第53回午後第60問の類似問題

第38回午前:第43問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 大腰筋-縫工筋の外側

2: 中殿筋-大転子の下方

3: 大腿二頭筋-膝関節後面の内側

4: 前脛骨筋-足関節前面の外側

5: 後脛骨筋-内果と舟状骨の間

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第57回午後:第56問

一側のみにある動脈はどれか。  

1: 腋窩動脈

2: 鎖骨下動脈

3: 総頸動脈

4: 内頸動脈

5: 腕頭動脈

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、一側のみに存在する動脈を選択する必要があります。選択肢の中で唯一、一側のみに存在する動脈は腕頭動脈です。
  • 腋窩動脈は両側の鎖骨下動脈からそれぞれ分岐しているため、一側のみに存在する動脈ではありません。
  • 鎖骨下動脈は、右側は腕頭動脈から分岐し、左側は大動脈弓から分岐しているため、両側に存在する動脈です。
  • 総頸動脈は、右側は腕頭動脈から分岐し、左側は大動脈弓から分岐しているため、両側に存在する動脈です。
  • 内頸動脈は、両側の総頸動脈からそれぞれ分岐しているため、一側のみに存在する動脈ではありません。
  • 腕頭動脈は右側のみに存在する動脈であり、他の選択肢とは異なり一側のみに存在するため正解です。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第39回午後:第4問

筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋-大転子

2: 恥骨筋-小転子

3: 半膜様筋-脛骨内側顆

4: 大腿二頭筋-大腿骨外側顆

5: 膝窩筋-大腿骨内側顆

第40回午前:第44問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて筋力1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 大腰筋-縫工筋の外側

2: 中殿筋-大転子の下方

3: 大腿二頭筋-膝関節後面の内側

4: 前脛骨筋-足関節前面の内側

5: 後脛骨筋-外果と踵骨の間

第35回午後:第4問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 心臓に分布する冠動脈は1本である。

2: 左房室弁は三尖弁である。

3: 大動脈弁は二尖弁である。

4: 中隔鎌は卵円孔弁の痕跡である。

5: 心耳には乳頭筋が認められる。

第41回午前:第42問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と移動軸との関係で誤っているのはどれか。  

1: 頸部の屈曲-外耳孔と頭頂を結ぶ線

2: 頸部の回旋-鼻梁と後頭結節を結ぶ線

3: 胸腰部の前屈-第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線

4: 胸腰部の回旋-両側の肩峰を結ぶ線

5: 胸腰部の側屈-第1胸椎棘突起と尾骨を結ぶ線

第39回午後:第14問

大動脈弓から分枝するのはどれか。  

1: 右総頸動脈

2: 右椎骨動脈

3: 右鎖骨下動脈

4: 左総頸動脈

5: 左椎骨動脈

第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第35回午後:第5問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第57回午後:第58問

胸部の解剖について正しいのはどれか。  

1: 縦隔後面は心臓である。

2: 肺栄養血管は肺動脈である。

3: 区域気管支は左右5本ずつある。

4: 胸骨柄と第3肋骨は関節を形成する。

5: 臓側胸膜と壁側胸膜は連続している。

  • 答え:5
  • 解説:この問題は胸部の解剖に関する知識を問うもので、正しい選択肢を選ぶことが求められています。選択肢の中で正しいものは、臓側胸膜と壁側胸膜が連続しているという選択肢5です。
  • 縦隔後面は脊柱であり、心臓ではありません。心臓は縦隔の下部中部に位置しています。この選択肢は誤りです。
  • 肺栄養血管は気管支動脈であり、肺動脈ではありません。肺動脈は肺機能血管です。この選択肢は誤りです。
  • 区域気管支は左右で本数が異なり、右肺には10本、左肺には8~10本あります。左右5本ずつではないため、この選択肢は誤りです。
  • 胸骨柄は鎖骨、第1肋骨、第2肋骨と関節を形成しており、第3肋骨とは関節を形成していません。この選択肢は誤りです。
  • 臓側胸膜と壁側胸膜は連続しており、正しい選択肢です。肺を被るのが臓側胸膜で、その外側にあるのが壁側胸膜です。この胸膜は一枚でくっついて連続しています。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第43回午後:第14問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腎静脈には動脈血が流れる。

