第53回午後第93問の類似問題

第52回午後:第50問

栄養状態の評価として有用性が低いのはどれか。  

1: 血小板数

2: 下腿周囲径

3: 体重減少率

4: Body Mass Index

5: 血清アルブミン値

第56回午後:第84問

筋量減少が診断基準に含まれるのはどれか。  

1: フレイル

2: サルコペニア

3: ポストポリオ症候群

4: メタボリックシンドローム

5: ロコモティブシンドローム

  • 答え:2
  • 解説:筋量減少が診断基準に含まれるのはサルコペニアである。サルコペニアは、四肢骨格筋量減少、身体機能減弱、筋力低下が診断基準となっている。
  • フレイルは、体重減少、主観的疲労感、日常生活活動量の減少、身体能力の減弱、筋力低下が診断基準であり、筋量減少は含まれていない。
  • サルコペニアは正しい選択肢であり、四肢骨格筋量減少、身体機能減弱、筋力低下が診断基準となっている。サルコペニアは加齢に伴う筋肉量の減少や筋力の低下を指す。
  • ポストポリオ症候群の診断基準に筋量減少は含まれていない。ポストポリオ症候群は、ポリオ罹患後、年月を経て易疲労性、筋力低下、痛み、嚥下障害など新たな障害を生じる症状群である。
  • メタボリックシンドロームの診断基準は、ウエスト周囲径、高トリグリセリド血症・低HDLコレステロール血症、血圧、空腹時血糖値であり、筋量減少は含まれていない。
  • ロコモティブシンドロームの診断基準は、立ち上がりテスト、2ステップテストなど運動や動きにより診断されるものであり、筋量減少は含まれていない。ロコモティブシンドロームは、運動器の機能低下による移動能力の低下を指す。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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