第54回午前第42問の類似問題

第49回午前:第43問

全身持久力トレーニングを主体とした運動療法を中止すべき状態はどれか。  

1: 心拍数が100/分以上となる。

2: 収縮期血圧が150 mmHg以上となる。

3: 心拍数が安静時から20/分以上増加する。

4: 拡張期血圧が安静時から20 mmHg以上増加する。

5: 収縮期血圧が安静時から30 mmHg以上増加する。

第44回午前:第78問

急性心筋梗塞患者の自宅療養期の運動療法で正しいのはどれか。  

1: 心筋負荷量設定には拡張期血圧が良い指標となる。

2: この時期の運動療法によって壊死部の再生が期待できる。

3: 運動強度は最大心拍数のおよそ30%が適している。

4: 下肢の筋力強化は静的収縮の多い種目を選ぶ。

5: 散歩は時間と速度とを決めて行う。

第34回午後:第35問

血圧調節のメカニズムについて誤っているのはどれか。  

1: 血圧が上がると、化学受容体の興奮性が高くなる。

2: 血圧が上がると、迷走神経の興奮によって心拍出量が減少する。

3: 血圧が下がると、脈拍の増加が起こる。

4: 血圧が下がると、交感神経の興奮によって末梢血管の収縮が起こる。

5: 圧受容体は頸動脈洞にある。

第53回午前:第69問

等張性運動について正しいのはどれか。  

1: 角速度は一定である。

2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。

3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。

4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。

5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。

  • 答え:3
  • 解説:等張性運動は筋肉の長さが変化し、関節の動きが伴う運動であり、等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい特徴がある。
  • 角速度が一定であるのは等速性運動であり、等張性運動ではない。
  • 等尺性運動の方が等張性運動よりも血圧が上昇しやすい。等尺性運動は筋収縮を行う際に筋血流が減少し、末梢血管抵抗の増加をきたすため、血圧が上昇する。
  • 等張性運動は等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。等尺性運動は末梢血管を圧迫し血流抵抗が高くなるため、筋血流が減少する。
  • 等尺性運動は等張性運動よりも心拍数が増加しやすい。そのため、心疾患患者への等尺性運動は好ましくない。
  • 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こるのは等尺性運動であり、等張性運動ではない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午前:第97問

激しい運動時の呼吸循環応答で減少するのはどれか。  

1: 脈 圧

2: 腎血流量

3: 脳血流量

4: 1回換気量

5: 動静脈酸素較差

第38回午後:第24問

副交感神経が優位に働いたときの反応で正しいのはどれか。  

1: 皮膚血管収縮

2: 心拍数増加

3: 収縮期血圧上昇

4: 消化管運動亢進

5: 瞳孔散大

第47回午後:第27問

40歳の男性。運動療法を実施していたところ、心拍数が120/分となった。安静時心拍数が60/分であった場合のKarvonenの方法による運動強度(%)はどれか。ただし、最大心拍数は220-年齢とする。  

1: 20

2: 30

3: 40

4: 50

5: 60