雑踏の中で強い不安が生じ、その場所を避けるようになるのはどれか。
1: 適応障害
2: 解離性障害
3: 強迫性障害
4: 広場恐怖症
5: 社交恐怖症
うつ状態の患者の作業療法中にみられる訴えはどれか。
1: 「考えが次々に浮かんできます」
2: 「考えが声になって聴こえます」
3: 「考えが他人に知られます」
4: 「考えが全く浮かびません」
5: 「考えが急に止められます」
うつ病にみられないのはどれか。
1: 連合弛緩
2: 行動制止
3: 希死念慮
4: 日内変動
5: 罪業妄想
家族がすぐにでも病気になるのではないか、という心配を繰り返し訴えるのはどれか。
1: 解離性障害
2: 強迫性障害
3: 社交(社会)不安障害
4: 全般性不安障害
5: 広場恐怖
統合失調症で障害されない精神機能はどれか。
1: 意 識
2: 知 覚
3: 感 情
4: 意 欲
5: 思 考
認知症患者に対する作業療法上の留意点として適切なのはどれか。
1: 快・不快などの感情的体験も忘れやすい。
2: 不穏になった場合には説得を繰り返す。
3: 新たに動作や行為を習得できない。
4: 本人の自尊心を尊重することは有用である。
5: 午後の方が作業能率は高まりやすい。
厳粛な場所で「バカヤロー」と叫んでしまわないか、繰り返し気にしている患者の病態はどれか。
1: 広場恐怖
2: 社会恐怖
3: 解離性障害
4: 身体化障害
5: 強迫性障害
障害受容に至る心理状態で誤っているのはどれか。
1: 否定
2: 保続
3: 後悔
4: 悲嘆
5: 葛藤
摂食障害者の作業場面で問題となるのはどれか。
1: 強迫性
2: 効率性
3: 粘着性
4: 持続性
5: 完成度
躁病患者の軽躁状態に対する作業療法の目標で適切でないのはどれか。
1: 過活動性の抑制
2: 計画性の獲得
3: 攻撃性の発散
4: 興味・関心の拡大
5: 集団内での適応
うつ病患者の作業療法でみられやすいのはどれか。2つ選べ。
1: 1. 責任感の低下
2: 2. 評価への無関心
3: 3. 几帳面な取り組み
4: 4. 手順と段取りの混乱
5: 5. 仕上がりへのこだわり
「細部に拘泥して重要なことを要領よく話すことができない」症状はどれか。
1: 保続
2: 迂遠
3: 思考制止
4: 思考途絶
5: 観念奔逸
作業療法中に、急に手足が動かなくなったり、声がでなくなったりするのはどれか。
1: 転換性障害
2: 回避性障害
3: 行為障害
4: 身体化障害
5: 心気障害
自我の障害はどれか。
1: アンヘドニア
2: 観念奔逸
3: 妄想気分
4: 離人症
5: 連合弛緩
躁病の症状でないのはどれか。
1: 連合弛緩
2: 観念奔逸
3: 行為心迫
4: 注意転導
5: 睡眠障害
妄想型精神分裂病(統合失調症)患者における作業療法の導入で適切でないのはどれか。 ア.妄想の内容について患者と話し合う。イ.短時間の集中でもできる作業を選択する。ウ.受容的な場を設定する。エ.集団所属感が得られる場を設定する。オ.妄想の軽減を目標に設定する。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
うつ状態と躁状態とに共通する特徴はどれか。
1: 意欲減退
2: 集中困難
3: 過大評価
4: 易疲労性
5: 観念奔逸
統合失調症の作業場面での特徴はどれか。
1: 同じ間違いが少ない。
2: 作業能力の変動が少ない。
3: 援助によって達成量が増える。
4: 同時並行の作業が得意である。
5: 全体を見て判断することができる。
劣位半球の中大脳動脈閉塞で生じやすいのはどれか。
1: 尿失禁
2: 強制把握
3: 視覚失認
4: 半側空間無視
5: ウェルニッケ失語
厳粛な場所で「バカヤロー」と叫んでしまわないか、繰り返し気にしている患者の病態はどれか。
1: 社会恐怖
2: 広場恐怖
3: 解離性障害
4: 強迫性障害
5: 身体化障害