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作業療法士国家試験

検索元問題
第36回 午前 第32問
20件の類似問題
17歳の男子高校生。恐怖症。2人兄弟の兄。弟とふざけていて、弟が持つボールペンの先が本人の手掌部に突き......
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18
第52回 午前 作業療法士実地問題
科目:
大分類: 気分障害
57歳の女性。夫と寝たきりの母親との3人暮らし。編み物を趣味としていた。患者は手の抜けない真面目な性格で、介護が2年続いたころから「体が動かない。死んでしまいたい」と寝込むようになった。夫に連れられ精神科病院を受診し入院。1か月後に作業療法が導入となった。しかし、作業療法士に「母のことが気になるんです。ここにいる自分が情けない」と訴えた。この患者への対応として適切なのはどれか。  
1
主治医に早期の退院を提案する。
2
他の患者をお世話する役割を提供する。
3
趣味の編み物をしてみるように提案する。
4
休むことも大切であることを説明する。
5
他の患者との会話による気晴らしを促す。
78
第39回 午前 作業療法士専門問題
重要
情緒の不安定な失語症患者の作業療法開始時の面接で適切でないのはどれか。  
1
身振り手振りを交えたコミュニケーションをする。
2
「言葉が出なくてつらいですね」と声をかける。
3
白板やメモ用紙をコミュニケーションに利用する。
4
明確な返事を得るために同じ質問を繰り返す。
5
身近な人から生活状況をつぶさに聞く。
17
第57回 午後 作業療法士実地問題
科目:
大分類: 気分障害
43歳の女性。うつ病。半年前に子供が1人暮らしを始めてから気分が落ち込み、布団で寝たままでいることが増えた。家事を夫が行うようになると、「夫に迷惑をかけている自分は生きている価値がない」と口にするようになり、夫に連れられ精神科クリニックを受診した。服薬治療が開始され、症状が改善してきたため外来作業療法が処方された。導入時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。  
1
スケジュール表に従った参加を促す。
2
枠組みのある構成的作業を導入する。
3
患者が作製した作品について賞賛する。
4
意欲の低下が認められても作業遂行を促す。
5
体調とともに気分も改善するため心配ないと励ます。
20
第55回 午前 作業療法士実地問題
解説
32歳の女性。8歳の娘が担任の先生の勧めで1週前に精神科を受診し、注意欠如・多動性障害と診断を受けた。放課後等デイサービスを利用することになり、作業療法士がこの女性と面接したところ「集中力が続かないし、物忘れもひどかったけど、まさか自分の子どもが障害児なんて思っておらずいつも叱っていた。お友達ともうまくいっていない状況が続いており、とても心配していた。これからどうしたら良いでしょうか」と話す。この時の作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。  
1
娘への不適切な対応を指摘する。
2
障害の特徴について解説する。
3
他の障害児の親に会わせる。
4
障害は改善すると伝える。
5
不安を受け止める。
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47
第55回 午後 作業療法士専門問題
最重要 解説
強迫性障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。  
1
自由度の高い作業を提供する。
2
正確さを必要とする作業を提供する。
3
強迫行為が始まれば作業を中止させる。
4
強迫行為の原因についての洞察を促す。
5
作業工程の確認は作業療法士が本人に代わって行う。
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15
第53回 午後 作業療法士実地問題
解説
39歳の男性。アルコール依存症。前回退院後に連続飲酒状態となり、妻からの依頼で2回目の入院となった。入院の際、妻からお酒をやめないと離婚すると告げられた。離脱症状が治まるのを待って作業療法が開始された。用意されたプログラムには自ら欠かさず参加し、特に運動プログラムでは休むことなく身体を動かしていた。妻には「飲酒による問題はもう起こさないので大丈夫」と話している。この患者に対する作業療法士の対応として最も適切なのはどれか。  
1
運動プログラムを増やす。
2
さらに努力を続けるよう伝える。
