第50回午前第52問の類似問題

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第43回午後:第8問

橈骨と尺骨の両者に付着部を持つ筋で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 方形回内筋

2: 橈側手根屈筋

3: 尺側手根屈筋

4: 浅指屈筋

5: 深指屈筋

第37回午前:第49問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋-肩甲骨外側縁

2: 大胸筋-腋窩

3: 肩甲下筋-肩甲骨下縁

4: 上腕筋-上腕外側

5: 回外筋-上腕骨内側上顆

第38回午前:第59問

正しい組合せはどれか。  

1: パンケーキスプリント-尺骨神経麻痺

2: トーマススプリント-正中神経麻痺

3: オッペンハイマースプリント-尺骨神経麻痺

4: ナックルベンダースプリント-橈骨神経麻痺

5: 対立装具--正中神経麻痺

第42回午後:第4問

正しいのはどれか。  

1: 脊椎後縦靱帯は棘突起間を連結する。

2: 膝前十字靱帯は脛骨前顆間区に付着する。

3: 膝外側側副靱帯は大腿骨と脛骨とを連結する。

4: 烏口鎖骨靱帯は円錐靱帯と肩鎖靱帯からなる。

5: 三角靱帯は腓骨と距骨、踵骨、舟状骨とを連結する。

第46回午前:第71問

筋と基本肢位からの肩関節運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 棘上筋 — 外転

2: 大円筋 — 屈曲

3: 小円筋 — 内旋

4: 広背筋 — 伸展

5: 烏口腕筋 — 伸展

第57回午後:第63問

自律神経の二重支配を受けるのはどれか。  

1: 汗 腺

2: 膵 臓

3: 脾 臓

4: 立毛筋

5: 副腎髄質

  • 答え:2
  • 解説:自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。
  • 汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。
  • 脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第40問

表情筋とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 眼輪筋 - 眼裂を開ける。

2: 鼻根筋 - 眉の間に縦のヒダをつくる。

3: 鼻筋横部 - 鼻孔を拡大する。

4: 大頬骨筋 - 口角を外上方に引き上げる。

5: 小頬骨筋 - 上唇と鼻翼を引き下げる。

第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第37回午後:第13問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 舌筋は舌下神経支配である。

3: 味覚は三叉神経支配である。

4: 口蓋帆は軟口蓋の前方にある。

5: 舌根は口峡の上壁である。

第45回午後:第91問

障害によって翼状肩甲をきたすのはどれか。  

1: 肩甲上神経

2: 肩甲背神経

3: 肩甲下神経

4: 長胸神経

5: 内側胸筋神経

第57回午前:第32問

上腕骨骨幹部骨折で最も合併しやすい神経障害はどれか。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 尺骨神経

4: 正中神経

5: 橈骨神経

第39回午後:第12問

誤っている組合せはどれか。  

1: 動眼神経-眼瞼の挙上

2: 顔面神経-顔面の感覚

3: 三叉神経-咀嚼

4: 舌下神経-舌の運動

5: 迷走神経-内臓の感覚

第50回午前:第73問

足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。

2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。

3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。

4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。

5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。

第56回午前:第62問

骨格筋について正しいのはどれか。  

1: 活動電位は筋収縮に遅れて発生する。

2: 伸張反射の感覚受容器は筋紡錘である。

3: 筋に単一刺激を加えると強縮が生じる。

4: 神経筋接合部にはアドレナリン受容体が分布する。

5: 筋小胞体から放出されたNa+がトロポニンに結合する。

  • 答え:2
  • 解説:骨格筋に関する正しい選択肢は、伸張反射の感覚受容器が筋紡錘であることです。他の選択肢は誤りで、活動電位の発生や筋収縮のメカニズム、神経筋接合部の受容体、筋小胞体から放出されるイオンに関する誤った情報が含まれています。
  • 選択肢1は間違いです。活動電位は筋収縮の前に発生し、筋収縮を引き起こすシグナルとなります。
  • 選択肢2は正しいです。伸張反射の感覚受容器は筋紡錘であり、筋が伸ばされると筋紡錘が刺激され、神経信号が発生します。
  • 選択肢3は間違いです。筋に単一刺激を加えるとツイッチが生じます。強縮は筋に反復刺激を加えることで生じる現象です。
  • 選択肢4は間違いです。神経筋接合部にはアセチルコリン受容体が分布し、アセチルコリンが結合することで筋収縮が引き起こされます。アドレナリン受容体は中枢神経系に分布しています。
  • 選択肢5は間違いです。筋小胞体から放出されるのはCa2+であり、これがトロポニンに結合することで筋収縮が引き起こされます。Na+は筋収縮のプロセスには関与していません。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第53回午後:第51問

