第56回午後第51問の類似問題

第40回午後:第12問

内頸動脈系の血管支配を受けないのはどれか。  

1: 前頭葉外側

2: 前頭葉内側

3: 側頭葉外側

4: 頭頂葉内側

5: 後頭葉内側

第56回午前:第55問

頸動脈小体を支配するのはどれか。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 副神経

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。このため、頸動脈小体を支配する神経は舌咽神経です。
  • 滑車神経は正しくありません。滑車神経は外眼筋の一つである上斜筋を支配する運動神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 三叉神経は正しくありません。三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経に分かれる運動性と感覚性神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 顔面神経は正しくありません。顔面神経は顔面筋を支配する運動神経、涙腺などの分泌作用制御の副交感神経、味覚に関わる感覚神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 舌咽神経は正しい答えです。舌咽神経は運動性、知覚性、味覚性、副交感性神経の混合神経であり、扁桃、咽頭、舌、中耳、頸動脈小体からの知覚を送っています。頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。
  • 副神経は正しくありません。副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋の運動性神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第56回午前:第57問

上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。  

1: 奇静脈

2: 鎖骨下静脈

3: 上腸管膜静脈

4: 腎静脈

5: 脾静脈

  • 答え:1
  • 解説:奇静脈は上大静脈と下大静脈を結ぶ静脈であり、他の選択肢は異なる部位や機能を持つ静脈である。
  • 奇静脈は正解であり、上大静脈と下大静脈を結ぶ静脈である。これにより、上半身と下半身の静脈血が交流される。
  • 鎖骨下静脈は間違いであり、内頸静脈と合わさり腕頭静脈になる。これは上肢や頭部からの静脈血を上大静脈に運ぶ役割がある。
  • 上腸管膜静脈は間違いであり、小腸、上行結腸、横行結腸から静脈血を集め、門脈につながる。これは消化器官からの栄養素を肝臓に運ぶ役割がある。
  • 腎静脈は間違いであり、腎臓と下大静脈を結ぶ静脈である。これは腎臓で濾過された血液を下大静脈に戻す役割がある。
  • 脾静脈は間違いであり、脾臓から静脈血を集め、門脈につながる。これは脾臓で処理された血液を肝臓に運ぶ役割がある。
  • 科目:解剖学(その他)
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第51回午前:第57問

上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。  

1: 奇静脈

2: 腎静脈

3: 脾静脈

4: 鎖骨下静脈

5: 上腸間膜静脈

第44回午後:第16問

消化管、膵臓および脾臓からの血液を肝臓内に導く血管はどれか。  

1: 門 脈

2: 肝静脈

3: 下大動脈

4: 固有肝動脈

5: 上腸間膜動脈

第46回午前:第56問

心臓の解剖で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 僧帽弁は3尖である。

2: 大静脈は左心房に入る。

3: 右心室から肺動脈が出る。

4: 卵円窩は心室中隔にある。

5: 冠状動脈は大動脈から分岐する。

第51回午後:第56問

後脊髄小脳路が通るのはどれか。  

1: 大脳脚

2: 内側毛帯

3: 上小脳脚

4: 中小脳脚

5: 下小脳脚

第43回午後:第13問

前交通動脈はどれか。  

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第41回午後:第87問

脳血管障害で誤っているのはどれか。  

1: 危険因子として高血圧がある。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年層の脳出血は動静脈奇形が原因となる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症がある。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。

第47回午後:第57問

左肺の内側面が接するのはどれか。2つ選べ。  

1: 食道

2: 奇静脈

3: 大動脈弓

4: 上大静脈

5: 下大静脈

第42回午後:第15問

上大静脈に直接入るのはどれか。  

1: 椎骨静脈

2: 内胸静脈

3: 外頸静脈

4: 奇静脈

5: 内頸静脈

第57回午後:第54問

運動神経線維のみの脳神経はどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:1 ・5
  • 解説:運動神経のみの脳神経は、滑車神経、外転神経、副神経、舌下神経である。感覚機能のみの神経は、嗅神経、視神経、内耳神経である。複数の神経が関与する神経は、動眼神経、三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経である。
  • 滑車神経は運動神経のみの脳神経であり、目の外側直筋を支配しています。そのため、正解です。
  • 三叉神経は運動神経と感覚神経が関与する脳神経であり、顔面の感覚や咀嚼筋の運動を支配しています。そのため、間違いです。
  • 顔面神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、顔面の表情筋の運動や味覚、涙腺・唾液腺の分泌を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌咽神経は運動神経、感覚神経、自律神経が関与する脳神経であり、咽頭の筋肉の運動や咽頭の感覚、舌の後部の味覚を支配しています。そのため、間違いです。
  • 舌下神経は運動神経のみの脳神経であり、舌の筋肉を支配しています。そのため、正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第41回午後:第13問

心臓で正しいのはどれか。  

1: 右心室から肺静脈が出る。

2: 冠状動脈は大動脈から分岐する。

3: 大動脈弁は2尖である。

4: 僧帽弁は3尖である。

5: 卵円窩は心室中隔にある。

第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第42回午後:第51問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 心房細動は脳塞栓の原疾患となる。

2: 下肢静脈の血栓は肺塞栓の原因となる。

3: 脳塞栓の好発部位は大脳基底核である。

4: 下肢の外傷後に空気塞栓症が起こる。

5: 潜函病では脂肪塞栓症が起こる。

第36回午後:第8問

正しいのはどれか。  

1: 門脈は肝で小葉間動脈となる。

2: 肝右葉は左葉より小さい。

3: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。

4: 胆嚢は胆汁を産生する。

5: 膵臓の導管は一つである。

第38回午後:第64問

脳血管障害で正しい組合せはどれか。  

1: 脳出血-夜間就眠中に発症することが多い。

2: くも膜下出血-突発的に発症する。

3: 脳血栓-数分で症候は完成する。

4: 脳塞栓-症候の完成までに1~2日を要する。

5: 一過性脳虚血発作-血圧の上昇で発症する。

第43回午前:第62問

前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血で生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 錐体路徴候

2: 小脳性失調

3: 記銘力障害

4: 観念運動失行

5: 自発性低下

第51回午後:第66問

呼吸循環調節系について正しいのはどれか。  

1: 頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。

2: 頸動脈小体は総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。

3: 大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。

4: 頸動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。

5: 血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。

第36回午後:第54問

脳血管障害について誤っているのはどれか。  

1: 高血圧と動脈硬化とが危険因子として重要である。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年者の脳出血では動静脈奇形などによる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症が重要である。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。