臨床工学技士として業務を行うことができるのはいつからか。
1: 国家試験に合格したとき。
2: 国家試験合格証書を受領したとき。
3: 免許手数料を完納したとき。
4: 臨床工学技士名簿に登録されたとき。
5: 免許証明書を医療施設の長に提示したとき。
医療施設について正しいのはどれか。
a: 診療所は48時間以上患者を収容しない。
b: 病院は20人以上の入院患者の収容施設を有する。
c: 病院の開設には都道府県知事の許可が必要である。
d: 老人保健施設は診療所に含まれる。
e: 助産所は医師がいなくても開設できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
厚生大臣が与える資格はどれか。
a: 獣医師
b: 歯科医師
c: 助産婦
d: 薬剤師
e: 栄養士
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士として行うことのできる医療行為はどれか。
1: 静脈からの採血
2: 処方せん発行
3: 気菅内挿管
4: 手術室における心電図モニダ連極の装着
5: 診断目的の心電図検査
医師の具体的指示によって臨床工学技士が行ってよい業務はどれか。
a: 気管内挿管
b: 体内式ペースメーカの植込み
c: 人工心肺装置からの送血
d: 血液浄化装置への脱血
e: 診断を目的とする心電図・脳波の測定
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士法(第39条)には『臨床工学技士は、その業務を行うにあたっては、[ A ]との[ B ]を図り、適正な[ C ]に努めなければならない』と明記されている。[ ]の中のA,B,Cの組み合わせで正しいのはどれか。
1: A医師B緊密な協力C患者の治療
2: A医師および臨床検査技師B緊密な連帯C医療の施行
3: A看護婦などの医療関係者B緊密な連絡C治療の遂行
4: A薬剤師および診療放射線技士B緊密な協力C職務の遂行
5: A医師その他の医療関係者B緊密な連携C医療の確保
誤っているのはどれか。
1: 医事紛争の件数は我が国では最近とくに増加している。
2: 医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したために発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。
3: 臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。
4: 臨床工学技士の責任は業務上過失致死・傷害罪などである。
5: 臨床工学技士に対する行政上の処分は、民事・刑事とは直接の関係なしに行政庁によって行われる。
臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。
1: 人工心肺の血液量の調節
2: 人工呼吸用マスクの患者への接続
3: 気管内チューブの挿管
4: モニタ用心電計電極の患者への装着
5: 血液浄化装置の穿刺針の内シャントへの接続
正しいのはどれか。
a: 医師の誤った指示で臨床工学技士が装置を操作したため発生した事故に対し、臨床工学技士は法的責任を免れる。
b: 看護婦が生命維持管理装置を操作することは、臨床工学技士法に触れる。
c: 保健婦が人工呼吸器を操作することは臨床工学技士法に触れる。
d: 臨床工学技士が機械の操作を誤って患者に被害を与えた場合、民事上の責任を問われることがある。
e: 故意でなくても、誤って患者に被害を与えた場合には、刑事上の責任を問われることがある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士が操作を行うことができるのはどれか。
a: 治療用エックス線装置
b: 体外式心臓ペースメーカ
c: 高気圧治療装置
d: 結石破砕器
e: レーザメス
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医師の指示の下に臨床工学技士が行うことのできるのはどれか。
a: 人工呼吸回路の気管カニューレからの除去
b: 気管内挿管
c: 大動脈内バルーンポンプカテーテルの血管への挿入
d: 血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続
e: 導出電極の皮膚への装着
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士が行ってはならないのはどれか。
1: 病院における医用機器・医用システムの安全確保
2: 医療従事者に対するME教育・訓練への協力
3: 各種ME機器を使用した診断
4: トランスジューサの研究開発のための協力
5: ME機器の規格作成に対する協力
たとえ医師の指示があっても、臨床工学技士が行ってはならない業務はどれか。
a: 気管内挿管
b: 血液浄化装置の穿刺針のシャントへの接続
c: 導出電極の皮膚への接続
d: 人工呼吸用マスクの患者への接続
e: 人工心肺装置用カニューレの血管への接続
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
臨床工学技士の取扱う生命維持管理装置でないのはどれか。
1: 直流除細動装置
2: 血液透析装置
3: 人工呼吸器
4: 超音波診断装置
5: 体外式心臓ペースメーカ
一般医療機器(クラスI)に分類されるのはどれか。
1: 補聴器
2: ネブライザ
3: 人工呼吸器
4: 冠動脈ステント
5: 粒子線治療装置
医療機器の国際的なクラス分類でクラスⅣ(高度管理医療機器に相当)に分類されるのはどれか。
1: ペースメーカ
2: 電子体温計
3: 電子内視鏡
4: 汎用輸液ポンプ
5: 造影剤注入装置
診断した医師が、法律に基づき直ちに届け出なければならない感染症(1類~4類)はどれか。
a: 結 核
b: 痘そう
c: 破傷風
d: C型肝炎
e: 重症急性呼吸器症候群(SARS)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
臨床工学技士が行うことができないのはどれか。
1: 人工心肺業務における留置カテーテルからの採血
2: 人工心肺装置の運転条件の変更
3: 除細動器の操作条件の設定
4: 人工呼吸業務における気管挿管
5: 条件付きMRI対応ペースメーカの検査前確認
病気の治療について誤っているのはどれか。
1: 心理療法は向精神薬を用いる治療である。
2: 理学療法は運動機能の回復を目的とする。
3: 化学療法は薬物治療の一つである。
4: 温熱療法はがん細胞の温度を上昇させて死滅させる方法である。
5: 言語聴覚療法はことばによるコミュニケーションに障害があるものを対象とする。
医療法における医療事故に含まれるのはどれか。
1: 通院途上の転倒による捻挫
2: 院内感染での入院期間の延長
3: 医療に起因する死亡
4: 医師による不適切な発言
5: 臨床工学技士によるカルテの改ざん