関節可動域運動で正しいのはどれか。
1: 筋収縮を伴ってはならない。
2: 意識障害がある場合は行わない。
3: 運動麻痺の改善を目的として行う。
4: 拘縮の予防・改善を目的として行う。
5: 深部感覚障害がある場合は行わない。
失調症に対する理学療法の進め方で適切でないのはどれか。
1: 重心の低い運動-高い運動
2: 広い範囲の重心移動-狭い範囲の移動
3: 単一方向の運動-多方向の運動
4: 粗大運動-巧緻運動
5: 等尺性運動で近位関節固定-等張性運動で動的運動
平地の運動と比較した水中の運動で正しいのはどれか。
1: 頸部の水位での運動では抗利尿作用が働く。
2: 膝関節の水位での歩行は下肢への抵抗が少ない。
3: 上前腸骨棘部の水位での立位は50%の免荷となる。
4: 乳頭部の水位での上肢挙上運動は心負荷が減少する。
5: 臍部の水位でのゆっくりした股関節外転は負荷が軽減する。
筋力増強法の原則について正しいのはどれか。
1: 筋力増強初期の効果は筋肥大によって起こる。
2: 等尺性運動では最大筋力の80%以上の負荷量を必要とする。
3: 筋収縮速度の違いにかかわらず筋力増強効果は一定である。
4: DeLormeの漸増抵抗運動では1RMの50%以上の負荷量から始める。
5: 過負荷による筋損傷は求心性よりも遠心性の収縮で起こりやすい。