第41回午前第71問の類似問題

第39回午前:第69問

脊髄損傷の合併症と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧-斜面台による立位訓練

2: 深部静脈血栓予防-下肢他動運動

3: 呼吸障害-吸気筋筋力強化

4: 異所性骨化予防-愛護的関節可動域訓練

5: 核・核下障害型膀胱-トリガーポイントを利用した排尿訓練

第35回午前:第31問

図に示す立ち上がり動作手順と疾患(障害)との組合せで誤っているのはどれか。 

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1: 左片麻痺

2: パーキンソン病

3: 腰髄損傷(第3腰髄節まで機能残存)

4: 筋ジストロフィー

5: 小脳性失調症

第56回午後:第16問

8歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。背臥位姿勢と引き起こし時に図のように対応する。この児の車椅子の設定として適切なのはどれか。 

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1: 座面を床面と平行にする。

2: 平面形状の座面を使用する。

3: 胸と骨盤をベルト固定する。

4: 背もたれの高さは肩までとする。

5: 背もたれの角度は床面と垂直に固定する。

第37回午前:第21問

痙直型両麻痺児に対する運動療法で適切でないのはどれか。  

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第36回午前:第83問

疾患と歩行補助具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 脳卒中片麻痺-T字杖

2: 脊髄小脳変性症-交互型歩行器

3: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖

4: 慢性関節リウマチ-プラットフォーム杖

5: パーキンソン病-四点杖

第35回午前:第45問

脳卒中片麻痺患者の反張膝への対応で適切なのはどれか。  

1: 骨盤前傾位での歩行指導

2: 短下肢装具足継手の底屈制限

3: ターンバックル付膝装具の使用

4: 患肢での片脚立位訓練

5: ハムストリングスの持続的伸張

第56回午前:第9問

アテトーゼ型脳性麻痺児の食事の様子を図に示す。スプーンを口に近づけると図のような姿勢になってしまう。この児に出現している原始反射はどれか。 

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1: 探索反射

2: Galant反射

3: 交差伸展反射

4: 手の把握反射

5: 対称性緊張性頸反射

第41回午前:第21問

4歳の男児。痙直型四肢麻痺。緊張性頸反射が陽性である。ボールを使った遊びの指導で適切でないのはどれか。2つ選べ。  

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第37回午前:第20問

7か月の男児。痙直型四肢麻痺。図に示す運動療法の効果で誤っているのはどれか。2つ選べ。ア.頭部のコントロールイ.体幹伸展筋の痙縮抑制ウ.肩甲骨内転筋の痙縮抑制エ.手の正中位動作の学習オ.両下肢伸展の促通  

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1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第58問

脳卒中片麻痺患者のADL訓練で適切でないのはどれか。  

1: 前開きシャツは健側肢から着る。

2: 導入時にはニットのかぶり型上衣を用いる。

3: 長めのループ付きタオルで背中を洗う。

4: トイレ横壁のL字型手すりを使って移乗する。

5: 車椅子を健側上下肢で操作する。    

第42回午前:第22問

脳性麻痺児を腹臥位にすると図のような姿勢をとった。観察できる姿勢反射はどれか。 

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1: 緊張性迷路反射

2: 緊張性頸反射

3: 交叉性伸展反射

4: ランドウ反応

5: 連合反応

第53回午後:第10問

7歳の女児。アテトーゼ型脳性麻痺。GMFCSレベルⅣ。頭部は右を向きやすく、上肢はATNR様の姿勢をとる。利き手は右であるが物を持続的に把持する能力は低い。食事訓練場面では座位保持装置に座って肘当てと同じ高さのテーブルで、スプーンでの自力摂取を試みている。食事訓練における作業療法士の対応として適切なのはどれか。  

1: BFO利用する。

2: テーブルを補高する。

3: 皿をテーブルの右側に置く。

4: スプーンの柄が細いものを選ぶ。

5: 座位保持装置を床から60度の角度でティルティングする。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、アテトーゼ型脳性麻痺の7歳女児に対して、食事訓練における作業療法士の適切な対応を選ぶことが求められています。選択肢の中で最も適切な対応は、テーブルを補高することです。
  • Balanced Forearm Orthosis(BFO)は、上肢を免荷してわずかな筋力で作業できるようにする装置ですが、アテトーゼ型脳性麻痺では不随意運動があるため、BFOでは上肢の運動制御が困難になります。このため、選択肢1は適切ではありません。
  • テーブルを補高することで、前腕をテーブルにのせてスプーンを操作する動作が安定し、アテトーゼによる上肢の不随意運動の影響を少なくすることができます。また、持続的な把持力が低いため、食べこぼしを防ぐことや、食物と口の距離を縮める観点からも、テーブルを高くすることは適切です。このため、選択肢2が正しい答えです。
  • 女児は頭部が右を向けやすく、ATNR様の姿勢をとりやすいため、皿を右側に置くと、右上肢は伸展しやすいものの、口にスプーンを運びにくくなります。このため、選択肢3は適切ではありません。
  • 持続的な把持する能力が低い女児にとって、スプーンの柄が細いものは持ちにくくなります。太い柄の方が持ちやすいため、選択肢4は適切ではありません。
  • 座位保持装置を床から60度の角度で背もたれと座面を後方へ倒すと、テーブル面と頭部の距離が離れ、食事動作における上肢の必要運動範囲が大きくなります。物を持続的に把持する能力が低く、アテトーゼのある女児にとっては、食事がしにくくなるため、選択肢5は適切ではありません。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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  • この問題について報告する

