第55回午後第72問の類似問題

第57回午前:第73問

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維

2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋

3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋

4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋

5: しゃがみ込むときのヒラメ筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:遠心性収縮は筋が伸張されながら収縮する現象で、重力方向の関係で身体の様々な部分で起こります。この問題では、遠心性収縮が生じる運動を2つ選ぶ必要があります。
  • 頭上に手を挙げる運動は肩関節屈曲であり、三角筋前部線維の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 懸垂で体を下ろす運動は肘関節伸展であり、上腕二頭筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 腕立て伏せで肘を伸ばす運動は肘関節伸展であり、上腕三頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 椅子から立ち上がる運動は膝関節伸展であり、大腿四頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • しゃがみ込む運動は足関節背屈であり、ヒラメ筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第41問

肘関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う。

2: 腕橈関節はらせん関節である。

3: 橈尺関節は前腕の回内・回外運動を行う。

4: 肘角は運搬角とも呼ばれる。

5: 肘角は男性より女性で大きい。

第51回午前:第65問

強制呼気時に働く筋はどれか。  

1: 胸鎖乳突筋

2: 外肋間筋

3: 大胸筋

4: 横隔膜

5: 腹斜筋

第49回午後:第53問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋―――小転子

2: 縫工筋―――腸骨稜

3: 大腿直筋――下前腸骨棘

4: 長内転筋――坐骨結節

5: 内側広筋――粗線外側唇

第47回午後:第2問

背臥位での両下肢挙上運動において、次のような姿勢変化が観察された。筋力が低下していると判断される筋はどれか。 

47_1_2

1: 腸腰筋

2: 腹直筋

3: 大腿直筋

4: 大腿二頭筋

5: 腸肋筋

第53回午後:第63問

副交感神経の作用で収縮する筋はどれか。  

1: 立毛筋

2: 排尿筋

3: 血管平滑筋

4: 瞳孔散大筋

5: 内肛門括約筋

  • 答え:2
  • 解説:副交感神経は、身体のリラックスや消化を促す働きがあり、筋肉の収縮や緩和に関与しています。この問題では、副交感神経の作用で収縮する筋を選ぶ必要があります。
  • 立毛筋は皮膚の毛を逆立てる筋肉で、交感神経の作用で収縮します。副交感神経ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 排尿筋は副交感神経(骨盤神経)の作用により収縮し、尿の排出を助けます。この選択肢は正しい答えです。
  • 血管平滑筋は交感神経の作用により収縮し、血管の収縮や拡張を調節します。副交感神経ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 瞳孔散大筋は交感神経の作用により収縮(散瞳)し、瞳孔を拡大させます。副交感神経ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 内肛門括約筋は交感神経の作用により収縮し、排便を制御します。副交感神経ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午前:第60問

右手背部の写真を示す。矢印が示す腱はどれか。 

57_0_60

1: 短母指伸筋腱

2: 長母指伸筋腱

3: 母指内転筋腱

4: 短母指外転筋腱

5: 長母指外転筋腱

第41回午後:第6問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 半腱様筋-総腓骨神経

2: 薄筋-大腿神経

3: 縫工筋-閉鎖神経

4: 足底筋-脛骨神経

5: 母指外転筋-外側足底神経

第50回午後:第53問

肋骨に付着する筋はどれか。  

1: 広背筋

2: 僧帽筋

3: 小円筋

4: 大菱形筋

5: 肩甲下筋

第43回午後:第17問

声門を開く主動筋はどれか。  

1: 顎二腹筋

2: 甲状舌骨筋

3: 輪状甲状筋

4: 後輪状披裂筋

5: 外側輪状披裂筋

第51回午後:第4問

Danielsらの徒手筋力テストで股関節内転筋の段階3を測定する際、図のような代償動作がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

51_1_4

1: 腸骨筋

2: 梨状筋

3: 中殿筋

4: 大腿二頭筋

5: 内側広筋

第49回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストの肘関節屈曲の段階5の検査において、患者が座位で上肢を体側につけ、前腕中間位で測定することが望ましいとされている筋はどれか。  

1: 長橈側手根伸筋

2: 上腕二頭筋

3: 腕橈骨筋

4: 円回内筋

5: 上腕筋

第42回午前:第79問

肩関節周囲炎で正しいのはどれか。  

1: 早期から筋萎縮が見られる。

2: 拘縮の強い例でも肩甲上腕リズムは保たれている。

3: 結髪に比べ結帯動作は制限されにくい。

4: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。

5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。

第47回午前:第72問

筋と体幹の運動の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 最長筋 ― 伸展

2: 腹直筋 ― 屈曲

3: 腰方形筋 ― 回旋

4: 外腹斜筋 ― 回旋

5: 内腹斜筋 ― 回旋

第36回午前:第92問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。  

1: 股関節屈曲は背臥位、膝関節伸展位で行う。

2: 股関節伸展は腹臥位、膝関節伸展位で行う。

3: 股関節外転は背臥位で外旋しないようにして行う。

4: 股関節外旋は背臥位、股・膝関節を90°屈曲位で行う。

5: 膝関節屈曲は背臥位、股関節屈曲位で行う。

第47回午後:第69問

肩甲骨の運動と筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 挙上 ― 小胸筋

2: 下制 ― 大菱形筋

3: 上方回旋 ― 前鋸筋

4: 下方回旋 ― 僧帽筋下部線維

5: 内転 ― 僧帽筋中部線維

第47回午後:第72問

努力性呼気時に働く筋はどれか。  

1: 腹横筋

2: 僧帽筋

3: 大胸筋

4: 小胸筋

5: 胸鎖乳突筋

第42回午前:第6問

図に大腿四頭筋の力と膝蓋大腿関節の関係を示す。図を参考に、次の文で誤っているのはどれか。ただし、ベクトルの大きさは全て同じである。 

42_0_6

1: A:大腿四頭筋の収縮力が脛骨粗面に作用する。

2: B:膝屈曲角度と膝蓋大腿関節に作用する圧力は反比例する。

3: C:反張膝では膝蓋骨が浮き上がる方向へ力が作用する。

4: D:膝蓋骨には生理的に外方への力が作用する。

5: E:Q角が大きいと膝蓋骨に外方への力が強く作用する。

第56回午後:第55問

足関節外側面において、外果の前方を走行する筋はどれか。  

1: 後脛骨筋

2: 短腓骨筋

3: 長腓骨筋

4: 第3腓骨筋

5: 長母指屈筋

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、足関節外側面において外果の前方を走行する筋を選ぶ必要があります。選択肢の筋の中で、第3腓骨筋が外果の前方を走行し、足関節背屈、外反、外転に関与しています。
  • 後脛骨筋は、足関節の内側に位置し、内果の後方を走行します。この筋は足関節の外側面ではなく、内側面に関与しているため、正解ではありません。
  • 短腓骨筋は、足関節の外側面に位置し、外果の後方を走行します。この筋は外果の前方ではなく、後方を走行しているため、正解ではありません。
  • 長腓骨筋は、足関節の外側面に位置し、外果の後方を走行します。この筋も外果の前方ではなく、後方を走行しているため、正解ではありません。
  • 第3腓骨筋は、足関節の外側面に位置し、外果の前方を走行します。この筋は足関節背屈、外反、外転に関与しており、正解です。
  • 長母指屈筋は、足関節の内側に位置し、内果の後方を走行します。この筋は足関節の外側面ではなく、内側面に関与しているため、正解ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第5問

回旋筋腱板を構成しないのはどれか。  

1: 棘上筋

2: 棘下筋

3: 大円筋

4: 小円筋

5: 肩甲下筋