運動制御における小脳の役割で正しいのはどれか。
1: 一連の動作の企画
2: 運動プランの切り替え
3: 記憶に基づく運動の修飾
4: 視覚情報を運動指令に変換
5: 自発的な行為のプログラミング
等張性運動について正しいのはどれか。
1: 角速度は一定である。
2: 等尺性運動に比べ血圧が上昇しやすい。
3: 等尺性運動に比べ収縮時の筋血流が増加しやすい。
4: 等尺性運動に比べ心拍数が増加しやすい。
5: 負荷に抗して姿勢を維持するときに起こる。
運動療法で正しいのはどれか。
1: 自動運動とは重力に抗して行う運動のことである。
2: 自動介助運動とは最小重力肢位で行う運動のことである。
3: 等尺性運動は等張性運動よりも筋持久力増強効果が大きい。
4: 等速性運動では低速運動の方が高速運動より大きな筋力が発揮できる。
5: 重錘を用いた運動では全可動域にわたって筋に加わる負荷が変化しない。
伸張反射について正しいのはどれか。
1: 侵害受容反射である。
2: 単シナプス反射である。
3: 求心性線維はIb群線維である。
4: 遠心性線維はγ運動線維である。
5: 筋紡錘内の錘内線維を支配するのはα運動線維である。
末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。
1: 長い神経線維ほど速い。
2: 軸索直径が小さいほど速い。
3: 温度が低いと速い。
4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。
5: 運動神経は感覚神経より速い。
深部腱反射について正しいのはどれか。
1: 感覚入力はⅢ群求心性線維を介する。
2: 運動出力はα運動神経を介する。
3: 錘外筋線維が受容器となる。
4: 反射閾値は一定である。
5: 高齢者では亢進する。
筋力増強で正しいのはどれか。
1: 遠心性収縮は等尺性収縮より大きな負荷をかけられる。
2: 等速性運動は徒手による筋力増強に適している。
3: 訓練による筋肥大は筋力増大に先行して現れる。
4: 等張性収縮時は等尺性収縮時より血圧が上昇しやすい。
5: 同負荷ならば上肢に比べて下肢訓練時に血圧が上昇しやすい。
神経伝導で正しいのはどれか。
1: 体温の低い方が速い。
2: 髄鞘のない方が速い。
3: 線維直径の太い方が速い。
4: 線維が長いと活動電位は減衰する。
5: 線維の途中を刺激すると刺激部位から片側性に伝導する。
神経筋再教育で正しいのはどれか。
1: 随意運動を促通する。
2: 神経断裂に適応される。
3: 自動介助運動は用いない。
4: 関節障害には適応されない。
5: 意識レベルがJCSⅢ-200にも適応される。