FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。
2: 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。
3: 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。
4: トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。
5: 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。
小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ― 学習障害を評価する。
2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。
3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。
4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。
5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。
日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。
1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。
2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。
3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。
4: FIMの各項目は5段階で評価される。
5: FIMは介護負担度の指標になる。
FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。
1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。
2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。
3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。
4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。
5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。
FIMの評定で修正自立となるのはどれか。2つ選べ。
1: 入れ歯の着脱が自立している。
2: シャワーのみで入浴が自立している。
3: スプーンを用いての食事が自立している。
4: パッドを用いての排尿管理が自立している。
5: 装具を装着して300 m程度の歩行が自立している。
ADL評価の説明として正しいのはどれか。
1: FIMの項目で3点は中等度介助である。
2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。
3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。
4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。
5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。
2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。
3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。
4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。
5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。
FIMの得点で5点以下となるのはどれか。
1: 食事:配膳、下膳は手伝ってもらうが、あとは一人で食事できる。
2: 清拭:首から下のみすべて一人で洗える。
3: 下半身更衣:装具の着脱は介助が必要だが、ズボン、パンツ、靴下は一人でできる。
4: トイレ移乗:ベッドサイドのポータブルトイレで自立している。
5: 歩行:50 mまでは、杖がなくても一人で歩ける。
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。
2: FIMの項目で3点なら部分介助である。
3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。
4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。
GMFMで正しいのはどれか。
1: 4領域88項目で構成される。
2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。
3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。
4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。
GMFMで正しいのはどれか。
1: GMFM-88は間隔尺度として使用される。
2: 各項目は0~4の5段階評価で判定する。
3: 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。
4: 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: Item Mapの使用により認知機能の判定が可能である。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
FIMのトイレ動作で評価される項目はどれか。2つ選べ。
1: トイレに近づく。
2: 便器に移乗する。
3: 服を下げる。
4: 拭く。
5: トイレのドアを閉める。
ADL評価で正しいのはどれか。
1: Barthel indexで自立の得点は7点である。
2: Barthel indexは食事の支度の項目を含む。
3: FIMはできるADLを評価する。
4: FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
5: Wee-FIMは小児のADLを評価する。
WeeFIMについて正しいのはどれか。
1: 5段階で評価される。
2: 総得点は100点である。
3: 対象年齢は0~18歳である。
4: 移動の「階段」を「伝い歩き」で評価する。
5: 評価は生活場面の直接観察や聴取で行う。
評価法と障害の組合せで正しいのはどれか。
1: BADS―――気分障害
2: MMPI―――注意障害
3: POMS―――視知覚障害
4: SPTA―――記憶障害
5: WCST―――遂行機能障害
ADL評価で正しいのはどれか。
1: Barthel indexは4段階で評価する。
2: FIMは7段階で評価する。
3: Kats indexは5段階で評価する。
4: Kenny身辺処理評価は3段階で評価する。
5: Lawtonのスケールは6段階で評価する。
PEDIで正しいのはどれか。
1: 二分脊椎は対象にならない。
2: 出生直後から使用可能である。
3: 補装具の使用頻度を評価できる。
4: WeeFIMより評価項目が少ない。
5: 機能的スキルは0~3の4段階で評価する。
FIMの評価項目で誤っているのはどれか。
1: 社会的交流
2: 整容
3: 排尿管理
4: トイレ動作
5: 見当識