第56回午後第35問の類似問題

第50回午後:第8問

25歳の男性。Guillain-Barré症候群。発症後3日で運動麻痺は進行しており、呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理中である。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 体位変換

2: 筋力増強運動

3: 胸郭ストレッチ

4: 関節可動域運動

5: 30°程度のリクライニング位

第57回午後:第7問

問題6の連続問題28歳の男性。2週前にGuillain-Barré症候群と診断された。γグロブリン大量静注療法を実施され、症状の進行は停止した。本日実施した右上肢の運動神経伝導検査の結果を表に示す。 現時点で最も導入を検討すべき装具はどれか。 

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1: 長対立装具

2: ナックルベンダー

3: IP関節伸展補助装具

4: 母指Z変形用スプリント

5: コックアップ・スプリント

第42回午前:第67問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。  

1: 四肢の弛緩性麻痺を生じる。

2: 重症では呼吸筋麻痺をきたす。

3: 初期に軽い感覚障害を生じる。

4: 軸索型は脱髄型より予後が良好である。

5: 肢節近位部から遠位部に向けて回復する。

第36回午後:第89問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。  

1: 脱髄性の末梢神経障害

2: 感冒様の前駆症状

3: 深部腱反射の消失

4: 髄液中の細胞数増加

5: 四肢遠位部の筋力低下

第41回午前:第84問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.初期に軽い感覚障害を生じる。イ.四肢の痙性麻痺を生じる。ウ.軸索型は脱髄型より予後は良好である。エ.肢節近位部から遠位部に向けて回復する。オ.重症では呼吸筋麻痺をきたす。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第54回午後:第25問

深部腱反射の亢進がみられるのはどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 多発性硬化症

3: Guillain-Barré症候群

4: 筋強直性ジストロフィー

5: Duchenne型筋ジストロフィー

  • 答え:2
  • 解説:深部腱反射の亢進がみられるのは多発性硬化症である。これは、脱髄巣が多発し、症状の寛解と増悪を繰り返す疾患であり、運動麻痺や感覚障害、深部腱反射の亢進が認められる。
  • 重症筋無力症は、骨格筋の易疲労性、脱力を主症状とする自己免疫機序による神経接合部疾患であり、神経筋伝達障害があるため、腱反射の亢進はみられない。
  • 多発性硬化症は正解であり、脱髄巣が多発し、症状の寛解と増悪を繰り返す疾患である。病巣にもよるが、運動麻痺や感覚障害、深部腱反射の亢進が認められる。
  • Guillain-Barré症候群は、自己免疫機序により、末梢神経の脱髄を生じる疾患である。下肢遠位筋から筋力低下が生じ、左右対称性に上行することが多い。末梢神経系の脱髄疾患であるため、深部腱反射は減弱または消失する。
  • 筋強直性ジストロフィーは、出生時から筋緊張低下と筋力低下を生じる先天型、筋強直や特有の顔貌などを生じる成人型がある。いずれも深部腱反射は減弱する。
  • Duchenne型筋ジストロフィーは、走れない、転びやすいなどの初発症状から、進行性の筋萎縮を示す疾患である。深部腱反射は減弱し、病的反射もみられない。
  • 科目:神経筋疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第84問

ギラン・バレー症候群の症状で誤っているのはどれか。 ア.前駆症状がある。イ.運動麻痺の出現は急速である。ウ.麻痺の進行時に発熱を伴う。エ.腱反射は消失する。オ.自律神経障害がある。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第39回午後:第66問

ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。  

1: 自覚的感覚異常がみられる。

2: 神経原生の筋電図所見である。

3: 軸索型の予後は良好である。

4: 呼吸・嚥下障害を伴う。

5: 髄液の異常所見がみられる。