第52回午前第93問の類似問題

第47回午前:第95問

運動負荷を漸増すべきでないのはどれか。  

1: 発症後2日のラクナ梗塞患者

2: 抗凝固薬投与中の心房細動患者

3: 発症後1週以内の労作性狭心症患者

4: 在宅酸素療法導入後の慢性閉塞性肺疾患患者

5: 下大静脈フィルター留置後の深部静脈血栓症患者

第42回午後:第71問

急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。  

1: 高血圧は危険因子である。

2: 冠動脈の閉塞で起こる。

3: 胸痛のない心筋梗塞が存在する。

4: 心電図上、異常Q波が最も早期の変化である。

5: 血中CK値が上昇する。

第46回午後:第39問

急性心筋梗塞のためのリハビリテーションプログラムにおいて、厚生省「循環器疾患のリハビリテーションに関する研究」班(平成8年度)に基づいた進行基準の項目でないのはどれか。  

1: 心拍数

2: 自覚症状

3: 収縮期血圧

4: 心電図ST変化

5: 経皮的動脈血酸素飽和度

第41回午前:第96問

心筋梗塞のリハビリテーションの効果で誤っているのはどれか。  

1: 運動耐容能の向上

2: 生活の質の向上

3: 余命の延長

4: HDLコレステロール値の上昇

5: 安静時心拍数の上昇

第46回午前:第78問

血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。  

1: 利尿

2: 心拍数増加

3: 心拍出量増大

4: 血管平滑筋収縮

5: ナトリウム貯留

第56回午前:第65問

心臓について正しいのはどれか。  

1: 冠動脈の血流は収縮期に増加する。

2: 左心房と左心室は同時に収縮が始まる。

3: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。

4: 心筋の収縮はH+の細胞内流入により生じる。

5: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加させる。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、心臓に関する正しい情報を選択肢の中から選ぶ必要があります。正しい選択肢は、ノルアドレナリンが心筋収縮力を増加させるというものです。
  • 冠動脈の血流は、収縮期ではなく拡張期に増加します。これは、交感神経刺激によって引き起こされます。
  • 左心房と左心室は同時に収縮が始まるわけではありません。左心房が収縮するとき、左心室は拡張しています。
  • 心筋は伸張されると収縮力が低下するのではなく、逆に収縮力が増加します。これは、Starlingの法則として知られています。
  • 心筋の収縮は、H+の細胞内流入ではなく、Ca2+の細胞内流入によって生じます。
  • ノルアドレナリンは副腎髄質から分泌され、交感神経刺激時に血圧上昇などの作用があります。これにより、心筋収縮力が増加するため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(呼吸・循環系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第38問

冠動脈疾患後の維持期リハビリテーションの目的で誤っているのはどれか。  

1: 再発予防

2: 高血圧の改善

3: 冠動脈硬化の改善

4: 心筋壊死部の筋再生

5: 冠循環側副血行の増大

第45回午後:第93問

急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。  

1: 喫煙は危険因子である。

2: 不整脈を伴うことが多い。

3: 心電図ではST上昇がみられる。

4: 血中の白血球数の増加がみられる。

5: ニトログリセリンの舌下投与が治療に有効である。

第50回午前:第91問

急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見でないのはどれか。  

1: 白血球数増加

2: トロポニンⅠ上昇

3: クレアチニン上昇

4: 乳酸脱水素酵素(LD)上昇

5: クレアチンキナーゼ(CK)上昇

第52回午後:第37問

持久力トレーニングの効果として正しいのはどれか。  

1: 呼吸数の増加

2: 1回拍出量の減少

3: 安静時心拍数の減少

4: 末梢血管抵抗の増加

5: 最大酸素摂取量の減少

第47回午後:第48問

厚生省「循環器疾患のリハビリテーションに関する研究」班(平成8年度)に基づいた心筋梗塞の急性期リハビリテーションプログラム進行基準で、次の段階のプログラムに進行してもよい状態はどれか。  

1: 訓練時にめまいが出現した。

2: 安静時心拍数が140/分であった。

3: ST上昇型で訓練時のSTが0.4 mV低下した。

4: 訓練時の収縮期血圧が安静時に比べて10 mmHg上昇した。

5: 訓練時の収縮期血圧が安静時に比べて20 mmHg低下した。

第42回午後:第51問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 心房細動は脳塞栓の原疾患となる。

2: 下肢静脈の血栓は肺塞栓の原因となる。

3: 脳塞栓の好発部位は大脳基底核である。

4: 下肢の外傷後に空気塞栓症が起こる。

5: 潜函病では脂肪塞栓症が起こる。

第57回午前:第46問

運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。  

1: 胸痛の出現

2: チアノーゼ

3: 単発性心室期外収縮

4: 喘鳴による呼吸困難感

5: 胸部不快感を伴う心室頻拍

第49回午後:第65問

心臓で正しいのはどれか。  

1: 収縮期に冠血管の血流は増加する。

2: 心筋は伸張されると収縮力が低下する。

3: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。

4: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。

5: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生じる。