第44回午後第4問の類似問題

第54回午後:第55問

筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下双子筋――閉鎖神経

2: 短内転筋――坐骨神経

3: 縫工筋―――大腿神経

4: 前脛骨筋――深腓骨神経

5: 後脛骨筋――総腓骨神経

第37回午後:第45問

椅子からの立ち上がりで誤っているのはどれか。  

1: 体幹と頸部は開始時に屈曲する。

2: 殿部が椅子から離れるとき膝は屈曲する。

3: 開始時に前方へ床反力が起こる。

4: 殿部が椅子から離れるとき上方への床反力が起こる。

5: 大腿四頭筋の活動性は歩行時より大きい。

第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第51回午前:第72問

足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。  

1: 虫様筋

2: 後脛骨筋

3: 前距腓靱帯

4: 短母指伸筋

5: 浅横中足靱帯

第35回午後:第67問

変形性膝関節症で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.中年期以降の肥満女性に好発する。イ.エックス線写真で関節腔の狭小化がみられる。ウ.圧痛は膝関節の外側に多い。エ.起立動作時よりも歩行時に痛みが強い。オ.内側楔状足底板が用いられる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第55回午後:第38問

他の筋への影響を最小限にして伸張運動を行う場合、伸張筋と運動方向の組合せで適切なのはどれか。  

1: 薄筋―――――――股関節伸展位、膝関節屈曲位で股関節外転

2: 中間広筋―――――股関節伸展位・内外旋中間位で膝関節屈曲

3: ヒラメ筋―――――膝関節伸展位、足部内外反中間位で足関節背屈

4: 三角筋前部――――肩関節内外旋中間位、肘関節伸展位で肩関節伸展

5: 長橈側手根伸筋――肘関節伸展位、前腕回内位、手関節尺屈位で掌屈

第51回午前:第71問

手について正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯はMP関節屈曲で緊張する。

2: 母指のCM関節は3度の自由度をもつ。

3: 手のアーチ構造は横アーチのみからなる。

4: 手掌の皮膚は手背の皮膚に比べ伸展性に富む。

5: 鉤形握りは母指と他の指の対立運動により可能となる。

第50回午前:第72問

基本肢位からの股関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外旋 - 大殿筋

2: 伸展 - 腸腰筋

3: 内転 - 中殿筋

4: 屈曲 - 大腿二頭筋

5: 屈曲 - 大腿筋膜張筋

第39回午前:第72問

手術と等張性筋力増強訓練の対象となる筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 人工股関節置換術-股内転筋群

2: 人工膝関節置換術-大腿四頭筋

3: 肩腱板再建術-三角筋

4: 足関節外側靱帯再建術-長・短腓骨筋

5: 大腿骨頸部外側骨折内固定術-中殿筋

第49回午前:第87問

足関節靱帯損傷で最も頻度が高いのはどれか。  

1: 三角靱帯

2: 踵腓靱帯

3: 前距腓靱帯

4: 後距腓靱帯

5: 前脛腓靱帯

第44回午前:第5問

Kendallの筋力テスト法を図に示す。肩関節内転筋力の十分強い被検査者が腹臥位で図のように左側上肢を保持する。検査者は矢印の方向に力を加えて抵抗できるかを調べる。検査している筋はどれか。 

