デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者のADLで適切でないのはどれか。
1: 太柄の軽いペングリップにする。
2: 物を取るにはリーチャーを利用する。
3: 登はん性起立により立位をとる。
4: 洗い場と浴槽との高さを同一にする。
5: 車椅子のシーティング調整が必要である。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのADL(厚生省筋萎縮症研究班機能障害分類による。)について適切でないのはどれか。
1: ステージ2-階段昇降が片手手すりで可能
2: ステージ3-椅子からの起立可能
3: ステージ4-独歩で5 m以上可能
4: ステージ5-歩行器歩行が可能
5: ステージ6-ずり這い可能
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ7(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による)のADLで適切でないのはどれか。
1: 長柄のブラシで髪を整える。
2: アームサポートを利用して歯磨きを行う。
3: 食事では皿をターンテーブルに置く。
4: 前開きシャツの着脱訓練を行う。
5: トイレでは前方テーブルを用いて姿勢を保持する。
筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: デュシェンヌ型は男児に発症する。
2: デュシェンヌ型では心筋障害はまれである。
3: 肢帯型は常染色体優性遺伝である。
4: 顔面肩甲上腕型は仮性肥大が特徴である。
5: 先天性筋ジストロフィー(福山型)は精神遅滞を伴う。
ステージ5(厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類による)のデュシェンヌ型筋ジストロフィー児に対する作業療法で誤っているのはどれか。
1: トランスファーボードや広い座面の便器を使用する。
2: はき口のゆるい靴下を用いる。
3: 洗面台を使って立位で顔を洗う。
4: 車椅子操作の習熟を図る。
5: 回転式の皿の適応を検討する。
進行性筋ジストロフィー患者について誤っているのはどれか。
1: 福山型(先天性)は口唇での食物の取り込みが困難になる。
2: 肢帯型は座面昇降式の車椅子を使用する。
3: ベッカー型は脊柱変形のため車椅子の改造が必要となる。
4: デュシェンヌ型は頭を掻くのにしゃくとり様動作を使う。
5: 顔面肩甲上腕型では歩行は保たれることが多い。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ4(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)のADLで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.平地歩行は可能イ.車椅子操作は可能ウ.両手手すりでの階段昇降は可能エ.椅子からの立ち上がりは可能オ.ずり這い移動は可能
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
Duchenne型筋ジストロフィーのステージ5(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)のときのADLアプローチで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 食器は体幹を動かさずに届く範囲に配置する。
2: 万能カフでブラシを把持して整髪する。
3: ズボンの着脱は立位で行う。
4: 便器への移乗にトランスファーボードを用いる。
5: 洗体時に座位保持椅子を導入する。
14歳の男子。デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)。養護施設に入所し教育・訓練を受けている。作業療法で適切でないのはどれか。
1: 歯磨き動作維持のためアームサポートを工夫する。
2: 更衣動作自立のためボタンエイドの使用訓練を行う。
3: トイレでの姿勢保持用に前方テーブルを設置する。
4: 食事のリーチ補助にターンテーブルを利用する。
5: 趣味活動の草花栽培にかさ上げした花瓶を設置する。
12歳の男児。デュシェンヌ型筋ジストロフィー。四つ這いは不可能である。作業療法で適切でないのはどれか。
1: 肩関節の自動運動による関節可動域の改善
2: 肘および手指のストレッチングによる拘縮の予防
3: 椅子の工夫による座位姿勢の保持
4: パソコンによるコミュニケーション手段の確保
5: 学業や創作活動による活動量の維持
10歳の男児。デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)。誤っているのはどれか。
1: 食事動作は自立している。
2: 車椅子の操作は可能である。
3: 四つ這いによる移動は可能である。
4: いざりによる移動は可能である。
5: 座位の保持は可能である。
Duchenne型筋ジストロフィーのステージ(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)と自立できる日常生活動作との組合せで正しいのはどれか。
1: 4b-椅子に座った姿勢での洗面動作
2: 5-洋式トイレでの排泄動作
3: 6-浴槽への出入り動作
4: 7-かぶりシャツの更衣動作
5: 8-臥位姿勢による尿器を使用した排尿動作
10歳のデュシェンヌ型筋ジストロフィー児に行う理学療法で誤っているのはどれか。
1: 在宅呼吸訓練の指導
2: 腸脛靱帯の持続的伸張運動
3: 長下肢装具による歩行訓練
4: 下肢筋への機能的電気刺激
5: 自動運動による筋力低下の予防
デュシェンヌ型筋ジストロフィーで誤っているのはどれか。
1: 動揺性歩行
2: トレンデレンブルグ歩行
3: 膝屈曲位での立位姿勢
4: 尖足位での立位姿勢
5: 膝に手をついての立ち上がり
デュシェンヌ型筋ジストロフィーステージ7(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)の理学療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.漸増抵抗運動イ.関節可動域訓練ウ.呼吸訓練エ.座位保持装置による側弯予防オ.装具を用いた歩行訓練
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
筋疾患で正しいのはどれか。
1: Duchenne型ジストロフィーは中枢神経系形態異常を伴う。
2: Becker型ジストロフィーは5歳までに発症する。
3: 顔面肩甲型ジストロフィーは腰臀部の筋から発症する。
4: 筋強直性ジストロフィーはミオトニアがみられる。
5: 肢帯型ジストロフィーはミオパシー顔貌がみられる。
Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 関節拘縮は生じにくい。
2: 知覚障害はまれである。
3: 筋萎縮は遠位筋から始まる。
4: Gowers徴候が特徴である。
5: 5歳ころまでに歩行不能になることが多い。
Duchenne型筋ジストロフィーの特徴で正しいのはどれか。
1: 下肢筋力が上肢筋力より早く低下する。
2: 出生時から筋緊張低下がみられる。
3: 15~20歳で歩行不能となる。
4: 常染色体劣性遺伝である。
5: ミオトニア現象を認める。
デュシェンヌ型筋ジストロフィー症の特徴で適切でないのはどれか。
1: 登はん性起立
2: 立位での腰椎後弯
3: 膝関節の屈曲拘縮
4: 腓腹筋の仮性肥大
5: 動揺性歩行
デュシェンヌ型筋ジストロフィー症の特徴で適切でないのはどれか。
1: 登はん性起立
2: 立位での腰椎後弯
3: 膝関節の屈曲拘縮
4: 腓腹筋の仮性肥大
5: 動揺性歩行