医療ガスの過去問


国試第8回午前:第88問

医療ガスの安全について誤っているのはどれか。

a: ボンベを転倒しないようしっかりと固定した。

b: 医療ガス設備の保守点検業務記録を1年後に廃棄した。

c: 定期点検は、6ヵ月ごと、12ヵ月ごとの2つに分けて実施した。

d: ガス種別ごとに配管の色分けを行った。

e: 医療ガス配管システムにマニフォールドシステムを設けた。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第87問

医療ガスについて正しいのはどれか。

a: 酸素は可燃性気体である。

b: 麻酔用ガスには引火性のものが多い。

c: 笑気ガスには支燃性がある。

d: エチレンオキサイドガス(EOG)は燃焼爆発性を有している。

e: ハロタンは麻酔で使用される通常の濃度でも可燃性を有する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第90問

ガス容量500lの酸素ボンベの内圧が75kgf/cm2(7350kPa)となった。ボンベ内に残っている酸素の量はいくらか。

1: 3750l

2: 500l

3: 375l

4: 250l

5: 重量を計測しないとわからない。

国試第7回午後:第89問

支燃性、燃焼爆発性を持たないガスはどれか。

a: 酸素

b: 二酸化炭素

c: 窒素

d: 笑気

e: エチレンオキサイドガス(EOG)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第90問

医療ガスについて正しいのはどれか。

a: 医用ガスには吸引は含まれない。

b: 医療ガスの貯蔵及びその取扱いは高圧ガス取締法により規制される。

c: 医療ガス設備の増設工事後の検査は医療ガス安全管理委員会の業務範囲である。

d: 圧縮空気には水分や塵埃が混入していることがある。

e: 酸素は日本薬局方に収載された医薬品ではない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第90問

医療ガス安全・管理委員会について正しいのはどれか。

a: 監督責任者と実施責任者を選任する。

b: 委員会は医療ガス事故発生時にのみ開催する。

c: 医療ガス設備の保守点検記録を作成して5年保管する。

d: 医療ガス設備の部分改造後には使用に先立って厳正な試験・検査を行う。

e: 医療設備において医療ガスに関する知識を普及し、啓発に努める。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第90問

配管端末器(アウトレット)について誤っているのはどれか。

1: ホースアセンブリのアダプタプラグとの誤接続防止装置が付いている。

2: 酸素の供給圧力は約150kgf/cm2である。

3: フィルタが組み込まれている。

4: アダプタプラグはカチッと音がするまで押して接続する。

5: 不必要なアダプタプラグは外しキャップをする。

国試第3回午後:第84問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 医療ガスには、酸素、笑気、二酸化炭素などが含まれる。

2: ガス源から患者までの供給経路として、送気配管、ホースアセンブリ、アウトレットなどがある。

3: 安全管理委員会は医師と薬剤師とで構成される。

4: 医療ガスの取扱は高圧ガス取締法による規制対象となる。

5: ピンインデックスは医療ガスの誤接続を防止するための方式である。

国試第3回午後:第82問

医療ガス配管増設工事で行うべきこととして適切なものはどれか。

a: 院内各部門への工事の日程、実施内容の周知徹底

b: 再使用前の厳正な試験、検査の実施

c: 所轄保健所への工事計画書の提出

d: 手術室の使用禁止

e: 非常用ボンベの準備

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第42問

誤っているのはどれか。

1: 麻酔器はガス供給部と回路部に分かれる。

2: 最近の麻酔器には笑気のみが患者に送られないような誤操作防止装置がついている。

3: 笑気をボンベから麻酔器に導くのに減圧弁が必要である。

4: 酸素は医薬品として日本薬局方に収載されている。

5: 余剰麻酔ガス排除装置とは炭酸ガスを排除する装置のことである。

国試第2回午後:第90問

医療ガスの安全供給を維持するのに使用しないのはどれか。

1: マニフォールドシステム

2: 遠隔警報板

3: ピンインデックスシステム

4: 酸素濃度計

5: EPRシステム

国試第2回午後:第89問

ICUにおける医療ガス配管からの酸素の供給停止に対する処置について適切でないのはどれか。

a: ICUにいる医療従事者に酸素の供給が止まったことをすぐ知らせる。

b: 酸素を使用している患者のもとに予備の酸素ボンベをすぐ持参する。

c: ICUにある酸素のシャットオフバルブをすぐ開ける。

d: 院内にある人工呼吸器をすべてICUに集める。

e: 病院設備の責任者に酸素の供給が止まったことをすぐ連絡する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第69問

電気メス使用時に火災や爆発の危険があるのはどれか。

a: 窒素

b: 高濃度酸素

c: エーテル

d: ヘリウム

e: 二酸化炭素

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第90問

酸素ボンベの取扱について誤っているのはどれか。

a: ボンベは重くて細長いため倒して保存する。

b: 引火事故を防ぐために赤く塗ったボンベを使用する。

c: ボンベの周囲2m以内に火気を置かない。

d: ボンベは40°C以下の環境で保存する。

e: 麻酔器との接続部の洩れに対してパッキングを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第89問

ピンインデックスを用いる目的として正しいのはどれか。

1: 酸素の供給停止を警告するため。

2: ホースアセンブリと医療配管のアウトレットの誤接続を防止するため。

3: 液化酸素を気化するため。

4: 麻酔回路内の炭酸ガスを吸収するため。

5: 圧縮空気の除塵のため。

国試第32回午後:第42問

内容積10Lの酸素ボンベの圧力調整器が5MPaを示しているとき、酸素ガスのおよその残量[L]はどれか。

1: 50

2: 150

3: 200

4: 500

5: 1500

国試第32回午前:第44問

室温(20℃付近)、圧力15MPaで液化する医療ガスはどれか。

a: 窒 素

b: 二酸化炭素

c: 亜酸化窒素

d: 治療用空気

e: ヘリウム

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第42問

高圧ガス保安法におけるガス容器の貯蔵に関して誤っているのはどれか。

1: 転倒を防止する措置がある。

2: 周囲温度は40°C以下である。

3: 気密性が保たれた場所である。

4: 充填容器と残ガス容器が区別できる。

5: 可燃性ガス容器は種類ごとに区分して置く。

国試第31回午後:第41問

静止圧状態において標準送気圧力が最も高い配管端末器はどれか。

31PM41-0

国試第31回午前:第44問

医療ガスの性質について誤っているのはどれか。

1: 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。

2: 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。

3: 窒素ガスの沸点は約-196°Cである。

4: 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31°Cである。

5: ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。