3
支持的に接し、不安が示されたら受け止める。
4
離婚されないためということを動機付けに用いる。
5
過去の飲酒が引き起こした問題には触れないでおく。
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38
第37回 午前 作業療法士専門問題
最重要
11歳の女児。小学5年時の2学期から不登校となった。家から出て行くが校門に近づくと嘔気が出現し、校内に入れない状態が続いた。母親が付き添って登校したが、教室には入れず保健室登校となった。担任教師の依頼で相談医が母親とともに数回面接したのち、作業療法が必要と判断され開始された。作業療法開始時の目標で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.身体症状の改善イ.友達づくりの援助ウ.母親との関係の改善エ.不安への共感オ.安心できる場の提供  
1
2
3
4
5
14
第48回 午後 作業療法士実地問題
科目:
17歳の女子。統合失調症。授業中に突然叫び声をあげ、教科書と筆記用具を窓から投げ捨てた。両親が付き添い精神科病院に入院し、陽性症状の落ち着いた3週目に退院となり、精神科ショートケアに紹介された。通所2か月目から復学に向けた支援を開始した。適切でないのはどれか。  
1
心理教育に参加させる。
2
特別支援学校に転校させる。
3
再発防止プランを作成させる。
4
修業年限の延長を視野に入れた計画を立てる。
5
担当教師、家族および本人を交えたケア会議を開催する。
18
第53回 午前 作業療法士実地問題
解説
29歳の女性。歩行困難を主訴に整形外科外来を受診したが器質的問題が認められなかったため、紹介によって精神科外来を受診し入院することとなった。手足が震え、軽い麻痺のような脱力があり、自立歩行ができないため車椅子を使用している。立位保持や移乗に介助を必要とし、ADLはほぼ全介助である。この時点の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
自己洞察を促す。
2
自己表現の機会を増やす。
3
集団活動で役割を担わせる。
4
自己中心的な依存は受け入れない。
5
身体機能に対する治療的な介入を行う。
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9
第55回 午前 作業療法士実地問題
解説
科目:
54歳の女性。左母指ばね指の術後、経過は良好であったが、術後3か月ころから些細な動作で母指にビリビリするような疼痛が出現した。術後5か月目に自宅近くの病院を受診し、CRPS〈複合性局所疼痛症候群〉と診断され、投薬治療と外来作業療法が開始となった。開始時の左母指痛はNRS〈numerical rating scale〉で安静時1、動作時6。左上肢機能は総握りでは指尖手掌間距離が2~3 cm、肩・肘関節のROMに軽度制限を認め、手指のMMTは段階3、握力2 kgで、日常生活では左手をほとんど使用していない状態であった。実施する作業療法で誤っているのはどれか。  
1
疼痛を誘発しない動作方法を検討する。
2
疼痛の完全除去を目標とする。
3
物品に触れる機会を増やす。
4
自動運動から開始する。
5
生活状況を聴取する。
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91
第41回 午前 作業療法士専門問題
最重要
神経症性障害患者の作業療法で適切でないのはどれか。  
1
心気症を示す患者では、レクリエーションや運動を促す。
2
不安発作を示すときは、作業の中断を考慮する。
3
過剰な不安を抱くときは、作業量を増やす。
4
身体表現性障害では、身体機能改善を優先する。
5
自己評価が低いときは、達成しやすい作業に変更する。
93
第39回 午前 作業療法士専門問題
最重要
境界性人格障害患者の作業療法の留意点で、当てはまらないのはどれか。  
1
治療者の理想化
2
治療者への攻撃
3
治療者間の対立
4
他者への無関心
5
高い達成要求
19
第47回 午前 作業療法士実地問題
30歳の女性。大学卒業後就職したが、すぐに退職した。その後対人トラブルを起こしては何回も勤務先を変え、2週前から就労移行支援事業所に通所するようになった。作業手順が分からなくても質問ができないため完成することができなかった。音に過敏に反応し、他の通所者と折り合いがつかずいらいらするようになり、家族に当たり散らすようになった。通所も中断し自宅に引きこもりがちとなったため、外来作業療法を紹介された。この患者に対する作業療法で優先するのはどれか。  
