超音波療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 周波数は深達度に影響しない。
2: 成長期の小児の骨端線への照射は避ける。
3: 水中の照射では温熱効果は期待できない。
4: 骨セメントを使用している部位は照射を避ける。
5: 空気中の照射では皮膚とプローブを約10 cm離す。
超音波療法について正しいのはどれか。
1: 周波数は深達度に影響しない。
2: 空気中の照射では皮膚と導子を約10 cm程度離す。
3: 水中の照射では温熱効果は期待できない。
4: 導子を固定して照射すると組織に過熱は生じない。
5: 成長期の子供の骨端線への照射は避ける。
超音波療法について正しいのはどれか。
1: 生体内では摩擦熱は発生しない。
2: 治療導子の移動速度は7〜8 cm/sがよい。
3: 周波数が高いほど深部組織が加熱される。
4: 逆圧電効果によるエネルギー変換を用いている。
5: 媒介物質(カップリング剤)は1 mm程度に塗る。
超音波療法で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.深部組織への照射は周波数3 MHzの導子を用いる。イ.凹凸部位への照射は水中法を用いる。ウ.0.5~1.0 W/cm2の強度は非温熱作用に用いる。エ.照射面積は有効治療面積(ERA)の2倍以内とする。オ.ビーム不均等率(BNR)6以上の導子は1 cm/秒で移動させる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
超音波療法について正しいのはどれか。
1: 超音波の強度は5~10 W/cm2を用いる。
2: 3 MHzは1 MHzに比べより深部まで到達する。
3: 人工関節への照射は禁忌である。
4: 褥瘡の治癒促進効果がある。
5: 治療範囲は有効照射面積の4倍とする。
極超短波療法で誤っているのはどれか。
1: 医療用には2,450 MHzの周波数を用いる。
2: 筋層の温熱に適する。
3: 照射強度は導子と皮膚との距離に反比例する。
4: 照射前に磁気カードや時計を外す。
5: 妊娠中の理学療法士が操作するのは避ける。
超音波療法の水中法について誤っているのはどれか。
1: 水道水を煮沸して利用する。
2: 導子の表面についた気泡は取り除く。
3: 導子を移動しながら照射する。
4: 導子を操作する手は水面から出す。
5: 導子と患部との距離は約15 cm離す。
温熱を目的とした超音波療法で正しいのはどれか。
1: 0.1 W/cm2未満の強度が推奨される。
2: 3 MHzでは1 MHzより深部まで加熱できる。
3: 圧電効果によるエネルギー変換を用いている。
4: 超音波プローブは対象部位に固定して照射する。
5: 超音波振動による摩擦熱によって温熱作用が生じる。
極超短波療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 生殖器に照射できる。
2: 深部の加熱に適している。
3: 着衣の上からは照射できない。
4: 熱作用は水分含有量に依存する。
5: ペースメーカー使用者に照射できる。
極超短波による物理療法で正しいのはどれか。
1: 蓄熱による熱傷の可能性がある。
2: ホットパックより深達度は浅い。
3: 悪性新生物に対する治療効果がある。
4: 金属プレート挿入部への照射は可能である。
5: 閉塞性動脈硬化症の患肢への照射は効果的である。
30歳の男性。膝前十字靭帯損傷で再建術後4週経過。膝蓋骨遠位部で深さ1 cmの部位に癒着を認める。超音波療法で誤っているのはどれか。
1: 連続波を使用する。
2: 照射面積は導子面積の6倍以内とする。
3: 導子の速度は1~2 cm/秒で行なう。
4: 水中照射法が可能である。
5: 周波数は3 MHzを使用する。
超音波療法が可能な部位はどれか。
1: 眼 球
2: 小児の骨端線
3: 循環障害部
4: 人工股関節
5: 睾 丸
超音波(連続波)療法の生理的作用で誤っているのはどれか。
1: 結合織の伸張性の増大
2: 代謝の亢進
3: 神経伝導速度の増大
4: 関節内温度の上昇
5: 筋緊張の亢進
図に示す物理療法で誤っているのはどれか。
1: ビーム不均等率(BNR)が5.0以下の機器を使用する。
2: 毎秒1 cmの速さで導子を移動する。
3: 有効照射面積(ERA)の5倍の面積を照射する。
4: 1 MHzの周波数では深部組織を対象とする。
5: 凹凸のある部位には水中で照射する。
超音波治療が可能なのはどれか。
1: 金属プレートによる骨折固定部位
2: 血友病性関節症
3: 小児の大腿骨下端部
4: 深部静脈血栓症
5: 転移性骨腫瘍部位
極超短波について誤っているのはどれか。
1: 赤外線より長い波長
2: 電磁波
3: 作用部位は皮膚・皮下組織
4: ペースメーカー装着者には禁忌
5: 出血傾向を有する患者には不適