第57回午前第70問の類似問題

第43回午前:第86問

大腿義足の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ホイップ - 膝継手軸の外旋

2: 義足側外転歩行 - 初期内転角の不足

3: 健側肢の伸び上がり - ソケット内壁の高さ不足

4: 義足側分回し歩行 - 義足長が短い

5: 義足側への体幹側屈 - 切断側外転筋の筋力低下

第48回午前:第71問

立位姿勢で、頭上からバーベルを肩まで下ろす時に遠心性収縮となる筋はどれか。  

1: 上腕二頭筋

2: 腕橈骨筋

3: 大菱形筋

4: 前鋸筋

5: 広背筋

第57回午前:第82問

ASIAの評価法における脊髄髄節とそのkey muscleとの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5 ── 肘関節屈筋群

2: C6 ── 肘関節伸筋群

3: C7 ── 小指外転筋

4: L2 ── 膝関節伸筋群

5: L3 ── 足関節背屈筋群

  • 答え:1
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄髄節ごとにkey muscleが定められており、それぞれの髄節の機能を評価する際に重要な役割を果たしています。この問題では、脊髄髄節とkey muscleの正しい組み合わせを選ぶことが求められています。
  • C5のkey muscleは上腕二頭筋と上腕筋であり、肘関節屈筋群に属しているため、正しい組み合わせです。
  • C6のkey muscleは長短橈側手根伸筋であり、手関節伸筋に属しているため、誤りです。肘関節伸筋群(上腕三頭筋)はC7のkey muscleです。
  • C7のkey muscleは上腕三頭筋であり、肘関節伸筋群に属しているため、誤りです。小指外転筋はT1のkey muscleです。
  • L2のkey muscleは股関節屈筋群であり、膝関節伸筋群ではないため、誤りです。膝関節伸筋群(大腿四頭筋)はL3のkey muscleです。
  • L3のkey muscleは膝関節伸筋群(大腿四頭筋)であり、足関節背屈筋群ではないため、誤りです。足関節背屈筋群(前脛骨筋)はL4のkey muscleです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第71問

足部の関節について正しいのはどれか。  

1: 中足間関節は縦アーチを形成する。

2: 横足根関節は横アーチを形成する。

3: 足根中足関節では回内外が起こる。

4: 距骨下関節では内がえしが起こる。

5: 距腿関節は背屈位で関節の遊びが大きくなる。

第44回午後:第43問

脊柱の屈曲に関与する筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腹直筋

2: 上後鋸筋

3: 外腹斜筋

4: 腰方形筋

5: 脊柱起立筋

第40回午前:第19問

棘上筋部分断裂の患者に対する図のような運動で期待できない効果はどれか。 

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1: 小円筋の筋力増強

2: 大円筋の筋力増強

3: 棘上筋の筋力増強

4: 肩甲下筋の拘縮改善

5: 腱板筋群の協調性改善

第42回午前:第79問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。  

1: 早期から筋萎縮が見られる。

2: 拘縮の強い例でも肩甲上腕リズムは保たれている。

3: 結髪に比べ結帯動作は制限されにくい。

4: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第56回午後:第57問

橈骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘 筋

2: 回外筋

3: 背側骨間筋

4: 方形回内筋

5: 短母指外転筋

  • 答え:1 ・2
  • 解説:橈骨神経は主に上腕と前腕の筋肉を支配しており、肘筋や回外筋などがその例です。尺骨神経や正中神経はそれぞれ異なる筋肉群を支配しています。
  • 肘筋は橈骨神経が支配しており、肘関節の屈曲を助ける役割があります。これは正しい選択肢です。
  • 回外筋も橈骨神経が支配しており、前腕の回外(手のひらを上に向ける動作)を行う筋肉です。これも正しい選択肢です。
  • 背側骨間筋は尺骨神経が支配しており、手の指の伸展を助ける役割があります。この選択肢は橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 方形回内筋は正中神経が支配しており、手首の回内(手のひらを下に向ける動作)を行う筋肉です。この選択肢も橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 短母指外転筋は正中神経が支配しており、親指の外転(親指を他の指から離す動作)を行う筋肉です。この選択肢も橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第2問

作業場面を示す。この作業分析で正しいのはどれか。 

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1: 絵画と比べて自由度が高い。

2: いつでも作業を中断・再開できる。

3: 情緒反応として攻撃性が出現しやすい。

4: 主とした関節運動は手関節屈曲・伸展である。

5: 肩関節筋力増強を目的に作業を段階付けることができる。

第57回午後:第70問

筋と作用の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 頰 筋 ── 頰をふくらませる。

2: 咬 筋 ── 下顎を引き下げる。

3: 前頭筋 ── 眉を持ち上げる。

4: 側頭筋 ── 下顎を持ち上げる。

5: 内側翼突筋 ── 唇をすぼめる。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:この問題では、筋とその作用の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。筋は身体の動きを支えるために重要な役割を果たしており、それぞれの筋には特定の作用があります。
  • 頰筋は、口角を外側に引き上げて歯列に押し付ける作用があります。頰をふくらませるためには、強く口を閉じるために口輪筋の作用が必要です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 咬筋は、下顎を挙上させる作用があります。下顎を引き下げる筋は、顎二腹筋です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 前頭筋は、眉を持ち上げる作用があります。この選択肢は正しいです。
  • 側頭筋は、下顎を持ち上げる作用があります。この選択肢は正しいです。
  • 内側翼突筋は、下顎を挙上させる作用があります。唇をすぼめる筋は、口輪筋です。したがって、この選択肢は誤りです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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