第49回午後第94問の類似問題

第41回午後:第87問

脳血管障害で誤っているのはどれか。  

1: 危険因子として高血圧がある。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年層の脳出血は動静脈奇形が原因となる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症がある。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。

第43回午後:第88問

脳梗塞の原因で誤っているのはどれか。  

1: 心房細動

2: もやもや病

3: 心臓弁膜症

4: Buerger(バージャー)病

5: 頸動脈粥状硬化

第36回午後:第54問

脳血管障害について誤っているのはどれか。  

1: 高血圧と動脈硬化とが危険因子として重要である。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年者の脳出血では動静脈奇形などによる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症が重要である。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。

第50回午前:第75問

疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。  

1: Parkinson病 - 大脳白質の変性

2: 多発性硬化症 - 中枢神経の脱髄

3: Huntington病 - 線条体の変性

4: Alzheimer型認知症 - 大脳皮質の変性

5: 筋萎縮性側索硬化症 - 脊髄前角細胞の脱落

第41回午前:第68問

高齢者の感染症で誤っているのはどれか。  

1: 呼吸器系が多い。

2: 尿路系が多い。

3: 高熱を呈しやすい。

4: 意識障害を呈しやすい。

5: 糖尿病は危険因子である。

第35回午後:第53問

虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。  

1: 心筋炎

2: 大動脈硬化

3: 肺循環不全

4: 冠動脈硬化

5: 心弁膜不全

第51回午後:第76問

虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。  

1: 心筋炎

2: 心臓弁膜症

3: 肺高血圧症

4: 冠動脈硬化

5: 深部静脈血栓症

第48回午後:第91問

脈管疾患と関連因子の組合せで誤っているのはどれか。  

1: Buerger病 − 喫煙

2: 下腿静脈瘤 − 妊娠

3: 解離性大動脈瘤 − アテローム硬化

4: 深部静脈血栓症 − 長期臥床

5: 結節性多発動脈炎 − 溶連菌感染症

第36回午後:第86問

脳血管疾患で誤っているのはどれか。 ア.我が国では死因の第1位である。イ.糖尿病は危険因子である。ウ.視床は脳出血の好発部位である。エ.脳動脈瘤の破裂によってくも膜下出血が起こる。オ.脳梗塞の急性期ではエックス線CT所見は高吸収域を示す。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第54回午前:第27問

認知症の原因になりにくい疾患はどれか。  

1: 葉酸欠乏症

2: 正常圧水頭症

3: 慢性硬膜下血腫

4: 甲状腺機能亢進症

5: ビタミンB12欠乏症

第55回午後:第75問

尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのはどれか。  

1: ケトン体――――膵炎

2: ビリルビン―――糖尿病

3: アルブミン―――肝硬変

4: ヘモグロビン――心筋梗塞

5: ミオグロビン――横紋筋融解症

  • 答え:5
  • 解説:尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのは、ミオグロビンと横紋筋融解症の組合せです。尿検査項目によって、それぞれ異なる疾患が疑われます。
  • ケトン体が高値の場合は、糖尿病性ケトアシドーシスや甲状腺機能亢進症などが疑われますが、膵炎とは関係ありません。
  • ビリルビンが高値の場合は、急性膵炎や肝硬変などの肝細胞障害や閉塞性黄疸が疑われますが、糖尿病とは関係ありません。
  • アルブミンが高値の場合は、糖尿病性腎症や動脈硬化、前立腺炎、膀胱炎などが疑われますが、肝硬変とは関係ありません。
  • ヘモグロビンが高値の場合は、発作性夜間ヘモグロビン尿症などが疑われますが、心筋梗塞とは関係ありません。
  • ミオグロビンが高値の場合は、横紋筋融解症が疑われます。横紋筋融解症は、筋組織が急激に破壊されるときにミオグロビンが漏出し、尿中に現れるため、この組合せが正しいです。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第70問

生活習慣と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 喫煙-肺癌

2: 脂肪の過剰摂取-痛風

3: 食塩の過剰摂取-高血圧症

4: 運動不足-高脂血症

5: アルコール過剰摂取-肝障害

第52回午前:第37問

ポピュレーションアプローチによる予防の対象として最も適切なのはどれか。  

1: 膵臓癌

2: 白内障

3: 生活習慣病

4: 統合失調症

5: 慢性腎臓病〈CKD〉

第37回午後:第79問

生活習慣と疾患との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 喫煙-肺癌

2: 脂肪の過剰摂取-胃潰瘍

3: 食塩の過剰摂取-高血圧症

4: 肥満-狭心症

5: アルコール過剰摂取-肝障害

第52回午後:第75問

疾患と病因・病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。  

1: Creutzfeldt Jakob病―――感染性疾患

2: Parkinson病―――――――脱髄疾患

3: 肝性脳症―――――――――神経変性疾患

4: 正常圧水頭症―――――――血行障害

5: 多発性硬化症―――――――腫瘍性疾患

第36回午後:第94問

喀血を生じる疾患で誤っているのはどれか。  

1: 自然気胸

2: 気管支拡張症

3: 肺結核症

4: 原発性肺癌

5: 原発性肺高血圧症

第45回午後:第76問

糖尿病で正しいのはどれか。  

1: 膵臓からのインスリンの分泌亢進によって起こる。

2: 糖尿病性腎症では血尿が特徴的である。

3: 診断のために経口ブドウ糖負荷試験を行う。

4: 血糖値が正常ならば尿糖陽性にならない。

5: HbA1Cはインスリン抵抗性の指標になる。

第43回午前:第67問

多発性硬化症の症状で頻度が低いのはどれか。  

1: 視力障害

2: 深部感覚障害

3: 多幸症

4: 失語症

5: 神経因性膀胱

第37回午後:第49問

血栓形成の原因で適切でないのはどれか。  

1: 動脈硬化症

2: 静脈瘤

3: ビタミンC欠乏

4: 赤血球増加症

5: 心臓弁膜症

第56回午後:第98問

疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム

2: 血管性認知症 ── 情動失禁

3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候

4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視

5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、疾患と症状の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは血管性認知症と情動失禁です。
  • Alzheimer型認知症ではパーキンソニズムは見られません。パーキンソニズムはLewy小体型認知症で見られる症状です。
  • 血管性認知症では情動失禁が見られます。これは正しい組み合わせです。
  • 進行性核上性麻痺では他人の手徴候は見られません。他人の手徴候は大脳皮質基底核変性症の症状です。
  • 大脳皮質基底核変性症では幻視は見られません。幻視はLewy小体型認知症の初期で見られる症状です。
  • Lewy小体型認知症ではアテトーゼは見られません。パーキンソニズムや幻視の症状が見られます。アテトーゼは脳性麻痺などが原因で見られる不随意運動です。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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