第40回午前:第51問

正しいのはどれか。  

1: 頸髄損傷者(第4頸髄節まで機能残存)の移乗-ベルトタイプの吊り具

2: 片麻痺者(上下肢とも共同運動レベル)の入浴-片手に洗体用ミトン

3: 両上腕切断者の排便-洗浄器付き便座

4: アテトーゼ型脳性麻痺者の食事-スプリング・バランサー

5: 失調症者の更衣-リーチャー

第40回午前:第18問

68歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月時、腰掛座位において図のように右上下肢で接触面を強く押して左側に転倒する現象を認めた。座位バランス獲得のための理学療法で適切でないのはどれか。 

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1: 鏡で姿勢の傾きを認知させる。

2: 座面を上げて両下肢を浮かせる。

3: 治療者が左側から繰り返し押し返す。

4: 右上肢を前方のテーブルに載せる。

5: 点滴棒など垂直指標に体幹を合わせる。

第35回午前:第33問

図のクッションを使用する疾患で適切なのはどれか。 

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1: 脳卒中片麻痺

2: 頸髄損傷

3: 大腿切断

4: アテトーゼ型脳性麻痺

5: 慢性関節リウマチ

第51回午前:第31問

成人期の二次障害として頸椎症性脊髄症を発症しやすい疾患はどれか。  

1: 先天性多発性関節拘縮症

2: アテトーゼ型脳性麻痺

3: 痙直型脳性麻痺

4: 骨形成不全症

5: 分娩麻痺

第57回午前:第4問

9歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、座位保持は両手の支持が必要である。立位は介助があればわずかにできる。この児が机上で道具の操作を練習する際に両手を使用するための姿勢として最も難しいのはどれか。  

1: 車椅子で体幹ベルトを用いた座位

2: 床上で両肘を机上に置いた長座位

3: 床上で両肘を机上に置いた割り座

4: 座位保持装置を使用した座位

5: 立位台を使用した立位

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、痙直型四肢麻痺の脳性麻痺の男児が机上で道具の操作を練習する際に両手を使用するための姿勢として最も難しいものを求めています。この児は頭部保持が可能で、座位保持は両手の支持が必要であり、立位は介助があればわずかにできることから、手放しで保持することが最も困難な姿勢を選ぶ必要があります。
  • 車椅子で体幹ベルトを用いた座位では、バックレストとベルトで体幹が固定されていて手放しでも姿勢は安定するため、両手を使用することが比較的容易です。
  • 床上で両肘を机上に置いた長座位では、両肘を机上に置いてようやく姿勢を安定できるため、この状態で両手を使うと姿勢は安定できなくなり、最も難しい姿勢となります。
  • 床上で両肘を机上に置いた割り座では、長座位よりも左右への安定がある点で、選択肢2よりも容易です。
  • 座位保持装置を使用した座位では、体幹を保持することができるため、両手の使用は容易に可能となります。
  • 立位台を使用した立位では、体幹と下肢は固定されていて、立位姿勢を保つことができ、両手を使用することは容易です。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第51問

脳卒中片麻痺患者のADL指導で適切でないのはどれか。  

1: 寝返り時、患側上肢を腹部の上に保持する。

2: ベッドからの立ちあがり時、体幹の前傾運動を入れる。

3: 立位での方向転換は患側下肢を軸に行う。

4: 階段の降り動作は患側から行う。

5: 昇りのエスカレーターへの乗りこみは健側から行う。

第53回午前:第44問

重度の片麻痺を生じた脳梗塞患者に対する急性期の理学療法で正しいのはどれか。  

1: 立位練習には装具を用いない。

2: 非麻痺側の筋力増強運動は行わない。

3: 神経症候の増悪がなければ離床練習を開始する。

4: 深部静脈血栓症の予防目的で弾性ストッキングは使用しない。

5: 安静時に収縮期血圧が140 mmHgを超えている場合は実施しない。

第44回午前:第68問

小児における疾患と作業療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 自閉症 − トランポリン

2: Down症 − リズムダンス

3: 若年性関節リウマチ − 刺 繍

4: 注意欠陥多動性障害(ADHD) − ブランコ

5: Duchenne型筋ジストロフィー − パソコンゲーム