第52回午後第53問の類似問題

第34回午後:第10問

皮質脊髄路に含まれないのはどれか。  

1: 中心前回

2: 内 包

3: 大脳脚

4: 錐体交叉

5: 脳神経核

第44回午前:第14問

腕神経叢の損傷部位を図に示す。臨床所見はどれか。2つ選べ。 

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1: 三角筋筋力低下

2: 上腕二頭筋筋力低下

3: 腕橈骨筋筋力低下

4: 前腕橈側感覚鈍麻

5: 中指感覚鈍麻

第34回午後:第5問

肘部で触知できないのはどれか。  

1: 腕橈骨筋

2: 上腕二頭筋腱

3: 上腕骨外側上顆

4: 尺骨神経

5: 橈骨動脈

第57回午後:第55問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

2: 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。

3: 運動神経細胞は後角にある。

4: 深部感覚は前索を上行する。

5: 温痛覚は後索を上行する。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、脊髄に関する知識を問うています。脊髄は中枢神経系の一部であり、神経細胞の細胞体や神経線維が集まっています。正しい選択肢は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体が後根神経節に存在することです。
  • 選択肢1は正しいです。体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在します。これは、感覚情報を脊髄に伝達する役割を果たしています。
  • 選択肢2は間違いです。白質は神経線維が集まっている部分であり、その大部分を神経細胞の細胞体が占めるのは灰白質です。白質は脊髄の周囲にあり、神経線維が無数に走っています。
  • 選択肢3は間違いです。運動神経細胞は脊髄の前角に存在し、筋肉への指令を伝える役割を果たしています。後角には感覚神経細胞があり、感覚情報を受け取ります。
  • 選択肢4は間違いです。深部感覚は脊髄の後索を上行し、脳に伝達されます。前索は粗大触圧感覚が上行する部分であり、深部感覚とは異なります。
  • 選択肢5は間違いです。温痛覚は脊髄の側索を上行し、脳に伝達されます。後索は深部感覚が上行する部分であり、温痛覚とは異なります。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第40回午後:第1問

神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。  

1: 下垂体前葉

2: 下垂体後葉

3: 甲状腺

4: 副腎皮質

5: 副腎髄質

第46回午前:第53問

外側皮質脊髄路が交叉するのはどこか。  

1: 放線冠

2: 内包

3: 中脳

4: 延髄

5: 脊髄

第56回午後:第54問

腱板を構成する筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 三角筋

3: 上腕筋

4: 僧帽筋

5: 大円筋

  • 答え:1
  • 解説:腱板は肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の4つの筋で構成されており、肩関節の安定化に関与している。
  • 肩甲下筋は腱板を構成する筋の1つであり、正しい答えです。
  • 三角筋は腱板を構成する筋ではなく、肩の動きに関与する筋です。
  • 上腕筋は腱板を構成する筋ではなく、上腕の動きに関与する筋です。
  • 僧帽筋は腱板を構成する筋ではなく、首や肩の動きに関与する筋です。
  • 大円筋は腱板を構成する筋ではなく、肩関節の内転や内旋に関与する筋です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第38回午後:第91問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 胸郭出口症候群-副神経

2: 肘部管症候群-橈骨神経

3: 手根管症候群-尺骨神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第48回午後:第62問

末梢神経について正しいのはどれか。  

1: A群は最も太い。

2: B群は無髄である。

3: C群は有髄である。

4: 交感神経節前線維はC群である。

5: 交感神経節後線維はB群である。

第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第46回午前:第32問

外傷と合併しやすい神経麻痺との組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕骨骨幹部骨折 — 腋窩神経麻痺

2: 尺骨骨折 — 正中神経麻痺

3: 股関節後方脱臼 — 坐骨神経麻痺

4: 大腿骨顆部骨折 — 大腿神経麻痺

5: 脛骨骨幹部骨折 — 脛骨神経麻痺

第57回午後:第53問

神経核が橋に位置するのはどれか。  

1: 副神経

2: 滑車神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 舌下神経

  • 答え:3
  • 解説:脳神経は中脳、橋、延髄の神経核に位置しており、それぞれの部位から特定の神経が発生しています。橋からは三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経が位置しています。
  • 副神経は間違いで、副神経は延髄から発生しています。
  • 滑車神経は間違いで、滑車神経は中脳から発生しています。
  • 顔面神経は正解で、顔面神経は橋から発生しています。
  • 舌咽神経は間違いで、舌咽神経は延髄から発生しています。
  • 舌下神経は間違いで、舌下神経は延髄から発生しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第46回午後:第60問

手根管の模式図を示す。解剖で正しいのはどれか。 

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1: 尺骨神経

2: 尺骨動脈

3: 正中神経

4: 長母指屈筋腱

5: 有頭骨

第42回午後:第79問

末梢神経損傷で誤っているのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 異常感覚

3: 発汗異常

4: 腱反射亢進

5: 筋線維束攣縮

第51回午前:第70問

肩関節の外旋筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 広背筋

3: 三角筋前部

4: 小円筋

5: 大胸筋

第35回午後:第19問

脊椎に付着しないのはどれか。  

1: 僧帽筋

2: 肩甲挙筋

3: 広背筋

4: 後鋸筋

5: 前鋸筋

第52回午前:第55問

胸椎に付着する筋はどれか。  

1: 外腹斜筋

2: 肩甲挙筋

3: 前鋸筋

4: 僧帽筋

5: 内腹斜筋

第41回午後:第9問

脳神経の中で副交感神経線維を含まないのはどれか。  

1: 動眼神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 迷走神経

第51回午後:第54問

腸骨翼の外面に付着する筋はどれか。  

1: 大腰筋

2: 腸骨筋

3: 中殿筋

4: 梨状筋

5: 大腿筋膜張筋

第53回午前:第53問

外側腋窩隙を構成する筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 棘下筋

3: 広背筋

4: 大円筋

5: 肩甲下筋

  • 答え:4
  • 解説:外側腋窩隙は、小円筋、大円筋、上腕骨、上腕三頭筋長頭で囲まれた四角形の隙間であり、後上腕回旋動脈と腋窩神経が通っている。この問題では、外側腋窩隙を構成する筋を選ぶ必要がある。
  • 棘上筋は肩甲骨棘上窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 棘下筋は肩甲骨棘下窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 広背筋は下部胸椎・腰椎・仙椎棘突起、腸骨稜、下部肋骨、肩甲骨下角、胸腰筋膜から起始し、上腕骨小結節稜に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 大円筋は肩甲骨下角から起始し、上腕骨小結節稜に停止する。この筋は外側腋窩隙を構成しているため、正解です。
  • 肩甲下筋は肩甲下窩から起始し、上腕骨小結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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