第46回午後第18問の類似問題

第54回午前:第41問

大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 過度の腰椎前弯―股関節伸展拘縮

2: 外転歩行――――股関節屈曲拘縮

3: 義足膝の不安定―股関節伸展筋力低下

4: 伸び上がり歩行―股関節内転筋力低下

5: 分回し歩行―――股関節内転拘縮

第56回午後:第63問

伸張反射について誤っているのはどれか。  

1: 筋紡錘が筋の長さを検知する。

2: 痙縮では伸張反射が低下する。

3: 伸張反射は単シナプス反射である。

4: Ia群神経線維はα運動神経に結合する。

5: 錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増す。

  • 答え:2
  • 解説:伸張反射は、筋肉が伸ばされたときに収縮させる反射であり、筋紡錘が筋の長さを検知する役割を果たしています。この反射は単シナプス反射であり、Ia群神経線維がα運動神経に結合しています。また、錘外線維が伸ばされると錘内線維は活動を増すことが知られています。
  • 筋紡錘は筋肉の長さを検知する固有受容器であり、伸張反射の働きに関与しているため、この選択肢は正しいです。
  • 痙縮では上位運動ニューロンの損傷により反射回路の興奮性の制御が崩れ、伸張反射が増加するので、この選択肢は誤りです。
  • 伸張反射は単シナプス反射であり、筋紡錘からの情報が直接α運動神経に伝達されるため、この選択肢は正しいです。
  • Ia群神経線維は求心性線維であり、遠心性神経であるα運動神経に結合することで伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 錘外線維が伸ばされると、それに伴って錘内線維の活動が増加し、伸張反射が働くため、この選択肢は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第73問

足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。

2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。

3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。

4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。

5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。

第53回午前:第56問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 円回内筋 ―――― 尺骨神経

2: 深指屈筋 ―――― 橈骨神経

3: 長掌筋 ――――― 正中神経

4: 長母指伸筋 ――― 後骨間神経

5: 腕橈骨筋 ―――― 前骨間神経

  • 答え:3 ・4
  • 解説:筋と支配神経の組み合わせに関する問題です。正しい組み合わせを選ぶためには、各筋とそれに対応する支配神経の知識が必要です。
  • 円回内筋は正中神経(ときに筋皮神経)によって支配されています。尺骨神経は円回内筋を支配していません。
  • 深指屈筋は第2指が前骨間神経、第3指が正中神経、第4・5指が尺骨神経によって支配されています。橈骨神経は深指屈筋を支配していません。
  • 長掌筋は正中神経によって支配されており、正しい組み合わせです。
  • 長母指伸筋は後骨間神経によって支配されており、正しい組み合わせです。
  • 腕橈骨筋は橈骨神経によって支配されています。前骨間神経は腕橈骨筋を支配していません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第71問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで短縮が起こりにくい筋はどれか。  

1: 下腿三頭筋

2: 後脛骨筋

3: 大殿筋

4: ハムストリングス

5: 大腿筋膜張筋

第54回午後:第55問

筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下双子筋――閉鎖神経

2: 短内転筋――坐骨神経

3: 縫工筋―――大腿神経

4: 前脛骨筋――深腓骨神経

5: 後脛骨筋――総腓骨神経

第50回午後:第55問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 恥骨筋 -大腿骨頸部 

2: 縫工筋 - 下前腸骨棘

3: 短内転筋 - 恥骨上枝

4: 長内転筋 - 恥骨結節

5: 大腿二頭筋 - 腓骨頭

第44回午後:第7問

二関節筋はどれか。2つ選べ。  

1: 半膜様筋

2: 大内転筋

3: 大腿四頭筋の中間広筋

4: ヒラメ筋

5: 腓腹筋

第34回午前:第37問

代償運動を行っていないのはどれか。 

34_0_37

1: 肩関節90゜屈曲(三角筋前部線維)

2: 肘関節屈曲(上腕二頭筋)

3: 肘関節伸展(上腕三頭筋)

4: 膝関節屈曲(ハムストリングス)

5: 膝関節伸展(大腿四頭筋)

