正しいのはどれか。
1: 第4頸髄節機能残存例では普通型車椅子駆動が可能である。
2: 第5頸髄節機能残存例では床から車椅子への移乗が可能である。
3: 第6頸髄節機能残存例では自動車運転が可能である。
4: 第7頸髄節機能残存例では平行棒歩行が可能である。
5: 第8頸髄節機能残存例では松葉杖歩行が可能である。
装具と疾患の組合せで正しいのはどれか。
1: Jewett型装具 ——————————————橈骨神経麻痺
2: Milwaukee装具——————————————先天性股関節脱臼
3: Oppenheimer型装具————————————胸椎圧迫骨折
4: Riemenbügel(リーメンビューゲル)装具——側弯症
5: SOMI装具 ————————————————頸椎環軸骨折
脊髄損傷(第10胸髄節まで機能残存)で起こるのはどれか。2つ選べ。 ア.排便障害イ.自律神経過反射ウ.咳嗽困難エ.吸気困難オ.反射性勃起
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
43歳の女性。頸髄完全損傷。洗濯物干しの作業中の写真を別に示す。この患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類による機能残存レベルはどれか。
1: C5B
2: C6A
3: C6B1
4: C6B2
5: C7A
頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)患者の褥瘡予防のための除圧方法で誤っているのはどれか。
18歳の男性。事故による第6頸椎脱臼骨折。受傷後3か月経過。筋力は、肩関節屈曲・伸展・外転筋ともにほぼ5(Normal)、肘関節屈筋5(Normal)、肘関節伸筋4(Good)であったが、手指屈筋・伸筋ほぼ0、体幹筋0、下肢筋0であった。感覚は体幹・下肢で脱失していた。この患者で誤っているのはどれか。
1: 不全四肢麻痺である。
2: 自律神経過反射が起きやすい。
3: コップの把持は可能である。
4: 自己導尿は可能と予測される。
5: 車椅子とベッド間の移乗は自立可能と予測される。
脳卒中片麻痺患者の肩関節亜脱臼に対する対策で適切でないのはどれか。
1: 車椅子へのアームトレイ設置
2: 麻痺筋への機能的電気刺激(FES)
3: EMGバイオフィードバック
4: アームスリングの装着
5: 上肢の体幹固定
図に示す動作を行う脊髄損傷患者について答えよこの患者のADLで正しいのはどれか。
1: 寝返りには手すりが必要
2: 長座位保持には手すりが必要
3: 食事には長対立装具が必要
4: 更衣はズボンを除いて可能
5: 洋式トイレの使用が可能
正しいのはどれか。
1: 頸髄損傷者(第4頸髄節まで機能残存)の移乗-ベルトタイプの吊り具
2: 片麻痺者(上下肢とも共同運動レベル)の入浴-片手に洗体用ミトン
3: 両上腕切断者の排便-洗浄器付き便座
4: アテトーゼ型脳性麻痺者の食事-スプリング・バランサー
5: 失調症者の更衣-リーチャー
27歳の男性。脊髄完全損傷(第5胸髄節まで機能残存)。日常生活は車椅子使用にて自立している。設計事務所に勤務しており、長時間のデスクワークを行うことが多い。多忙のため除圧を行う機会が少なくなっている。この状況が続いた場合、褥瘡が生じる可能性が最も高い部位はどれか。
1: 肩甲部
2: 膝窩部
3: 仙骨部
4: 肘頭部
5: 腸骨部
頸髄損傷者(第6頸髄節まで機能残存)が肘での体重支持を練習している姿勢の写真(別冊No. 5)を別に示す。この練習の目的動作はどれか。2つ選べ。ア.寝返りイ.上着の着脱ウ.足上げ動作エ.ズボンの着脱オ.ベッド上での移動
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
切断部位と義肢との組合せで適切でないのはどれか。
1: 肩・肩甲骨離断-フォークォーター用義手
2: クルッケンベルグ切断-能動義手
3: 下腿切断-PTB義足
4: ショパール離断-足袋式足根義足
5: 中足骨切断-スリッパ式足指義足
神経麻痺と装具との組合せで誤っているのはどれか。
1: 橈骨神経麻痺-トーマススプリント
2: 正中神経麻痺-対立スプリント
3: 尺骨神経麻痺-逆ナックルベンダー装具
4: 大腿神経麻痺-リングロック付膝装具
5: 総腓骨神経麻痺-プラスチック短下肢装具
脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いたベッドから車椅子への移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。
1: C4
2: C5
3: C6
4: C7
5: C8
大腿骨近位部骨折に対する人工骨頭置換術(後方アプローチ)後、全荷重が可能な状態での理学療法で適切でないのはどれか。
1: 背臥位における膝伸展位での股関節外転運動
2: 腹臥位における他動的な股関節伸展運動
3: 座位における重錘を用いた大腿四頭筋の筋力増強
4: 低い椅子から股関節内旋位での立ち上がり練習
5: 歩行器を用いた屋外歩行練習
疾患と歩行指導との組合せで適切でないのはどれか。
1: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖
2: 脊髄小脳変性症-松葉杖
3: デュシェンヌ型筋ジストロフィー-バネ付き長下肢装具
4: シャルコー・マリー・トゥース病-短下肢装具
5: 慢性関節リウマチ-四輪型歩行器
髄節レベルと感覚領域との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.第5頸髄節-肩 峰イ.第7頸髄節-中 指ウ.第4胸髄節-乳 頭エ.第1腰髄節-膝蓋骨内側オ.第4腰髄節-足 底
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
骨折、脱臼に合併しやすい障害の組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩関節前方脱臼-腋窩神経麻痺
2: 腓骨頭骨折-深腓骨神経麻痺
3: 上腕骨顆上骨折-正中神経麻痺
4: 股関節後方脱臼-坐骨神経麻痺
5: 大腿骨骨幹部骨折-大腿神経麻痺
適切でない組合せはどれか。
1: 脳卒中 (片麻痺)-T字杖
2: 脳性麻痺(痙直型両麻痺)-ロフストランド杖
3: 慢性関節リウマチ-プラットフォーム杖
4: パーキンソン病-松葉杖
5: 脊髄損傷-交互型歩行器