1
新しい体験
2
耐久性の訓練
3
基礎体力の維持
4
援助の求め方の練習
5
就労移行支援事業所復帰の促進
92
第41回 午前 作業療法士専門問題
重要
身体表現性障害の患者に対する作業療法士の対応で適切でないのはどれか。  
1
受容的・支持的に関わる。
2
矛盾する身体症状の理由を話し合う。
3
葛藤解決や対処方法を話し合う。
4
アンビバレンツな言動を許容する。
5
心理的距離を保つ。
28
第42回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
27歳の男性。統合失調症。大学卒業後、建設会社に就職し設計の仕事をしていた。新たなプロジェクトの責任者として仕事に追われるようになってから、眠れない日が続き、急に怒り出すこともあった。プレゼンテーションの日に昏迷状態となり入院した。1週後、症状が徐々に落ち着いてきた時点で作業療法が開始された。2か月後、この患者が職場復帰を前提として退院することになった。退院支援として適切でないのはどれか。  
1
服薬自己管理プログラムを実施する。
2
体力回復のため運動プログラムを実施する。
3
手がけていた設計の準備を開始する。
4
家族を心理教育プログラムに誘う。
5
職場や地域スタッフとのケア会議を実施する。
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29
第36回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
大分類: 気分障害
42歳の女性。躁うつ病。高校卒業後からスーパーマーケットに勤務。30歳のとき躁状態で入院した。以後、躁状態またはうつ状態で6回入退院を繰り返した。今回は、パートタイムで働いていたが次第に不眠、抑うつ気分を呈するようになり入院した。入院から1か月後、作業療法が開始された。作業療法導入時の対応として適切でないのはどれか。  
1
作業療法の目標を取り決める。
2
症状の変動を確認する。
3
参加の意思を確認する。
4
作業種目の決定を促す。
5
作業の耐久性を評価する。
45
第54回 午後 作業療法士専門問題
重要 解説
境界性パーソナリティ障害の患者が自傷行為をほのめかしたとき、作業療法士の行うべき対応はどれか。  
1
緊急入院を勧める。
2
死にたい気持ちの有無を確認する。
3
作業療法を延長し関わる時間を増やす。
4
過去の自傷行為の回数について詳しく聴取する。
5
自傷行為をしたら作業療法は続けられないと伝える。
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34
第36回 午前 作業療法士専門問題
14歳の男子。8歳時に軽度の注意欠陥・多動を伴う学習障害の診断を受けた。中学校(普通学級)に入学したが、最近、登校しないことが多くなった。進学準備の時期を迎えているが、生活リズムも乱れがちとなり、思春期外来への通院時に作業療法を実施することになった。当面の目標設定として適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.生活リズムの改善イ.問題解決能力の向上ウ.課題遂行能力の向上エ.親との関係の改善オ.作業療法の継続的参加  
1
2
3
4
5
81
第38回 午前 作業療法士専門問題
最重要
科目:
大分類: 気分障害
うつ病の回復期の作業療法で適切なのはどれか。  
1
作業時間を延長する。
2
作業の速さを求める。
3
休息の取り方を教える。
4
変化に富む構成にする。
5
作業の完成度を求める。
17
第52回 午後 作業療法士実地問題
17歳の女子。高校2年生。高校入学時、身長158 cm、体重55 kgであったが、同級生に「太っている」と言われ、食事を制限して半年間に12 kgやせた。高校1年の秋ごろから月経が不順になり、半年前から無月経となった。このため無月経と体重減少とを主訴に入院治療が開始されたが各種検査を受けることに抵抗感が強い。母親は「もともと太ってなどいなかったと説得して欲しい」と希望する。作業療法士の患者に対する治療的態度として適切なのはどれか。2つ選べ。  
1
心理的な問題には触れない。
2
食事については、本人の判断に任せる。
3
受容的態度で、健康状態についての本人の考え方を尋ねる。
4
母親の希望を受け入れて元の体重でも肥満でなかったことを説明する。
5
全身的な健康状態を確認する必要性を伝え、臨床検査を受けることを勧める。
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