第39回午前:第49問

正常歩行時の遊脚相全般に活動が著しい筋はどれか。  

1: 大殿筋

2: 大腿四頭筋

3: ハムストリングス

4: 前脛骨筋

5: 腓腹筋

第36回午前:第33問

図は座位での股関節の複合運動である。触診している筋はどれか。 

36_0_33

1: 腸腰筋

2: 大腿筋膜張筋

3: 大腿直筋

4: 長内転筋

5: 縫工筋

第47回午後:第35問

膝関節前十字靱帯再建術後4週の時点に行う患肢の筋力増強訓練として誤っているのはどれか。  

1: レッグカール

2: ハーフスクワット

3: バイクエクササイズ

4: 大腿四頭筋セッティング

5: 大腿部筋群の等運動性収縮訓練

第50回午後:第54問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋 - 腋窩神経

2: 棘上筋 - 肩甲下神経

3: 三角筋 - 肩甲上神経

4: 大円筋 - 肩甲上神経

5: 肩甲下筋 - 腋窩神経

第42回午後:第7問

二関節筋はどれか。2つ選べ。  

1: 薄筋

2: 恥骨筋

3: 大内転筋

4: 大腿直筋

5: 膝窩筋

第35回午前:第96問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-股関節屈曲拘縮

2: オーベルテスト-腸脛靭帯短縮

3: パトリック徴候-股関節外転筋短縮

4: SLR(下肢伸展挙上テスト)-ハムストリングス短縮

5: 尻上がり現象-大腿四頭筋短縮

第53回午後:第71問

肩関節外転90度での水平屈曲に作用する筋はどれか。  

1: 広背筋

2: 大円筋

3: 棘下筋

4: 烏口腕筋

5: 肩甲挙筋

  • 答え:4
  • 解説:肩関節外転90度での水平屈曲に作用する筋は烏口腕筋である。烏口腕筋は肩関節の水平屈曲に作用し、肩関節屈曲と内転にも補助的に作用する。
  • 広背筋は肩関節の伸展、内転、内旋と水平伸展に補助的に作用するが、水平屈曲には作用しないため、正解ではない。
  • 大円筋は肩関節伸展、内転、内旋のほか、水平伸展にも補助的に作用するが、水平屈曲には作用しないため、正解ではない。
  • 棘下筋は肩関節の外旋と水平伸展に作用するが、水平屈曲には作用しないため、正解ではない。
  • 烏口腕筋は肩関節の水平屈曲に作用するほか、肩関節屈曲と内転にも補助的に作用する。このため、正解は烏口腕筋である。
  • 肩甲挙筋は肩甲骨の挙上と下方回旋に補助的に作用するが、水平屈曲には作用しないため、正解ではない。
  • 科目:運動学
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第39回午後:第39問

手内在筋でないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 短母指屈筋

3: 短母指伸筋

4: 背側骨間筋

5: 小指外転筋

第34回午後:第8問

坐骨結節に付着する筋はどれか。2つ選べ。 ア.薄筋イ.長内転筋ウ.大殿筋エ.大腿二頭筋長頭オ.半腱様筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第73問

努力吸気時に働く筋はどれか。  

1: 腹横筋

2: 腹直筋

3: 外腹斜筋

4: 内腹斜筋

5: 胸鎖乳突筋

  • 答え:5
  • 解説:努力吸気時に働く筋は胸鎖乳突筋です。努力吸気時には、胸郭を拡大させるために胸鎖乳突筋が働きます。
  • 腹横筋は努力呼気時に補助的に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 腹直筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 外腹斜筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 内腹斜筋は努力呼気時に働く筋であり、努力吸気時には働かないため、正解ではありません。
  • 胸鎖乳突筋は努力吸気時に補助的に働く筋であり、正解です。この筋は首の前部に位置し、鎖骨と胸骨に付着しています。努力吸気時には、胸郭を拡大させるために働きます。
  • 科目:運動学
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第41回午後:第6問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 半腱様筋-総腓骨神経

2: 薄筋-大腿神経

3: 縫工筋-閉鎖神経

4: 足底筋-脛骨神経

5: 母指外転筋-外側足底神経