第45回午後第70問の類似問題

第35回午前:第70問

作業種目とその目的との組合せで正しいのはどれか。  

1: 板金の打ち出し - 肘・手指の筋力強化

2: 粘土の押しのべ - 握りとつまみ

3: かぎ針編み - 肘伸筋群・手関節屈筋群の伸張

4: サンディング - 指の協調運動と分離運動

5: かんなの使用 - 回内・回外

第38回午前:第43問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 大腰筋-縫工筋の外側

2: 中殿筋-大転子の下方

3: 大腿二頭筋-膝関節後面の内側

4: 前脛骨筋-足関節前面の外側

5: 後脛骨筋-内果と舟状骨の間

第55回午後:第70問

前腕回内の作用をもつのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕筋

2: 腕橈骨筋

3: 上腕二頭筋

4: 上腕三頭筋

5: 橈側手根屈筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:前腕回内の作用を持つ筋肉は腕橈骨筋(選択肢2)と橈側手根屈筋(選択肢5)である。これらの筋肉は、肘関節屈曲のほかに前腕回内の動作にも作用する。
  • 上腕筋は肘関節屈曲に作用するが、前腕回内の作用は持っていないため、正解ではない。
  • 腕橈骨筋は肘関節屈曲に作用するほか、補助的に前腕回内(前腕回外位での回内)にも作用するため、正解である。
  • 上腕二頭筋は肘関節屈曲に作用するほか、補助的に前腕回外にも作用するが、前腕回内の作用は持っていないため、正解ではない。
  • 上腕三頭筋は肘関節伸展に作用するが、前腕回内の作用は持っていないため、正解ではない。
  • 橈側手根屈筋は肘関節屈曲に作用するほか、補助的に前腕回内にも作用するため、正解である。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第60問

脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。  

1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展

2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈

3: 股関節外転に伴う膝関節伸展

4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲

5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈

第49回午後:第3問

腹臥位で患者の一側の膝を他動的に最大域まで屈曲させたところ、図のように同側の股関節が屈曲し殿部が垂直方向に挙上した。短縮を疑う筋はどれか。 

49_1_3

1: 大腿筋膜張筋

2: 大腿二頭筋

3: 大腿直筋

4: 腓腹筋

5: 腸腰筋

第40回午前:第44問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて筋力1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 大腰筋-縫工筋の外側

2: 中殿筋-大転子の下方

3: 大腿二頭筋-膝関節後面の内側

4: 前脛骨筋-足関節前面の内側

5: 後脛骨筋-外果と踵骨の間

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第51回午後:第2問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。 

51_1_2

1: 股外転

2: 股外旋

3: 足背屈

4: 足部内がえし

5: 股屈曲

第49回午後:第45問

顎関節にある関節円板の動きに直接関係する筋はどれか。  

1: 咬筋

2: 側頭筋

3: 顎二腹筋

4: 大頰骨筋

5: 外側翼突筋

第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第42回午後:第2問

正しい組合せはどれか。  

1: 正中環軸関節-蝶番関節

2: 肩甲上腕関節-顆状関節

3: 橈骨手根関節-車軸関節

4: 母指手根中手関節-鞍関節

5: 椎間関節-らせん関節

第37回午後:第39問

筋の反作用(リバースアクション)で誤っているのはどれか。  

1: 上腕二頭筋による鉄棒の懸垂

2: 腸腰筋による骨盤の前傾

3: 中殿筋による遊脚側下肢の外転

4: 大腿四頭筋による椅子からの立ち上がり

5: 下腿三頭筋によるつま先立ち

第47回午後:第2問

背臥位での両下肢挙上運動において、次のような姿勢変化が観察された。筋力が低下していると判断される筋はどれか。 

47_1_2

1: 腸腰筋

2: 腹直筋

3: 大腿直筋

4: 大腿二頭筋

5: 腸肋筋

第45回午前:第25問

正常歩行時の遊脚相全般に最も強く活動する筋はどれか。  

1: 大殿筋

2: 大腿四頭筋

3: ハムストリングス

4: 前脛骨筋

5: 腓腹筋

第55回午後:第24問

骨折と損傷を受ける可能性がある筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 鎖骨骨折――――――小胸筋