44_0_5

1: 棘上筋

2: 前鋸筋

3: 菱形筋

4: 三角筋中部線維

5: 僧帽筋下部線維

第38回午後:第86問

変形性膝関節症について誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨辺縁部に骨棘が認められる。

2: 二次性関節症は外傷後に起こる。

3: 大腿四頭筋に筋力低下がみられる。

4: 疼痛は初期から安静時に認められる。

5: 関節裂隙は狭小化する。

第41回午後:第46問

正常平地歩行で正しいのはどれか。  

1: 股関節は立脚中期に最も伸展する。

2: 膝関節は立脚中期に最も伸展する。

3: 膝関節は遊脚中期に最も屈曲する。

4: 足関節は踵接地時に最も底屈する。

5: 足関節は遊脚中期に最も背屈する。

第55回午前:第71問

膝関節屈曲に作用する筋はどれか。  

1: 外閉鎖筋

2: 大内転筋

3: 恥骨筋

4: 長内転筋

5: 薄筋

  • 答え:5
  • 解説:膝関節屈曲に作用する筋は薄筋である。薄筋は股関節内転に作用するほか、補助的に股関節屈曲と伸展、膝関節屈曲と下腿内旋にも作用する。
  • 外閉鎖筋は正しくない。外閉鎖筋は股関節外旋と内転に作用するが、膝関節屈曲には作用しない。
  • 大内転筋は正しくない。大内転筋は股関節内転に作用するほか、補助的に伸展にも作用するが、膝関節屈曲には作用しない。
  • 恥骨筋は正しくない。恥骨筋は股関節屈曲と内転に作用するほか、補助的に外旋にも作用するが、膝関節屈曲には作用しない。
  • 長内転筋は正しくない。長内転筋は股関節内転に作用するほか、補助的に屈曲と外旋にも作用するが、膝関節屈曲には作用しない。
  • 薄筋は正しい。薄筋は股関節内転に作用するほか、補助的に股関節屈曲と伸展、膝関節屈曲と下腿内旋にも作用する。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第28問

膝関節伸展位で足背屈の関節可動域測定をしたところ、可動域制限が認められた。次に、膝関節屈曲位で測定したところ可動域制限は認められなかった。短縮している筋はどれか。  

1: 大腿直筋

2: 大腿二頭筋長頭

3: 半膜様筋

4: 腓腹筋

5: ヒラメ筋

第45回午前:第44問

下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨盤帯は腸骨稜と大転子との間に置く。

2: 下腿半月の上端は腓骨頭の高さとする。

3: 膝継手の高さは膝関節裂隙に合わせる。

4: 大腿上位半月の上端は外側で腸骨稜よりも2〜3 cm下とする。

5: 膝継手から大腿下位半月の下端までと下腿半月の上端までとの距離を同じにする。

第55回午前:第38問

筋力増強運動として求心性収縮を用いた抵抗運動を行う際、対象筋と運動方向の組合せで正しいのはどれか。  

1: ハムストリングス――膝関節屈曲90°位での股関節伸展

2: 上腕二頭筋―――――肘関節伸展0°位かつ前腕回外位での肩関節伸展

3: 上腕三頭筋―――――肘関節屈曲90°位での肩関節水平内転

4: 前脛骨筋――――――足外がえし位での足関節背屈

5: 中殿筋―――――――股関節伸展0°位での股関節外転

第49回午前:第35問

腰椎椎間板ヘルニアについて正しいのはどれか。  

1: L4神経根障害では長母趾屈筋の筋力低下を生じる。

2: L5神経根障害では下腿外側から足背の知覚異常を伴う。

3: L5神経根障害では大腿神経伸張テストが陽性となる。

4: S1神経根障害では前脛骨筋の筋力低下を生じる。

5: S1神経根障害では膝蓋腱反射が低下する。

第44回午後:第38問

筋と運動との組合せで正しいのはどれか。  

1: 内側翼突筋 − 下顎骨を前上方に動かす。

2: 大頬骨筋 − 上唇を引き上げる。

3: 咬 筋 − 下顎骨を引き下げる。

4: 皺眉筋 − 眉を引き上げる。

5: 笑 筋 − 口角を上方に引き上げる。

第47回午後:第35問

膝関節前十字靱帯再建術後4週の時点に行う患肢の筋力増強訓練として誤っているのはどれか。  

1: レッグカール

2: ハーフスクワット

3: バイクエクササイズ

4: 大腿四頭筋セッティング

5: 大腿部筋群の等運動性収縮訓練