~45 cmであるため、作業台の高さは70 cm程度が適切です。
  • 屋外スロープの勾配は1/10では急すぎます。車椅子使用者にとって適切な勾配は1/12~1/15の範囲です。
  • 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置することで、段差を解消しながら水の侵入も防ぐことができます。これは標準型車椅子の使用者の生活環境として適切です。
  • 玄関前の回転スペースは直径90 cmでは狭すぎます。車椅子の回転スペースには直径150 cmが必要です。また、角を曲がるには90 cm程度の幅が必要とされます。
  • 科目:義肢・装具・支援機器・自助具等
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第49回午後:第36問

標準型車椅子の使用者の生活環境として適切なのはどれか。  

1: トイレのドアは内開きにする。

2: 屋外スロープの勾配は1/10とする。

3: 浴室と脱衣所の間にグレーチングを設置する。

4: 洗面台のカウンターの高さは50 cm程度とする。

5: 玄関前の回転スペースは直径90 cm程度とする。

第50回午前:第19問

82歳の女性。1人暮らし。2階建て住居の1階にある居室でベッドを使用していた。敷居につまずき転倒し、大腿骨転子部骨折を受傷した。骨接合手術後、屋内歩行は自立し、屋外歩行はT字杖にて5分程度可能となった。自宅に退院するにあたり適切なのはどれか。  

1: 敷居の高さは5 cmに統一する。

2: 居室にじゅうたんを敷く。

3: 玄関に手すりを設置する。

4: スリッパを使用する。

5: 寝具は床に敷く。

第34回午前:第16問

図に示す車椅子生活者の住宅として適切でないのはどれか。 

34_0_16

1: ①勾配 1/3

2: ②廊下幅 100 cm

3: ③便座高 42 cm

4: ④スイッチ高 90 cm

5: ⑤板張り

第48回午前:第17問

頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者に対する車椅子上の動作指導の方法で誤っているのはどれか。

48_0_17