第41回午後第77問の類似問題

第44回午後:第71問

関節リウマチの診断基準(アメリカリウマチ協会1987年改訂)に含まれない項目はどれか。  

1: 朝のこわばり

2: 対称性の関節炎

3: リウマトイド結節

4: 血清リウマトイド因子

5: CRP

第36回午後:第84問

慢性関節リウマチ診断基準(アメリカリウマチ協会1987年改訂)で誤っているのはどれか。  

1: 15分間持続する朝のこわばり

2: 3関節以上の腫脹

3: 手関節の腫脹

4: 対称性腫脹

5: 皮下結節

第47回午後:第86問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

3: 約半数にリウマトイド結節が認められる。

4: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

5: 悪性関節リウマチでは血管炎による臓器障害が起こりやすい。

第48回午後:第26問

関節リウマチの検査所見で正しいのはどれか。  

1: CRP陽性

2: 血清鉄増加

3: 赤沈値低値

4: 白血球数減少

5: 赤血球数増加

第46回午前:第25問

関節リウマチの活動性を反映する血液検査項目はどれか。  

1: CK

2: CRP

3: 尿素窒素

4: アミラーゼ

5: アルブミン

第53回午前:第87問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 間質性肺炎を合併することが多い。

3: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

4: 半数以上にリウマトイド結節が認められる。

5: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

  • 答え:2
  • 解説:関節リウマチは、主に手関節や手指の小関節に初発し、対称性に症状が現れる自己免疫疾患です。合併症として間質性肺炎が多く、リウマトイド結節が一部の患者に認められます。血清アルカリフォスファターゼは通常正常範囲内ですが、活動期に高値となることがあります。
  • 選択肢1は間違いです。関節リウマチの初発部位は、手関節や手指の小関節が多く、大関節が初発部位であることは稀です。
  • 選択肢2は正しいです。関節リウマチでは、間質性肺炎のほか、肺線維症や胸膜炎などの肺疾患を合併することが多いです。
  • 選択肢3は間違いです。関節リウマチでは、罹患関節の症状は対称性に現れる特徴があります。
  • 選択肢4は間違いです。関節リウマチでは、肘関節外側皮下に腫瘤状のしこりを生じるリウマトイド結節が20~30%の患者に認められます。
  • 選択肢5は間違いです。関節リウマチの血清アルカリフォスファターゼは、一般的には正常範囲内です。ただし、関節リウマチの活動期には高値となることがあることに注意が必要です。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午前:第30問

関節リウマチにおいて、余暇、仕事、身の回りのことの3つの要素から機能状態の程度を示す指標はどれか。  

1: CMI

2: DAS28〈disease activity score 28〉

3: Larsen分類

4: Sharp score

5: Steinbrockerのclass分類

第43回午前:第84問

関節リウマチでLansbury(ランスバリー)指数が示すのはどれか。  

1: 症状による診断の基準

2: 点数による関節炎の活動性

3: エックス線による骨関節破壊の程度

4: 日常生活制限の程度

5: 顔の絵によるQOLの評価

第37回午後:第64問

慢性関節リウマチで正しいのはどれか。  

1: 発症好発年齢は20歳代である。

2: 生命予後は不良である。

3: リウマトイド因子陽性が診断上有用である。

4: ランズバリー指数はADLの評価尺度である。

5: スタインブロッカーのクラス分類は骨破壊を評価する。

第49回午前:第35問

関節リウマチ患者の日常生活の評価に用いられるのはどれか。  

1: Larsen分類

2: Lansbury指数

3: Steinbrockerのclass分類

4: DAS28(disease activity score28)

5: AIMS(arthritic impact measurement scale)

第38回午後:第79問

誤っているのはどれか。  

1: 朝のこわばりは慢性関節リウマチの診断基準項目に含まれる。

2: 全身性エリテマトーデスは男性に多い。

3: レイノー現象は寒冷により誘発される。

4: リウマチ熱は溶連菌感染と関連する。

5: 強直性脊椎炎は仙腸関節に好発する。

第40回午後:第81問

関節リウマチにみられないのはどれか。  

1: 関節滑膜の炎症

2: 関節軟骨の破壊

3: 関節周囲の腱断裂

4: 関節内の結晶析出

5: 関節の亜脱臼

第45回午後:第88問

関節リウマチでみられないのはどれか。  

1: 関節の亜脱臼

2: 腱鞘滑膜の炎症

3: 関節軟骨の破壊

4: 関節内の結晶析出

5: 関節周囲の腱断裂

第41回午前:第21問

関節リウマチの関節保護で適切でないのはどれか。  

41_0_21

第49回午前:第34問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 内反尖足が合併しやすい。

2: DIP関節に病変を生じやすい。

3: 肘関節にはムチランス変形が生じやすい。

4: 環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。

5: 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。

第40回午前:第81問

関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 炎症症状の強い関節に寒冷療法を行う。

2: 朝のこわばりの強い時間帯は避ける。

3: 筋力増強運動は等尺性を原則とする。

4: 起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する。

5: 移乗動作は座面を高く調整する。

第37回午後:第89問

慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。  

1: 半数以上の患者が高度障害となる。

2: 血沈値の亢進がみられる。

3: 慢性で進行性である。

4: 朝のこわばりがみられる。

5: 骨・関節の破壊を生じる。

第34回午前:第3問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。  

34_0_3

第34回午前:第57問

関節リウマチのSteinbrocker分類について正しいのはどれか。  

1: リウマチの活動性の指標に用いる。

2: ステージ分類は疼痛の程度の分類である。

3: クラス分類には朝のこわばりの程度も含む。

4: ステージIIIは関節変形を伴う。

5: クラスIIIは基礎的日常生活動作が全介助である。

第52回午前:第41問

関節リウマチの症状と理学療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節痛――――――持続伸張運動

2: 手指の変形―――――超音波療法

3: 足の外反母指――――金属支柱付短下肢装具

4: 膝関節外反変形―――外側ウェッジ

5: 環軸関節亜脱臼―――頸椎前屈姿勢の予防