25歳の男性。Guillain-Barré症候群。発症後3日で運動麻痺は進行しており、呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理中である。理学療法で適切でないのはどれか。
1: 体位変換
2: 筋力増強運動
3: 胸郭ストレッチ
4: 関節可動域運動
5: 30°程度のリクライニング位
問題6の連続問題28歳の男性。2週前にGuillain-Barré症候群と診断された。γグロブリン大量静注療法を実施され、症状の進行は停止した。本日実施した右上肢の運動神経伝導検査の結果を表に示す。 現時点で最も導入を検討すべき装具はどれか。
1: 長対立装具
2: ナックルベンダー
3: IP関節伸展補助装具
4: 母指Z変形用スプリント
5: コックアップ・スプリント
ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。
1: 四肢の弛緩性麻痺を生じる。
2: 重症では呼吸筋麻痺をきたす。
3: 初期に軽い感覚障害を生じる。
4: 軸索型は脱髄型より予後が良好である。
5: 肢節近位部から遠位部に向けて回復する。
ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。
1: 脱髄性の末梢神経障害
2: 感冒様の前駆症状
3: 深部腱反射の消失
4: 髄液中の細胞数増加
5: 四肢遠位部の筋力低下
ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.初期に軽い感覚障害を生じる。イ.四肢の痙性麻痺を生じる。ウ.軸索型は脱髄型より予後は良好である。エ.肢節近位部から遠位部に向けて回復する。オ.重症では呼吸筋麻痺をきたす。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
深部腱反射の亢進がみられるのはどれか。
1: 重症筋無力症
2: 多発性硬化症
3: Guillain-Barré症候群
4: 筋強直性ジストロフィー
5: Duchenne型筋ジストロフィー
ギラン・バレー症候群の症状で誤っているのはどれか。 ア.前駆症状がある。イ.運動麻痺の出現は急速である。ウ.麻痺の進行時に発熱を伴う。エ.腱反射は消失する。オ.自律神経障害がある。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
ギラン・バレー症候群について誤っているのはどれか。
1: 自覚的感覚異常がみられる。
2: 神経原生の筋電図所見である。
3: 軸索型の予後は良好である。
4: 呼吸・嚥下障害を伴う。
5: 髄液の異常所見がみられる。