FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 運動項目の1つに排尿管理がある。
2: 認知項目の1つに問題解決がある。
3: 認知項目の完全自立は42点となる。
4: 補装具を使用して動作が自立していれば完全自立とする。
5: すべての評価項目が全介助の場合、評価点は0点となる。
FIMで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 理解6点-大きな声であれば複雑な内容も理解できる。
2: 表出3点-単語とジェスチャーで欲求を伝える。
3: 階段7点-義足を用いて手すりなしで昇降している。
4: 浴槽移乗3点-片足の出し入れだけを介助してもらう。
5: 更衣下半身5点-下肢装具の脱着のみを手伝ってもらう。
移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で50 mの移動が可能である」場合のFIMとBarthel Indexの評価点との組合せで正しいのはどれか。
1: FIM 6点―Barthel Index 10点
2: FIM 5点―Barthel Index 10点
3: FIM 5点―Barthel Index 5点
4: FIM 4点―Barthel Index 5点
5: FIM 4点―Barthel Index 0点
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。
2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。
3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。
4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。
5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。
正しいのはどれか。
1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。
2: ADLは通常、順序尺度で評価される。
3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。
4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。
5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。
FIMで5点に評定されるのはどれか。2つ選べ。
1: 整容:洗顔、洗髪に介助を要する。
2: 排尿管理:自己導尿が自立している。
3: 歩行:歩行器を用い、監視下で50 m歩行する。
4: 更衣(上半身):シャツのボタンをかけるのを介助してもらう。
5: 記憶:メモリーノートが必要だが使うように促されれば問題は生じない。
FIMついて誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.評価尺度は7段階である。イ.評価尺度は介助量によって分類される。ウ.コミュニケーションの項目がある。エ.買い物の項目がある。オ.総得点は100点である。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
WeeFIMについて正しいのはどれか。
1: 5段階で評価される。
2: 総得点は100点である。
3: 対象年齢は0~18歳である。
4: 移動の「階段」を「伝い歩き」で評価する。
5: 評価は生活場面の直接観察や聴取で行う。
FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。
1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。
2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。
3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。
4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。
5: 声かけすれば30 mは歩ける。
機能的自立度評価法(FIM)の得点が4点となるのはどれか。
1: 監視下で車椅子から便座に移乗している。
2: 口頭指示を受けて50 m以上杖歩行をしている。
3: 患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降をしている。
4: 車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう。
5: 排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。
GMFMで正しいのはどれか。
1: 4領域88項目で構成される。
2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。
3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。
4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。
FIMの評価で自立しても「6」になるのはどれか。2つ選べ。
1: 歩行に装具を用いる。
2: 入れ歯の着脱ができる。
3: 食事にスプーンを用いる。
4: 排尿管理にパッドを用いる。
5: 入浴はシャワーのみ利用する。
GMFMで正しいのはどれか。
1: GMFM-88は間隔尺度として使用される。
2: 各項目は0~4の5段階評価で判定する。
3: 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。
4: 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: Item Mapの使用により認知機能の判定が可能である。
日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。
1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。
2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。
3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。
4: FIMの各項目は5段階で評価される。
5: FIMは介護負担度の指標になる。
FIMで2点はどれか。
1: 更衣・上半身:シャツを着せてもらう際に身体を前に傾けて協力する。
2: 階段:車椅子使用者がエレベーターを用いて自立している。
3: 排尿管理:人工透析を受けていて自尿はない。
4: 表出:単語のみを用いて基本的欲求を表現する。
5: 社会的交流:夜間せん妄によって毎晩同室者が眠れない。
老研式活動能力指標の質問項目のうち、手段的ADLに該当するのはどれか。
1: 「本や雑誌を読んでいますか」
2: 「年金などの書類が書けますか」
3: 「バスや電車を使って1人で外出できますか」
4: 「家族や友だちの相談にのることがありますか」
5: 「健康についての記事や番組に関心がありますか」
脳卒中片麻痺患者に用いられる評価法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: FMA〈Fugl-Meyer assessment〉はADLの評価を含む。
2: JSS〈Japan Stroke Scale〉は関節可動域の評価を含む。
3: mRSは歩行速度の評価を含む。
4: NIHSSは意識状態の評価を含む。
5: SIASは非麻痺側機能の評価を含む。
小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ― 学習障害を評価する。
2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。
3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。
4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。
5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。
Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。
1: Behave-AD
2: DASC-21
3: MoCA-J
4: FAST
5: MMSE
FIMの評価項目に含まれないのはどれか。
1: 食 事
2: 整 容
3: 掃 除
4: 階段昇降
5: 社会的交流