股関節で正しいのはどれか。  

1: 顆状関節である。

2: 大腿骨頸部は関節包外にある。

3: 寛骨臼は前外側を向いている。

4: 寛骨臼は腸骨のみで構成される。

5: 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強している。

  • 答え:3
  • 解説:股関節は、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節であり、寛骨臼は前外側を向いている。股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 股関節は顆状関節ではなく、寛骨臼と大腿骨頭との間に形成される臼状関節である。顆状関節は環椎後頭関節、顎関節、距骨下関節などがある。
  • 大腿骨頸部は関節包外にあるというのは誤りで、股関節の関節包は強靭で、大腿骨頸部は関節包内にある。
  • 寛骨臼は前外側を向いているので、この選択肢は正しいです。
  • 寛骨臼は腸骨のみで構成されるというのは誤りで、寛骨臼は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨で構成される。
  • 腸骨大腿靭帯が関節包後面から補強しているというのは誤りで、腸骨大腿靭帯は関節包外靱帯の一つで、関節包前面と上面から補強している。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第55回午後:第24問

骨折と損傷を受ける可能性がある筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 鎖骨骨折――――――小胸筋

2: 橈骨遠位端骨折―――方形回内筋

3: 上腕骨外科頸骨折――棘上筋

4: 上腕骨骨幹部骨折――烏口腕筋

5: 橈尺骨骨幹部骨折――第2背側骨間筋

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、骨折と筋損傷の関係について考えます。骨折が起こると、周囲の筋肉にも影響が及び、損傷を受ける可能性があります。選択肢で示された骨折と筋肉の組み合わせの中で、誤っているものを選ぶ問題です。
  • 小胸筋は、第2(3)~5肋骨前面から起始し、肩甲骨烏口突起に停止します。鎖骨骨折では、外側骨片が大・小胸筋によって引かれ、転位することがあります。このため、筋損傷を受ける可能性があるため、選択肢1は正しいです。
  • 方形回内筋は、尺骨前面遠位1/4から起始し、橈骨前面遠位1/4に停止します。橈骨遠位1/4に付着するため、橈骨遠位端骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢2は正しいです。
  • 棘上筋は、肩甲骨棘上窩、棘上筋膜内面から起始し、上腕骨大結節上部、肩関節包に停止します。上腕骨頭を関節窩に対して引きつけ、下垂時の唯一の懸垂作用筋であるため、上腕骨外科頸骨折の際に負担がかかり、損傷を受ける可能性があるため、選択肢3は正しいです。
  • 烏口腕筋は、肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面中央部、内側上腕筋間中隔に停止します。上腕骨内側面に停止するため、上腕骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢4は正しいです。
  • 第2背側骨間筋は、第2、3指中手骨背側面から起始し、指背腱膜を介して第2指の基節骨底、中節骨底、末節骨底に停止します。背側骨間筋は手内筋であり、橈尺骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性は低いため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:整形外科疾患
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第44回午後:第23問

深部腱反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C3、4 − 下顎反射

2: C5、6 − 上腕三頭筋反射

3: C6−T1 − 回内筋反射

4: L1、2 − 膝蓋腱反射

5: L5−S2 − アキレス腱反射

第37回午後:第40問

誤っている組合せはどれか。  

1: 側頭筋-咀嚼する

2: 眼瞼挙筋-目を見開く

3: 口輪筋-口唇を閉じる

4: 頬筋-頬をふくらませる

5: 広頸筋-口角を引き下げる

第34回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 咽頭壁の筋層は平滑筋組織である。

2: 食道は第11胸椎で胃の幽門に移行する。

3: 幽門では括約筋が発達している。

4: 噴門腺にはガストリンを分泌するG細胞が多い。

5: 胃底とは胃体と十二指腸との間をいう。