装具と障害されている神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 短対立装具-正中神経麻痺
2: 長対立装具-橈骨神経麻痺
3: 虫様筋カフ-尺骨神経麻痺
4: Thomasスプリント-正中神経麻痺
5: Oppenheimerスプリント-尺骨神経麻痺
正しい組合せはどれか。
1: 重症筋無力症-運動失調
2: パーキンソン症候群-企図振戦
3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性
4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進
5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害
長下肢装具の適応はどれか。
1: 筋萎縮性側索硬化症
2: 第2腰髄残存レベルの脊髄損傷
3: 関節リウマチで人工膝関節置換術後
4: 外傷性股関節後方脱臼で坐骨神経麻痺
5: 下肢Brunnstrom法ステージIVの脳卒中片麻痺
42歳の女性。感冒症状が出現して1週間後から対称性に両手のしびれを自覚し、脱力が急速に近位部へと広がったため神経内科を受診した。上肢遠位部優位の脱力と四肢の深部腱反射消失を認め、Guillain-Barré症候群と診断された。検査所見として正しいのはどれか。
1: 髄液検査で細胞数が増加する。
2: 頸髄MRI検査で髄内信号異常を認める。
3: 末梢神経伝導検査で伝導速度が低下する。
4: 末梢神経の連続刺激でM波の振幅が漸増する。
5: 末梢神経刺激で誘発されるF波の潜時が短縮する。
50歳の女性。末梢神経麻痺により、円回内筋、長掌筋、橈側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋(示指・中指)、長母指屈筋、方形回内筋、短母指外転筋、短母指屈筋(浅頭)、母指対立筋、第1・2虫様筋が麻痺している。適応する装具で正しいのはどれか。2つ選べ。
脳卒中片麻痺患者の内反尖足の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 下腿三頭筋の寒冷療法
2: 下腿三頭筋の持続的伸張
3: 下腿三頭筋のタッピング
4: 足関節背屈筋群の電気刺激
5: PNF屈曲・外転・内旋パターンでの促通
二重に神経支配を受けないのはどれか。
1: 手の虫様筋
2: 上腕筋
3: 恥骨筋
4: 大内転筋
5: 縫工筋
手の機能肢位で誤っているのはどれか。
1: 手関節は軽度尺屈している。
2: 手関節は中等度背屈している。
3: 母指は掌側内転している。
4: 示指は軽度屈曲している。
5: 手の横アーチは保たれている。
中心性脊髄損傷について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 高齢者に多い。
2: 骨傷に伴って生じることが多い。
3: 頸椎の過屈曲によって発生することが多い。
4: 肛門括約筋の収縮が障害されることが多い。
5: 下肢より上肢機能が強く障害されることが多い。
重症筋無力症で正しいのはどれか。
1: 脱髄性疾患である。
2: 午前中に症状が悪化する。
3: 複視を生じることは稀である。
4: 感染はクリーゼの誘発因子である。
5: 四肢遠位筋の筋力低下を生じやすい。