右後下小脳動脈の閉塞で発症した脳梗塞でみられないのはどれか。
1: 右片麻痺
2: 右眼瞼下垂
3: 右小脳性運動失調
4: 右顔面温痛覚障害
5: 左上下肢温痛覚障害
反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。
1: 外傷や手術が誘因になる。
2: 交感神経系の血管運動機能不全が関与する。
3: 患肢の疼痛、発赤および腫脹がある。
4: 起立性低血圧を伴う。
5: 患肢の関節可動域訓練は愛護的に行う。
脳血管障害の片麻痺について正しいのはどれか。
1: 四肢の遠位部と比べて四肢の近位部の回復が遅れることが多い。
2: 上肢の麻痺と比べて下肢の麻痺の回復が遅れることが多い。
3: 上肢に痙縮があると肘関節が屈曲することが多い。
4: 共同運動が出現した後に連合反応が出現する。
5: 発症直後は筋緊張が高まることが多い。
筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 褥瘡が生じやすい。
2: 嚥下障害が起こる。
3: 筋萎縮は近位に強い。
4: 四肢遠位の感覚障害が強い。
5: 眼球運動は末期まで維持される。
脳卒中片麻痺の肩手症候群で誤っているのはどれか。
1: 手指の腫脹から始まる。
2: ブルンストローム法ステージ上肢IV以上で起こりやすい。
3: 肩甲骨は内転・下方回旋をとりやすい。
4: 肩の他動的外転・外旋が制限されやすい。
5: 鎮痛にはTENSが用いられる。
骨折と合併神経麻痺との組合せで適切でないのはどれか。
1: 鎖骨骨折-腕神経叢麻痺
2: 上腕骨骨幹部骨折-筋皮神経麻痺
3: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺
4: コーレス骨折-正中神経麻痺
5: 股関節後方脱臼骨折-坐骨神経麻痺
集中治療室での急性期リハビリテーションに関して正しいのはどれか。
1: 安全面から歩行練習は行わない。
2: squeezingでは呼気時に肺を圧迫する。
3: 頭部挙上位は全身状態が安定してから開始する。
4: 総腓骨神経麻痺の発生予防には踵部の除圧が重要である。
5: 体位排痰法では痰の貯留部位を下にした姿勢を保持する。
小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。
1: 指鼻試験-正常
2: 書 字-小字症
3: 深部腱反射-亢進
4: ロンベルグ試験-陰性
5: 歩 行-逆説運動
正しい組合せはどれか。
1: パンケーキスプリント-尺骨神経麻痺
2: トーマススプリント-正中神経麻痺
3: オッペンハイマースプリント-尺骨神経麻痺
4: ナックルベンダースプリント-橈骨神経麻痺
5: 対立装具--正中神経麻痺
脊髄後索の損傷によって生じるのはどれか。2つ選べ。
1: 部位覚障害
2: 位置覚障害
3: 温痛覚解離
4: 振動覚障害
5: Babinski徴候
内分泌腺とその位置との組合せで誤っているのはどれか。
1: 上皮小体-甲状腺の前面
2: 下垂体-トルコ鞍上面
3: 松果体-間脳の背面
4: 副腎-腎臓の上面
5: 胸腺-胸骨の背面