第35回午後第24問の類似問題

第38回午後:第23問

末梢神経伝導速度で正しいのはどれか。  

1: 長い神経線維ほど速い。

2: 軸索直径が小さいほど速い。

3: 温度が低いと速い。

4: 電気刺激に対する閾値が低いと速い。

5: 運動神経は感覚神経より速い。

第43回午後:第22問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 末梢神経では中枢神経に比べ両側伝導が生じにくい。

2: 末梢神経は伝導速度からA、B、C線維に分類される。

3: ランヴィエ絞輪部には絶縁作用がある。

4: 神経伝導速度は神経線維外径が大きいほど速い。

5: 神経伝導速度は温度が上昇すると遅くなる。

第37回午前:第56問

神経伝導速度測定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位部は遠位部に比べ速度が低下する。

2: 節性脱髄が起こると速度は低下する。

3: 太い線維は細い線維に比べて速度が速い。

4: 体温が上昇すると速度は低下する。

5: 加齢に伴い速度が速くなる。

第44回午後:第22問

神経伝導で正しいのはどれか。  

1: 体温の低い方が速い。

2: 髄鞘のない方が速い。

3: 線維直径の太い方が速い。

4: 線維が長いと活動電位は減衰する。

5: 線維の途中を刺激すると刺激部位から片側性に伝導する。

第51回午後:第63問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は錘外筋線維を支配する。

2: Aβ線維は錘内筋線維を支配する。

3: Aγ線維は皮膚の痛覚を伝える。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は圧覚を伝える。

第47回午後:第64問

自律神経について正しいのはどれか。  

1: 興奮は不随意である。

2: 精神的因子は関与しない。

3: 体性内臓反射の求心路である。

4: 副交感神経の節後線維は交感神経に比べて長い。

5: 交感神経節前線維の伝達物質はノルアドレナリンである。

第44回午後:第24問

神経線維について正しいのはどれか。  

1: Aα線維は圧覚を伝える。

2: Aβ線維は皮膚の痛覚を伝える。

3: Aγ線維は筋紡錘の錘内筋線維を支配する。

4: Aδ線維は自律神経の節前線維である。

5: C線維は運動神経線維である。

第39回午後:第36問

神経線維の興奮伝導について誤っているのはどれか。  

1: 髄鞘の電気抵抗は大きい。

2: 伝導インパルスの大きさは刺激の大きさに比例する。

3: 伝達速度は温度の影響を受ける。

4: 活動電位の大きさは伝導中一定である。

5: 有髄神経では跳躍伝導がみられる。

第48回午後:第62問

末梢神経について正しいのはどれか。  

1: A群は最も太い。

2: B群は無髄である。

3: C群は有髄である。

4: 交感神経節前線維はC群である。

5: 交感神経節後線維はB群である。

第37回午後:第26問

神経線維について誤っているのはどれか。  

1: 圧覚を伝える線維はAβ線維である。

2: 皮膚の痛覚を伝える線維はAδ線維とC線維である。

3: 筋錘外線維を支配する運動神経はAβ線維である。

4: 筋紡錘の錘内線維を支配するのはAγ線維である。

5: 筋紡錘の散形終末からの感覚はAβ線維によって伝えられる。

第39回午後:第24問

痛覚について正しいのはどれか。  

1: 自由神経終末は侵害受容器である。

2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。

3: 脊髄後索を上行する。

4: 視床下部で中継される。

5: 皮質は痛みの認識に関与しない。

第52回午後:第62問

四肢からの感覚伝導路について正しいのはどれか。  

1: 触覚の線維は中脳で交叉する。

2: 圧覚の線維は脊髄視床路を通る。

3: 温度覚の線維は脊髄節で交叉する。

4: 一次ニューロンの細胞体は後角にある。

5: 痛覚の伝導路は延髄で二次ニューロンになる。

第40回午後:第38問

正しいのはどれか。  

1: 筋紡錘の求心性神経にはIb群線維がある。

2: 筋紡錘と錘外筋線維は直列関係にある。

3: 錘内筋線維を支配する運動神経はAα群である。

4: I群線維よりII群線維の方が伝導速度は速い。

5: H波はIa群線維の刺激によって得られる。

第50回午前:第61問

神経線維の特徴で正しいのはどれか。  

1: 脳の白質は無髄神経線維である。

2: 無髄神経線維はRanvier絞輪を有する。

3: 自律神経節後線維は有髄神経線維である。

4: 有髄神経線維は太いほど圧迫で障害を受けやすい。

5: 有髄神経線維の伝導速度は線維の直径と反比例する。

第45回午後:第61問

末梢神経で正しいのはどれか。  

1: 節後性交感神経線維は有髄線維である。

2: 大径の運動神経線維は無髄線維である。

3: 無髄線維はSchwann細胞に覆われている。

4: 有髄線維は直径が大きいほど伝導速度が遅い。

5: 神経筋接合部にはノルアドレナリンが含まれている。

第52回午後:第61問

1本の神経線維を電気刺激した場合の興奮伝導の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 興奮は一方向に伝わる。

2: 興奮は減衰せずに伝わる。

3: 興奮は太い線維ほど速く伝わる。

4: 興奮は並走する別の線維に伝わる。

5: 有髄線維では興奮が髄鞘に伝わる。

第47回午前:第85問

1本の神経線維を電気刺激した場合の興奮伝導の説明で誤っているのはどれか。  

1: 興奮は両方向に伝わる。

2: 興奮は太い線維ほど速く伝わる。

3: 有髄線維では跳躍伝導が起こる。

4: 興奮は隣接する別の線維に伝わる。

5: 興奮の大きさは変わらずに伝わる。

第57回午後:第55問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

2: 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。

3: 運動神経細胞は後角にある。

4: 深部感覚は前索を上行する。

5: 温痛覚は後索を上行する。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、脊髄に関する知識を問うています。脊髄は中枢神経系の一部であり、神経細胞の細胞体や神経線維が集まっています。正しい選択肢は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体が後根神経節に存在することです。
  • 選択肢1は正しいです。体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在します。これは、感覚情報を脊髄に伝達する役割を果たしています。
  • 選択肢2は間違いです。白質は神経線維が集まっている部分であり、その大部分を神経細胞の細胞体が占めるのは灰白質です。白質は脊髄の周囲にあり、神経線維が無数に走っています。
  • 選択肢3は間違いです。運動神経細胞は脊髄の前角に存在し、筋肉への指令を伝える役割を果たしています。後角には感覚神経細胞があり、感覚情報を受け取ります。
  • 選択肢4は間違いです。深部感覚は脊髄の後索を上行し、脳に伝達されます。前索は粗大触圧感覚が上行する部分であり、深部感覚とは異なります。
  • 選択肢5は間違いです。温痛覚は脊髄の側索を上行し、脳に伝達されます。後索は深部感覚が上行する部分であり、温痛覚とは異なります。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午後:第30問

膀胱の神経支配について正しいのはどれか。  

1: 下腹神経は副交感神経である。

2: 骨盤神経は交感神経である。

3: 陰部神経は体性神経である。

4: αアドレナリン受容体は膀胱体部に多い。

5: βアドレナリン受容体は膀胱底部に多い。

第41回午前:第6問

図の正中神経における運動神経伝導速度はどれか。 

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1: 56 m/秒

2: 50 m/秒

3: 44 m/秒

4: 39 m/秒

5: 34 m/秒