生化学の基礎の過去問


国試第36回午後:第3問

酵素反応について正しいのはどれか。 

1: 酵素は活性化エネルギーを大きくする。 

2: 酵素にはステロイドのものがある。 

3: 反応は酵素分子の特定部位で生じる。 

4: 温度と反応速度は正比例する。 

5: 基質濃度と反応速度は正比例する。 

国試第34回午後:第3問

酵素について誤っているのはどれか。

1: 触媒の一種である。

2: 基質は酵素が作用する物質を示す。

3: 体内での至適温度は 25℃付近である。

4: 酵素ごとの至適 pH が存在する。

5: タンパク質で構成される。

国試第34回午前:第4問

単糖はどれか。

a: マルトース

b: ガラクトース

c: フルクトース

d: スクロース

e: ラクトース

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第3問

DNA を構成する塩基でないのはどれか。

1: ウラシル

2: アデニン

3: チミン

4: シトシン

5: グアニン

国試第33回午前:第3問

酵素について誤っているのはどれか。

1: 基本構造はタンパク質である。

2: 一つの酵素は一つの基質に作用する。

3: 一つの酵素の活性を最大化する pH がある。

4: 生体内化学反応を無理なく進行させる働きをもつ。

5: 温度が高いほど酵素の活性は高くなる。

ME2第39回午前:第26問

0.1mol/Lの酢酸CH3COOHの水溶液の電離度を0.01とするとき、この水溶液のpHはいくらか。ただし、酢酸の価数は1である。

1: 1

2: 2

3: 3

4: 7

5: 8

ME2第37回午前:第26問

pHについて正しいのはどれか。

1: 水素イオン濃度に比例する。

2: 水酸化物イオンが多いと酸性となる。

3: 負の値をとることもある。

4: pH5を中性という。

5: 水では温度が高くなるとpHが大きくなる。

ME2第34回午前:第26問

pH=3の水溶液における[H+]は、pH=6の水溶液における[H+]の何倍か。ただし、[H+]は水素イオン濃度とする。

1: 1/1000

2: 1/2

3: 2

4: 100

5: 1000

ME2第30回午前:第38問

5%のブドウ糖液で生ずる浸透圧の値は何mOsm/Lになるか。

1: 9

2: 20

3: 36

4: 278

5: 556

ME2第29回午前:第26問

pHが6の水溶液をpHが7の水で元の容積の2倍になるように薄めた。このときの水溶液のpHとして正しいのはどれか。ただし、log102=0.3とする。

1: 5.7

2: 6.3

3: 6.7

4: 7.3

5: 7.6

ME2第28回午前:第44問

pHメータは水素イオン濃度[H+]を測定し、pH=-log[H+]の式に従ってpH値として表示する。たとえば、pH=7の[H+]は10-7である。pHが7から8に1だけ上昇するとき、[H+]は何倍変化するか。

1: 1/10

2: 7/8

3: 8/7

4: 2

5: 10

国試第12回午前:第10問

酵素について正しいのはどれか。

a: 反応速度は基質濃度と直線的な関連がある。

b: 胃液中のペプシンの至適pHは7.0である。

c: 高次構造が変化すると酵素活性は失活する。

d: 乳酸脱水素酵素(LDH)には種々のアイソザイムがある。

e: CK(CPK)は心筋細胞に多量に含まれる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第68問

正しいのはどれか。

a: 酸と塩基とを当量ずつ加えて得られる水溶液のpHは常に7となる。

b: 同モル濃度の硫酸ナトリウム水溶液と炭酸水素ナトリウム水溶液とを同量混合するとアルカリ性を示す。

c: アンモニア水に塩化アンモニウム水溶液を加えると溶液のpHは小さくなる。

d: pHが3の水溶液を蒸留水で10万倍にうすめるとPHは8となる。

e: 弱酸と強塩基との中和反応では弱酸のグラム当量が強塩基のグラム当量より多くないと中和しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第40問

酸塩基平衡異常について誤っている組合せはどれか。

a: 重症糖尿病 ─────────── 代謝性アシドーシス

b: 肺気腫患者の急性増悪 ────── 呼吸性アルカローシス

c: 出血性ショック ────────── 代謝性アルカローシス

d: 過換気症候群 ────────── 呼吸性アシドーシス

e: CO2ナルコーシス ───────-─ 呼吸性アシドーシス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第3問

塩基のうち、DNAの構成成分でないのはどれか。

1: イノシン

2: アデニン

3: チミン

4: シトシン

5: グアニン

国試第32回午後:第2問

糖代謝について正しいのはどれか。

a: 糖質は1gあたり4 kcのエネルギーに相当する。

b: 低酸素では解糖系からATPを生成できない。

c: 糖質は主に胃で吸収される。

d: ペントースリン酸系ではリボースを合成する。

e: 低血糖はインスリン過剰投与で誘発される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第2問

図は、日本人の摂取エネルギーの栄養素別構成比の平均値(平成25年)を示す。栄養素の並び(左から右に配列)で正しいのはどれか。

31AM2-0

1: 蛋白質、脂質、炭水化物

2: 脂質、蛋白質、炭水化物

3: 炭水化物、蛋白質、脂質

4: 脂質、炭水化物、蛋白質

5: 蛋白質、炭水化物、脂質

国試第30回午後:第3問

必須アミノ酸でないのはどれか。

1: バリン

2: ロイシン

3: アルギニン

4: メチオニン

5: イソロイシン

国試第30回午前:第3問

水溶性ビタミンはどれか。

a: ビタミンA

b: ビタミンB6

c: ビタミンC

d: ビタミンD

e: ビタミンE

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第4問

正しいのはどれか。

a: ブドウ糖は二糖類である。

b: 核酸は脂質を含む。

c: タンパク質はアミノ酸から構成される。

d: アミノ酸はカルボキシル基をもつ。

e: 酵素は触媒の作用を有する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e