第39回午後第63問の類似問題

第45回午後:第30問

装具と障害されている神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 短対立装具-正中神経麻痺

2: 長対立装具-橈骨神経麻痺

3: 虫様筋カフ-尺骨神経麻痺

4: Thomasスプリント-正中神経麻痺

5: Oppenheimerスプリント-尺骨神経麻痺

第36回午後:第16問

前腕骨間膜に起始部をもたないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指外転筋

3: 示指伸筋

4: 長母指伸筋

5: 短母指伸筋

第35回午後:第41問

手の機能肢位で誤っているのはどれか。 ア.手関節は軽度掌屈位である。イ.母指は軽度橈側外転位である。ウ.母指と他の指との先端はほぼ等距離である。エ.第2~5指は軽度屈曲位をとる。オ.第2~5指の長軸の延長線は舟状骨に集まる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第47回午前:第53問

筋と支配神経の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長掌筋 ― 正中神経

2: 円回内筋 ― 正中神経

3: 腕橈骨筋 ― 橈骨神経

4: 方形回内筋 ― 尺骨神経

5: 尺側手根伸筋 ― 橈骨神経

第52回午後:第71問

手指の運動とそれに作用する筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 母指MP関節伸展――――短母指伸筋

2: 小指MP関節屈曲――――短小指屈筋

3: 環指MP関節外転――――背側骨間筋

4: 小指MP関節内転――――掌側骨間筋

5: 中指MP関節伸展――――虫様筋

第50回午前:第73問

足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。

2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。

3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。

4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。

5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。

第43回午後:第42問

手指の運動の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 深指屈筋 - 手指DIP関節の屈曲

2: 虫様筋 - 手指MP関節の内転

3: 骨間筋 - 手指DIP関節の伸展

4: 母指内転筋 - 母指MP関節の内転

5: 母指対立筋 - 母指MP関節の屈曲

第55回午後:第71問

筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 足の長母指伸筋――背屈

2: 後脛骨筋―――――内がえし

3: 前脛骨筋―――――外がえし

4: 第三腓骨筋――――底屈

5: 長腓骨筋―――――背屈

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、筋と足への作用が正しく組み合わされている選択肢を2つ選ぶ必要があります。筋肉の作用を理解することで、正しい筋肉の働きを把握することができます。
  • 足の長母指伸筋は、足部背屈と足指伸展に作用し、補助的に足関節背屈と足部内がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 後脛骨筋は、足部底屈と内がえしに作用し、補助的に足関節底屈にも作用します。しかし、この選択肢では内がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 前脛骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部内がえしにも作用します。この選択肢では外がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 第三腓骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部外がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 長腓骨筋は、足関節底屈、足部底屈、足部外がえしに作用します。この選択肢では背屈と組み合わされているため、正しくありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午前:第84問

前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺に共通するのはどれか。  

1: 感覚は正常である。

2: 尺骨神経の分枝である。

3: 肘部管のTinel徴候が陽性である。

4: 中・環・小指の伸展動作が困難である。

5: 母指と示指のつまみ動作が困難である。

  • 答え:1
  • 解説:前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺は、感覚が正常である点が共通しています。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、それぞれ異なる神経から分岐しています。
  • 感覚は正常であるのは、前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺の共通点であり、正しい選択肢です。
  • 尺骨神経の分枝ではありません。前骨間神経は正中神経から分岐し、後骨間神経は橈骨神経から分岐するため、この選択肢は間違いです。
  • 肘部管のTinel徴候が陽性ではありません。前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺はどちらも肘部管のTinel徴候が陰性であるため、この選択肢は間違いです。
  • 中・環・小指の伸展動作が困難であるのは、後骨間神経麻痺のみの症状であり、前骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。
  • 母指と示指のつまみ動作が困難であるのは、前骨間神経麻痺のみの症状であり、後骨間神経麻痺では見られないため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第10問

正しい組合せはどれか。  

1: 腕橈骨筋 - 筋皮神経

2: 円回内筋 - 橈骨神経

3: 第2虫様筋 - 正中神経

4: 尺側手根伸筋 - 尺骨神経

5: 短母指屈筋浅頭 - 尺骨神経

第34回午後:第42問

手の機能肢位で誤っているのはどれか。  

1: 手関節は軽度尺屈している。

2: 手関節は中等度背屈している。

3: 母指は掌側内転している。

4: 示指は軽度屈曲している。

5: 手の横アーチは保たれている。

第54回午前:第16問

42歳の男性。スキーの滑走中に転倒し、腕神経叢の図に示す部位を損傷した。前腕外側(橈側)と手の掌側の母指から環指に感覚鈍麻がある。筋力低下をきたす筋はどれか。2つ選べ。 

