第56回午後第57問の類似問題

第50回午前:第72問

基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外旋 - 大殿筋

2: 伸展 - 腸腰筋

3: 内転 - 中殿筋

4: 屈曲 - 大腿二頭筋

5: 屈曲 - 大腿筋膜張筋

第44回午後:第43問

脊柱の屈曲に関与する筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腹直筋

2: 上後鋸筋

3: 外腹斜筋

4: 腰方形筋

5: 脊柱起立筋

第53回午後:第70問

咀嚼筋はどれか。2つ選べ。  

1: 咬筋

2: 側頭筋

3: 口輪筋

4: 小頬骨筋

5: オトガイ筋

  • 答え:1 ・2
  • 解説:咀嚼筋は、主に顎を動かすことで食物を咀嚼するための筋肉で、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つが含まれます。この問題では、咬筋と側頭筋が正解です。
  • 咬筋は咀嚼筋の一つで、頬骨弓から下顎骨に至る四角形の筋です。下顎骨を挙上する働きがあり、咀嚼筋の中で最も強力な筋肉です。
  • 側頭筋は咀嚼筋の一つで、側頭部から下顎骨の筋突起に至る筋です。下顎骨を引き上げて歯を嚙み合わせる働きがあり、一部は下顎骨を後方へ引く働きも持っています。
  • 口輪筋は顔面筋の一つであり、咀嚼筋ではありません。中心部の線維は口を軽く閉じ、周辺部は強く閉じる際に働くほか、口を尖らせる際にも働きます。
  • 小頬骨筋は顔面筋の一つであり、咀嚼筋ではありません。上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋と合わさり鼻翼を引き上げ、鼻唇溝を形成します。
  • オトガイ筋は顔面筋の一つであり、咀嚼筋ではありません。オトガイ部の皮膚を引き上げて下唇をつき出し、小さなくぼみをつくる働きがあります。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第28問

末梢神経障害における症状で正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 顔面神経 ── 開眼障害

2: 副神経 ── 肩甲骨下制障害

3: 橈骨神経 ── 前腕回外障害

4: 閉鎖神経 ── 股関節内転障害

5: 脛骨神経 ── 足関節背屈障害

第39回午後:第38問

肩の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 棘下筋-内転

2: 烏口腕筋-内旋

3: 広背筋-外旋

4: 大円筋-外転

5: 棘上筋-外転

第49回午後:第36問

末梢神経障害における症状で正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 顔面神経 ― 開眼障害

2: 副神経 ― 肩甲骨挙上障害

3: 橈骨神経 ― 前腕回内障害

4: 閉鎖神経 ― 股関節外転障害

5: 脛骨神経 ― 足関節底屈障害

第46回午前:第71問

筋と基本肢位からの肩関節運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 棘上筋 — 外転

2: 大円筋 — 屈曲

3: 小円筋 — 内旋

4: 広背筋 — 伸展

5: 烏口腕筋 — 伸展

第57回午前:第55問

反回神経支配でないのはどれか。  

1: 横披裂筋

2: 甲状披裂筋

3: 輪状甲状筋

4: 後輪状披裂筋

5: 披裂喉頭蓋筋

  • 答え:3
  • 解説:反回神経は咽頭筋を支配し、嚥下時の声門の閉鎖が基本的な機能である。選択肢の筋肉のうち、輪状甲状筋だけが反回神経支配ではなく、迷走神経支配である。
  • 横披裂筋は声門を閉鎖する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 甲状披裂筋は声帯の開閉する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 輪状甲状筋は声帯を引き伸ばす作用を持ち、迷走神経支配であるため、この選択肢が正解である。
  • 後輪状披裂筋は声門を開大する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 披裂喉頭蓋筋は喉頭口を閉じる作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第41回午後:第42問

