第40回午前第93問の類似問題

第45回午前:第36問

慢性閉塞性肺疾患に対する指導で正しいのはどれか。  

1: 呼気よりも吸気に時間をかける。

2: 両上肢を挙上して呼吸を促通させる。

3: 動作中に息こらえをして換気量を増大する。

4: ろうそく吹きによって肺胞内の空気を効率的に吐く。

5: 作業中は胸式呼吸パターンが維持できるようにする。

第41回午前:第93問

腹式呼吸法で誤っているのはどれか。  

1: 口すぼめ呼吸を併用する。

2: 呼吸補助筋の活動を抑制する。

3: 胸部と腹部にそれぞれ手を置く。

4: 呼気時に腹部隆起を確認する。

5: 呼気は吸気の2倍以上の時間をかけて行う。

第34回午前:第65問

慢性閉塞性肺疾患の呼吸理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。イ.呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。ウ.腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。エ.下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。オ.ハフィング(huffing)は咳の前に声門を開いて行う。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第35回午前:第49問

慢性呼吸不全患者の生活指導で誤っているのはどれか。  

1: 腹式呼吸を励行する。

2: 時間あたりの呼吸数を増やす。

3: 1回換気量を増やす。

4: 活動課題は分割して行う。

5: 酸素吸入下で体操する。

第37回午前:第78問

呼吸障害の理学療法で適切なのはどれか。  

1: 拘束性換気障害には口すぼめ呼吸を行う。

2: 慢性肺気腫の症例では速い呼気運動を行う。

3: ボルグ指数15~17の負荷で行う。

4: 無酸素性作業閾値以上の運動負荷で行う。

5: 階段では昇りながら息をはき、止まって吸気を行う。

第38回午前:第87問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。イ.呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。ウ.腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。エ.下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。オ.痰の粘性が低ければハフィング(huffing)が排痰に有効である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第50回午後:第39問

口すぼめ呼吸で正しいのはどれか。  

1: 気道の虚脱を抑える。

2: 全肺気量を増加させる。

3: 吸気時間を延長させる。

4: 呼吸仕事量を増加させる。

5: 機能的残気量を増加させる。

第45回午前:第39問

呼吸器疾患の理学療法の目的で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 呼吸数の増加

2: 吸気の緩徐化

3: 腹式呼吸の促通

4: 呼吸補助筋の活用

5: 全身のリラクセーション

第35回午後:第42問

呼吸運動で誤っているのはどれか。  

1: 安静呼吸時に横隔膜は上下に動く。

2: 腹筋の収縮で横隔膜は挙上する。

3: 横隔膜は収縮で下降する。

4: 呼気時に外肋間筋が主に働く。

5: 吸気時に肋骨下縁は挙上する。

第41回午前:第92問

慢性呼吸不全患者の生活指導で適切でないのはどれか。  

1: 腹式呼吸を励行する。

2: 時間当たり呼吸数を増やす。

3: 1回換気量を増やす。

4: 動作を分割する。

5: 酸素吸入下で体操する。

第52回午後:第37問

持久力トレーニングの効果として正しいのはどれか。  

1: 呼吸数の増加

2: 1回拍出量の減少

3: 安静時心拍数の減少

4: 末梢血管抵抗の増加

5: 最大酸素摂取量の減少

第53回午後:第73問

安静時の呼吸運動で正しいのはどれか。  

1: 呼気時に腹圧は上昇する。

2: 吸気時に横隔膜は下降する。

3: 呼気時に外肋間筋は収縮する。

4: 吸気時に気道抵抗は上昇する。

5: 胸郭下部は前後方向の動きが左右方向より大きい。

  • 答え:2
  • 解説:安静時の呼吸運動では、横隔膜の動きや筋肉の収縮・弛緩が重要な役割を果たしています。吸気時には横隔膜が下降し、胸腔が拡大することで空気が肺に入ります。呼気時には横隔膜が上昇し、胸腔が縮小することで空気が外に出ます。
  • 選択肢1は間違いです。呼気時ではなく、吸気時に横隔膜が下降することで腹圧が上昇します。
  • 選択肢2は正しいです。吸気時に横隔膜が下降することで、胸腔が拡大し、空気が肺に入ります。
  • 選択肢3は間違いです。呼気時ではなく、吸気時に外肋間筋が収縮し、胸郭が拡大します。呼気時には外肋間筋が弛緩します。
  • 選択肢4は間違いです。吸気時ではなく、呼気時に気道抵抗が上昇します。吸気時には気道抵抗が低下します。
  • 選択肢5は間違いです。胸郭下部は前後方向の動きではなく、左右方向の動きが大きいです。下位肋骨の挙上により、胸郭の横径が増大します。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第47問

呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。  

1: ハッフィングは胸郭の伸張を目的とする。

2: 横隔膜呼吸は、呼吸補助筋の活動を促進する。

3: 呼吸困難時の症状改善には、腹臥位が有効である。

4: インセンティブスパイロメトリは長く吸気を持続させる。

5: 口すぼめ呼吸は、呼気よりも吸気を長くするように指導する。

第55回午後:第45問

頸髄損傷の呼吸障害で正しいのはどれか。  

1: 肺活量は低下する。

2: 咳の強さは変わらない。

3: 予備吸気量は増加する。

4: 予備呼気量は変わらない。

5: 閉塞性換気障害が生じやすい。

第46回午前:第39問

慢性閉塞性肺疾患の呼吸理学療法で正しいのはどれか。  

1: 運動中の息こらえを避ける。

2: 上肢のトレーニングは避ける。

3: 酸素吸入が必要な運動は避ける。

4: 嫌気的代謝能を優先して向上させる。

5: 運動中のSpO2は80%を保持できればよい。

第42回午後:第45問

呼吸運動で誤っている組合せはどれか。  

1: 安静吸気-横隔膜

2: 安静呼気-外肋間筋

3: 努力吸気-胸鎖乳突筋

4: 努力吸気-僧帽筋

5: 努力呼気-外腹斜筋

第34回午前:第66問

口すぼめ呼吸で誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.呼気時は気道に予備圧力を生じさせる。イ.気道の虚脱が生じる。ウ.気胸にも適応がある。エ.機能的残気量が減少する。オ.吸気では口を閉じる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第67問

在宅酸素療法が導入された慢性呼吸不全患者の生活指導で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 洗髪は、座位で両上肢によって行う。

2: 更衣は、立位でかぶり型上衣で行う。

3: 洗顔は、座位で息を吐きながら行う。

4: 用便は、息を吐きながら腹圧をかけて行う。

5: 歩行は、背筋を反らせて大きく息を吸いながら行う。

第36回午前:第66問

慢性閉塞性肺疾患の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 症状の悪化防止に禁煙が有効である。

2: 下肢より上肢の運動の方が運動耐容能を高めやすい。

3: 嫌気性代謝閾値(AT)レベルでの運動を行なう。

4: 呼気時の気道虚脱の防止に口すぼめ呼吸を指導する。

5: 息切れが強いときの安楽姿勢を指導する。

第38回午前:第66問

肺理学療法の内容と効果との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 胸郭可動域訓練-肺コンプライアンスの増大

2: 口すぼめ呼吸-横隔膜の強化

3: 体位排痰法-気道の浄化

4: リラクセーション-酸素消費量の低下

5: 腹式呼吸-換気量の増大