2: 橈骨遠位端骨折―――方形回内筋

3: 上腕骨外科頸骨折――棘上筋

4: 上腕骨骨幹部骨折――烏口腕筋

5: 橈尺骨骨幹部骨折――第2背側骨間筋

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、骨折と筋損傷の関係について考えます。骨折が起こると、周囲の筋肉にも影響が及び、損傷を受ける可能性があります。選択肢で示された骨折と筋肉の組み合わせの中で、誤っているものを選ぶ問題です。
  • 小胸筋は、第2(3)~5肋骨前面から起始し、肩甲骨烏口突起に停止します。鎖骨骨折では、外側骨片が大・小胸筋によって引かれ、転位することがあります。このため、筋損傷を受ける可能性があるため、選択肢1は正しいです。
  • 方形回内筋は、尺骨前面遠位1/4から起始し、橈骨前面遠位1/4に停止します。橈骨遠位1/4に付着するため、橈骨遠位端骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢2は正しいです。
  • 棘上筋は、肩甲骨棘上窩、棘上筋膜内面から起始し、上腕骨大結節上部、肩関節包に停止します。上腕骨頭を関節窩に対して引きつけ、下垂時の唯一の懸垂作用筋であるため、上腕骨外科頸骨折の際に負担がかかり、損傷を受ける可能性があるため、選択肢3は正しいです。
  • 烏口腕筋は、肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面中央部、内側上腕筋間中隔に停止します。上腕骨内側面に停止するため、上腕骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢4は正しいです。
  • 第2背側骨間筋は、第2、3指中手骨背側面から起始し、指背腱膜を介して第2指の基節骨底、中節骨底、末節骨底に停止します。背側骨間筋は手内筋であり、橈尺骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性は低いため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第58問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下斜筋 ── 外転神経

2: 下直筋 ── 視神経

3: 上眼瞼挙筋 ── 動眼神経

4: 上斜筋 ── 滑車神経

5: 内側直筋 ── 眼神経

  • 答え:3 ・4
  • 解説:筋と支配神経の組合せに関する問題では、筋肉とそれを支配する神経の正しい組合せを選ぶ必要があります。この問題では、眼周囲の筋肉とそれらを支配する神経について問われています。
  • 下斜筋は動眼神経によって支配されており、外転神経ではありません。外転神経は外側直筋を支配しています。
  • 下直筋は動眼神経によって支配されており、視神経ではありません。視神経は視覚情報を伝達する役割があります。
  • 上眼瞼挙筋は動眼神経によって支配されています。動眼神経は他にも内側直筋、上直筋、下直筋、下斜筋を支配しています。この選択肢は正しいです。
  • 上斜筋は滑車神経によって支配されています。この選択肢は正しいです。
  • 内側直筋は動眼神経によって支配されており、眼神経ではありません。眼神経は眼窩内やその周囲の皮膚などの感覚を支配しています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第74問

腱板不全断裂の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 急性期は三角巾による局所の安静

2: 肩甲胸郭関節の可動域訓練

3: 滑車を用いた肩関節可動域維持

4: 肩甲上腕リズムの再学習訓練

5: 重錘を用いた上肢挙上運動

第39回午後:第46問

歩行の立脚相初期に活動する筋で誤っているのはどれか。  

1: 脊柱起立筋

2: 腸腰筋

3: 中殿筋

4: 大腿四頭筋

5: 前脛骨筋

第54回午前:第25問

関節可動域が正常な患者に対し、Danielsらの徒手筋力テストの段階5の検査で、軽度屈曲位で抵抗を加えるのはどれか。  

1: 肩関節伸展

2: 肘関節伸展

3: 手関節伸展

4: 股関節伸展

5: 頸部複合伸展

第46回午後:第21問

Danielsらの徒手筋力テストを座位で行うのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節水平外転の段階2

2: 肩関節水平内転の段階3

3: 肘関節屈曲の段階1

4: 股関節外旋の段階2

5: 膝関節伸展の段階3