2: 総腸骨静脈は下大静脈へ流入する。

3: 冠状静脈洞は左心房へ注ぐ。

4: 奇静脈は門脈へ注ぐ。

5: 脳底静脈叢は脊柱管の静脈叢と連絡をもつ。

第35回午前:第97問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で測定する運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸部屈曲-外耳孔と頭頂を結ぶ線

2: 肩関節伸展-上腕骨

3: 肩関節内旋-尺骨

4: 肘関節屈曲-尺骨

5: 手関節尺屈-第3中手骨

第48回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と基本軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩外旋 − 肩峰を通る床への水平線

2: 前腕回外 − 上腕骨

3: 手橈屈 − 示 指

4: 股外旋 − 膝蓋骨より下ろした垂直線

5: 頸部回旋 − 両側の外耳孔を結ぶ線への垂直線

第44回午前:第48問

上肢での血圧測定で正しいのはどれか。  

1: 圧迫帯は肘窩部に設置する。

2: 圧迫帯の幅によって測定値は変化しない。

3: 触診法では上腕動脈の脈拍を触知しながら測定する。

4: 聴診法は触診法よりも測定値がやや低い。

5: 減圧時に血管音が始めて聞こえた点が収縮期血圧である。

第56回午前:第56問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 僧帽弁は三尖弁である。

2: 冠静脈洞は右心房に開口する。

3: 大動脈弁には腱索が付着する。

4: 冠動脈は大動脈弓から分岐する。

5: 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、心臓に関する正しい情報を選択肢から選ぶ必要があります。正しい選択肢は、冠静脈洞が右心房に開口するという情報です。
  • 僧帽弁は二尖弁であり、左心房と左心室の間に位置しています。三尖弁は右心房と右心室の間にありますので、この選択肢は間違いです。
  • 冠静脈洞は右心房に開口し、心臓の静脈血を右心房に戻す役割があります。この選択肢は正しいです。
  • 大動脈弁は左心室から大動脈への血流を制御する弁で、腱索が付着していません。腱索が付着しているのは僧帽弁と三尖弁ですので、この選択肢は間違いです。
  • 冠動脈は上行大動脈から分岐し、心臓に酸素と栄養を供給します。大動脈弓から分岐するのは腕頭動脈、左総頸動脈、左鎖骨下動脈ですので、この選択肢は間違いです。
  • 右冠動脈は右回旋枝に分かれます。左冠動脈は前下行枝と左回旋枝に分かれるため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第46回午前:第52問

筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋 — 大転子

2: 長内転筋 — 坐骨結節

3: 半腱様筋 — 腓骨頭

4: 長腓骨筋 — 舟状骨

5: 前脛骨筋 — 内側楔状骨

第40回午後:第15問

感覚支配で正しい組合せはどれか。  

1: 母指背側-正中神経

2: 前腕尺側-筋皮神経

3: 上腕内側-橈骨神経

4: 足指背側-脛骨神経

5: 下腿内側-伏在神経

第49回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で部位・運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩内旋 ― 尺骨

2: 肩水平屈曲 ― 橈骨

3: 肘伸展 ― 橈骨

4: 手屈曲(掌屈) ― 第3中手骨

5: 手尺屈 ― 第2中手骨

第50回午後:第21問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と基本軸の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上 - 両側の肩峰を結ぶ線

2: 肩内旋 - 肘を通る矢状面への垂直線

3: 手伸展 - 尺骨

4: 股外旋 - 両側の上前腸骨棘を結ぶ線

5: 足屈曲(底屈) - 脛骨への垂直線