第56回午後第84問の類似問題

第49回午前:第33問

骨量の低下を認めるのはどれか。  

1: 痛風

2: 骨軟化症

3: 骨粗鬆症

4: サルコペニア

5: 甲状腺機能低下症

第57回午前:第43問

ポストポリオ症候群で正しいのはどれか。  

1: 疼痛を伴うことは少ない。

2: 発症年齢は10歳以下が多い。

3: 罹患筋の運動単位数は減少している。

4: 非麻痺側に新たな筋力低下は起こらない。

5: MMT3レベル以下の新たな筋力低下に対して筋力増強運動を行う。

第36回午後:第66問

廃用症候群に含まれないのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 尿路結石

3: 骨粗鬆症

4: 反張膝

5: 体力低下

第55回午後:第36問

成人期に発症するポリオ後症候群のHalsteadらの診断基準にないのはどれか。  

1: 感覚障害

2: 関節痛

3: 筋萎縮

4: 筋肉痛

5: 疲労

第53回午後:第84問

廃用症候群によって低下しないのはどれか。  

1: 筋力

2: 肺活量

3: 心拍数

4: 身体活動性

5: 胃腸管運動

  • 答え:3
  • 解説:廃用症候群は、長期間の安静や不活動によって生じる身体機能の低下を指します。筋力、肺活量、心拍出量、身体活動性、胃腸管運動などが低下することが一般的ですが、心拍数は低下しません。
  • 筋力は廃用症候群によって低下します。安静臥位により1日2%程度の割合で廃用性筋萎縮が生じるためです。
  • 肺活量は廃用症候群によって低下します。安静臥位により心肺機能が低下するためです。
  • 心拍数は廃用症候群によって低下しません。むしろ、安静臥位により1回拍出量が低下するため、心拍数は増加することがあります。
  • 身体活動性は廃用症候群によって低下します。安静による全身持久力の低下により、脱力感や易疲労性が生じるためです。
  • 胃腸管運動は廃用症候群によって低下します。不動による交感神経系の亢進の結果、胃腸管運動が低下するためです。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第93問

我が国におけるメタボリックシンドロームの診断基準に含まれないのはどれか。  

1: 中性脂肪

2: 空腹時血糖

3: 収縮期血圧

4: ウエスト周囲径

5: LDLコレステロール

  • 答え:5
  • 解説:メタボリックシンドロームの診断基準は、ウエスト周囲径が必須項目で、高トリグリセリド血症、収縮期血圧、空腹時高血糖のうち2項目以上が選択項目です。LDLコレステロールは診断基準に含まれません。
  • 中性脂肪は高トリグリセリド血症として診断基準に含まれており、150 mg/dl以上が基準となります。
  • 空腹時血糖は診断基準に含まれており、110 mg/dl以上が基準となります。
  • 収縮期血圧は診断基準に含まれており、130 mmHg以上が基準となります。拡張期血圧も診断基準に含まれており、85 mmHg以上が基準となります。
  • ウエスト周囲径は診断基準の必須項目であり、男性85 cm以上、女性90 cm以上が基準となります。
  • LDLコレステロールは診断基準に含まれない項目です。代わりに、HDLコレステロール(低HDLコレステロール血症)が診断基準に含まれており、40 mg/dl未満が基準となります。
  • 科目:保健医療福祉
  • 重要度:プレミアム特典
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