温熱療法を避けるべき疾患はどれか。
1: 多発性筋炎
2: Parkinson病
3: 視神経脊髄炎
4: 亜急性連合性脊髄変性症
5: Charcot-Marie-Tooth病
40歳の女性。筋萎縮性側索硬化症。上肢近位筋の筋力4、遠位筋の筋力3、下肢の筋力4。最近、肺炎を2回起こしている。この患者の調理動作として適切でないのはどれか。
1: 皮むき器で大根の皮をむく。
2: 電子レンジで食品を温める。
3: ざるを用いてめん類をゆでる。
4: 台ふきんで調理台をふく。
5: 調理用ハサミで野菜を切る。
高齢者の脊椎圧迫骨折の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 急性期は下肢の等尺性訓練を行う。
2: 早期離床を促す。
3: 股関節の伸筋を主に強化する。
4: 体幹筋は腹筋を主に強化する。
5: 体幹装具で座位訓練を行う。
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1: 重症筋無力症 - 筋 痛
2: Parkinson病 - 折りたたみナイフ現象陽性
3: フリードライヒ失調症 - Romberg徴候陰性
4: Guillain-Barré症候群 - 腱反射減弱
5: 脊髄空洞症 - 解離性感覚障害
多発性筋炎の回復初期における理学療法で正しいのはどれか。
1: 運動負荷量は血小板数を目安に設定する。
2: 筋力トレーニングは四肢の遠位筋を中心に行う。
3: 間質性肺炎の合併に注意してプログラムを進める。
4: 手指の冷感に対して手部および手指へのホットパックを行う。
5: 筋痛があれば抵抗を減らし、時間を延長して筋力トレーニングを継続する。
活動期の関節リウマチに対する理学療法で適切でないのはどれか。
1: 局所の安静
2: 保持装具の使用
3: ADL指導
4: 等尺性収縮による筋力維持
5: 極超短波療法
多発性硬化症の初発症状で多いのはどれか。2つ選べ。 ア.腱反射低下イ.視力低下ウ.しびれ感エ.膀胱障害オ.言語障害
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 脱髄が主病変である。
3: 症状に日内変動がみられる。
4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。
5: 脳神経では聴覚が障害されやすい。
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 高齢者に多い。
2: 脱髄が主病変である。
3: 症状に日内変動がみられる。
4: 初発症状として眼瞼下垂が多い。
5: 脳神経系では聴覚が障害されやすい。
疾患と運動療法との組合せで誤っているのはどれか。
1: 腰痛症-ウイリアムス体操
2: 失調症-フレンケル体操
3: 五十肩-コッドマン体操
4: 圧迫骨折-ベーラー体操
5: 変形性膝関節症-バージャー・アレン体操
37歳の女性。5年前に多発性硬化症と診断。発症当初は再発寛解型であったが、2年前に二次進行型に移行し右痙性片麻痺がある。2週前から右内反尖足位の痙縮が増悪し、MAS(modified Ashworth scale)で段階2である。右足の痙縮に対する治療で適切なのはどれか。
1: 赤外線療法
2: ホットパック
3: 電気刺激療法
4: アキレス腱延長術
5: 経頭蓋磁気刺激法
自助具と疾患との組合せで適切でないのはどれか。
1: ソックスエイド-アテトーゼ型脳性麻痺
2: レバー式水道栓-慢性関節リウマチ
3: 万能カフ- ─頸髄損傷
4: ループ付きタオル─脳卒中片麻痺
5: ストローホルダー─進行性筋ジストロフィー
疾患と装具との組合せで正しいのはどれか。
1: 橈骨神経麻痺-パンケーキ型装具
2: 腰椎圧迫骨折-ジュエット型装具
3: 頸椎脱臼骨折-ウイリアムス型装具
4: 多発性硬化症-バネ付長下肢装具
5: 大腿神経麻痺-PTB型装具
躁状態の患者に対する導入期の作業療法で適切でないのはどれか。
1: パットゴルフ
2: ビリヤード
3: ストレッチ体操
4: 散歩
5: マラソン
正しい組合せはどれか。
1: 重症筋無力症-運動失調
2: パーキンソン症候群-企図振戦
3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性
4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進
5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害
50歳の女性。球麻痺症状で発症した筋萎縮性側索硬化症。発症後1年経過。自営業世帯の主婦で、病前は家業の経理を行っていた。現在、筋力は上肢近位筋群3(Fair)、上肢遠位筋群2(Poor)、下肢筋群4(Good)である。最近、肺炎を2回起こしている。現時点での評価項目で適切でないのはどれか。
1: 筋萎縮の部位、程度
2: 会話明瞭度
3: 食事動作
4: 簿記、計算力
5: 浴室、トイレの構造
50歳の女性。球麻痺症状で発症した筋萎縮性側索硬化症。発症後1年経過。自営業世帯の主婦で、病前は家業の経理を行っていた。現在、筋力は上肢近位筋群3(Fair)、上肢遠位筋群2(Poor)、下肢筋群4(Good)である。最近、肺炎を2回起こしている。この患者への対応で緊急度が低いのはどれか。
1: コミュニケーションエイドの検討
2: 呼吸体操の指導
3: 飲み込みやすい食品の紹介
4: 不安や恐れへの相談
5: 移乗介助用リフターの導入
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 脱髄病変がみられる。
3: 発症は70代以上に多い。
4: 神経症状の進行は稀である。
5: 視力低下が出現する頻度が高い。
長下肢装具の適応はどれか。
1: 筋萎縮性側索硬化症
2: 第2腰髄残存レベルの脊髄損傷
3: 関節リウマチで人工膝関節置換術後
4: 外傷性股関節後方脱臼で坐骨神経麻痺
5: 下肢Brunnstrom法ステージIVの脳卒中片麻痺
寒冷療法の適応で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 閉塞性動脈硬化症
2: 炎症の急性期
3: Raynaud病
4: 褥瘡
5: 痙縮