足の縦アーチの保持に関係しないのはどれか。  

1: 長母指屈筋

2: 母指内転筋

3: 前脛骨筋

4: 長腓骨筋

5: 後脛骨筋

第52回午後:第53問

腕神経叢の後神経束から分岐する神経はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 長胸神経

第38回午後:第42問

運動と筋との組合せで正しいのはどれか。  

1: 母指内転-短母指伸筋

2: 母指屈曲-長掌筋

3: 小指外転-背側骨間筋

4: 手関節橈屈-長橈側手根伸筋

5: 手関節尺屈-浅指屈筋

第39回午後:第4問

筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋-大転子

2: 恥骨筋-小転子

3: 半膜様筋-脛骨内側顆

4: 大腿二頭筋-大腿骨外側顆

5: 膝窩筋-大腿骨内側顆

第49回午後:第53問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋―――小転子

2: 縫工筋―――腸骨稜

3: 大腿直筋――下前腸骨棘

4: 長内転筋――坐骨結節

5: 内側広筋――粗線外側唇

第53回午前:第71問

肩甲骨の下方回旋に作用する筋はどれか。  

1: 前鋸筋

2: 小胸筋

3: 小円筋

4: 棘下筋

5: 鎖骨下筋

  • 答え:2
  • 解説:肩甲骨の下方回旋に作用する筋は小胸筋、菱形筋、肩甲挙筋である。それぞれの筋肉は肩甲骨の動きを制御し、肩関節の安定性や可動域を維持する役割がある。
  • 前鋸筋は肩甲骨の外転(屈曲)と上方回旋に作用する筋肉であり、下方回旋には関与していない。
  • 小胸筋は肩甲骨の下制、外転(屈曲)、下方回旋に作用する筋肉であり、正しい答えである。
  • 小円筋は肩関節の外旋と水平伸展に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 棘下筋は肩関節の外旋と水平伸展に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 鎖骨下筋は肩甲骨の下制と鎖骨外側の下制に作用する筋肉であり、肩甲骨の下方回旋には関与していない。
  • 科目:運動学
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第47回午後:第60問

左下腿後面から足底にかけての模式図に、ある神経の知覚支配領域を斜線で示す。この神経はどれか。 

47_1_60

1: 大腿神経

2: 脛骨神経

3: 総腓骨神経

4: 後大腿皮神経

5: 外側大腿皮神経

第57回午後:第72問

膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 足の長指屈筋

2: 後脛骨筋

3: 膝窩筋

4: 足底筋

5: 腓腹筋

  • 答え:4 ・5
  • 解説:膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋は、足底筋と腓腹筋です。これらは二関節筋であり、膝関節と足関節の両方に作用します。
  • 足の長指屈筋は単関節筋であり、脛骨後面の中央1/3から起始し、第2-5末節骨底に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 後脛骨筋は単関節筋であり、脛骨、腓骨、下腿骨間膜から起始し、舟状骨、3楔状骨、第2-4中足骨底に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 膝窩筋は単関節筋であり、大腿骨外側顆から起始し、脛骨上部後面に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 足底筋は二関節筋であり、大腿骨膝窩面から起始し、踵骨背側面に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用するため、正解です。
  • 腓腹筋は二関節筋であり、内側頭は大腿骨内側上顆、外側頭は大腿骨外側上顆から起始しアキレス腱となり踵骨隆起に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用するため、正解です。
  • 科目:運動学
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第42回午後:第41問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 棘上筋-肩関節外転

2: 三角筋中部-肩関節内転

3: 小円筋-肩関節内旋

4: 肩甲下筋-肩関節水平屈曲

5: 広背筋-肩関節外旋

第36回午後:第14問

腕神経叢の上神経幹を経由しないのはどれか。  

1: 肩甲上神経

2: 筋皮神経

3: 正中神経

4: 橈骨神経

5: 尺骨神経

第39回午後:第63問

正中神経低位麻痺で障害される筋はどれか。2つ選べ。 ア.長母指屈筋イ.母指内転筋ウ.母指対立筋エ.短母指外転筋オ.浅指屈筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第57回午後:第59問

右足部の内側面を図に示す。矢印の骨に付着する筋はどれか。 

57_1_59

1: 後脛骨筋

2: 第三腓骨筋

3: 短腓骨筋

4: 短母指伸筋

5: 虫様筋