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1: 円回内筋

2: 三角筋

3: 小指外転筋

4: 上腕三頭筋

5: 上腕二頭筋

第41回午前:第18問

橈骨神経麻痺による下垂手に対してコックアップ・スプリントを作製する際に注意すべき点で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 母指と示指を対立位で固定する。

2: 遠位端はII~V指MP関節よりも長くする。

3: 橈骨・尺骨の茎状突起の除圧を図る。

4: ベルクロによる固定は、遠位端、近位端および手関節付近の3か所で行う。

5: 手関節を中間位(背屈0°)で保持する。

第44回午前:第56問

脛骨骨折後の尖足拘縮で短縮を起こしやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 前脛骨筋

2: 長指伸筋

3: 後脛骨筋

4: 長母指伸筋

5: 長母指屈筋

第49回午前:第71問

指尖つまみに比べ横つまみでより働く筋はどれか。  

1: 短掌筋

2: 虫様筋

3: 短母指伸筋

4: 短母指外転筋

5: 第1背側骨間筋

第47回午前:第11問

55歳の女性。末梢神経障害。短母指外転筋、母指対立筋、虫様筋(第1・第2)がMMT 1~2であった。この患者に用いるスプリントとして適しているのはどれか。  

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第50回午後:第57問

深腓骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 長指伸筋

2: 後脛骨筋

3: 短腓骨筋

4: 第三腓骨筋

5: 腓腹筋

第56回午後:第74問

腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕二頭筋

2: 上腕三頭筋

3: 大胸筋

4: 前鋸筋

5: 三角筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:腕神経叢後神経束に関与する筋は、腋窩神経(三角筋, 小円筋)、肩甲下神経(大円筋, 肩甲下筋)、胸背神経(広背筋)、橈骨神経(上腕三頭筋, 肘筋, 腕橈骨筋, 長橈側手根伸筋, 短橈側手根伸筋, 総指伸筋, 小指伸筋, 尺側手根伸筋, 回外筋, 長母指外転筋, 短母指伸筋, 長母指伸筋, 示指伸筋)である。
  • 上腕二頭筋は、外側神経束の筋皮神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 上腕三頭筋は、後神経束の橈骨神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。
  • 大胸筋は、外側神経束の外側胸筋神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 前鋸筋は、神経叢根の長胸神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害では筋力低下は生じない。
  • 三角筋は、後神経束の腋窩神経が支配しているため、腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じる。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午前:第54問

手根管を通過しないのはどれか。  

1: 深指屈筋腱

2: 浅指屈筋腱

3: 長母指屈筋腱

4: 尺側手根屈筋腱

5: 橈側手根屈筋腱

  • 答え:4
  • 解説:手根管は手根部の手掌腱膜の深層に位置し、正中神経、浅指屈筋腱、深指屈筋腱、長母指屈筋腱、橈側手根屈筋腱が通過します。尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。
  • 深指屈筋腱は手根管を通過します。尺骨橈側面と前面、前腕骨間膜から起始し、第2~5末節骨底の掌側面に停止します。
  • 浅指屈筋腱も手根管を通過します。上腕尺骨頭が上腕骨内側上顆、尺骨粗面尺側部から、橈骨頭が橈骨前面近位部から起始し、第2~5中節骨底の掌側面に停止します。
  • 長母指屈筋腱も手根管を通過します。橈骨尺側面と前面、前腕骨間膜から起始し、母指末節骨底の掌側面に停止します。
  • 尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。上腕頭が上腕骨内側上顆と前腕筋膜から、尺骨頭が尺骨後縁の近位1/2の領域、前腕筋膜から起始し、豆状骨、有鈎骨、第5中手骨底、豆鈎靱帯、豆中手靱帯に停止します。
  • 橈側手根屈筋腱も手根管を通過します。上腕骨内側上顆、前腕筋膜内面、円回内筋、長掌筋との間の筋膜から起始し、第2、3中手骨底の掌側面に停止します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第57回午前:第60問

右手背部の写真を示す。矢印が示す腱はどれか。 

57_0_60

1: 短母指伸筋腱

2: 長母指伸筋腱

3: 母指内転筋腱

4: 短母指外転筋腱

5: 長母指外転筋腱