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血液系の過去問

国試第37回午後:第21問

胃全摘後に認めた巨赤芽球性貧血の治療に用いるのはどれか。

1:亜鉛製剤
2:副腎皮質ステロイド薬
3:ビタミンB12製剤
4:鉄剤
5:エリスロポエチン製剤

国試第26回午前:第20問

さじ状爪が認められる貧血はどれか。

1:巨赤芽球性貧血
2:鉄欠乏性貧血
3:自己免疫性溶血性貧血
4:遺伝性球状赤血球症
5:発作性夜間ヘモグロビン尿症

国試第8回午前:第43問

出血傾向の原因について正しい組み合わせはどれか。

a:アレルギー性紫斑病 ――――――---- 血管の異常
b:再生不良性貧血 ――――――------- 血小板数の減少
c:白血病 ――――――――――------- 血小板数の増加
d:血友病A ――――――――――――- 線溶亢進
e:播種性血管内凝固症候群(DIC)――― 凝血因子の消費
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第17問

正しいのはどれか。

1:疾病の原因となる病原微生物がウイルスから細菌に交代することを菌交代現象という。
2:季節や気候の変化に伴って悪化する感染性疾患のことを日和見感染という。
3:抗生物質によって感染症を治療することを脱感作療法という。
4:白血球増多を示す白血病で細菌感染への抵抗力は低下する。
5:出血傾向を伴う白血病を赤血病という。

国試第10回午前:第30問

正しいのはどれか。

a:特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。
b:血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。
c:血友病Aでは凝固時間が延長する。
d:播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。
e:肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第27問

出血傾向を示すのはどれか。

a:ビタミンA欠乏症
b:ビタミンB12欠乏症
c:ビタミンD欠乏症
d:ビタミンC欠乏症
e:ビタミンK欠乏症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第36問

ビタミンK欠乏症のときに減少するものはどれか。

1:プロトロンビン
2:フィブリノーゲン
3:第VIII因子(抗血友病グロブリン)
4:プラスミノーゲン
5:第XIII因子(フィブリン安定因子)

国試第11回午前:第35問

正しいのはどれか。

a:腎性貧血は正球性正色素性である。
b:総鉄結合能は血清鉄と不飽和鉄結合能との和である。
c:血清鉄の基準値は10~30μg/dlである。
d:大量に出血すると血清鉄は上昇する。
e:ヘモグロビンには鉄が含まれている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第33問

出血傾向のない急性白血病患者について、ヘモグロビン(Hb)を5g/dlから8g/dlに上げるには何単位の赤血球輸血を必要とするか。ただし、体重は65kg、循環血液量は体重の1/13とし、輸血による循環血液量の増加は無視する。なお、1単位とは生血200ml由来であり、Hb濃度は15g/dlである。

1:0.5単位
2:1単位
3:5単位
4:10単位
5:15単位

国試第7回午前:第24問

正しいのはどれか。

a:鉄欠乏性貧血は女性に多い。
b:溶血性貧血では血尿をみることが多い。
c:特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では関節腔内の出血をみることが多い。
d:慢性骨髄性白血病(CML)では著明な脾踵をみることが多い。
e:多発性骨髄腫では骨折をみることが多い。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第35問

正しいのはどれか。

a:ABO血液型異型輸血例の多くは血液型の判定ミスによる。
b:ABO血液型検査用の抗B試薬は黄色に着色されている。
c:Rh陽性患者にRh陰性赤血球を輸血してもよい
d:新鮮凍結血漿の投与ではウイルス感染が起こらない。
e:抗HLA抗体は輸血副作用の原因にはならない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第3問

血栓の発生条件として正しいのはどれか。

a:血管内面に病変が存在する。
b:血漿トリグリセライドが低値である。
c:赤血球数が減少している。
d:血流のうっ滞がある。
e:血液の凝固性が高まっている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第34問

播種性血管内凝固症候群(DIC)に特徴的な所見はどれか。

a:白血球数の増加
b:血漿フィブリノーゲン濃度の増加
c:血清FDP値の増加
d:プロトロンビン時間の延長
e:血小板数の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第33問

白血球減少症で正しいのはどれか。

a:好塩基球数は増加する。
b:EBウイルス感染によって起こる。
c:白血球数が3,000/μl以下をいう。
d:好中球減少症では細菌に感染しやすくなる。
e:無顆粒球症は単球がなくなった病態をいう。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第45問

出血傾向をきたす疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

a:特発性血小板減少性紫斑病 ――- 血小板産生の減少
b:急性骨髄性白血病 ――――---- 血小板消費の亢進
c:多発性骨髄腫 ――――――---- M蛋白の増加
d:播種性血管内凝固症侯群(DIC) ――――凝固因子と血小板の消費亢進
e:重症肝障害 ――――――----- 凝固因子の産生障害
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第44問

鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。

a:思春期に好発する。
b:小血球性貧血である。
c:低色素性貧血である。
d:血清フェリチン値は正常である。
e:骨髄では網状赤血球が増加している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第36問

治療法として適切な組合せはどれか。

a:巨赤芽球性貧血・・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB12投与
b:赤血球増加症・・・・・・・・・・・・・・・・・血小板輸血
c:慢性白血病・・・・・・・・・・・・・・・・・・・白血球除去
d:血管内血液凝固症候群(DIC)・・・ヘパリン投与
e:重症再生不良性貧血・・・・・・・・・・・骨髄移植
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第39問

急性の播種性血管内凝固症候群(DIC)について正しいのはどれか。

a:尿糖がみられる。
b:出血傾向がみられる。
c:産科的疾患に合併しやすい。
d:ヘパリンが有効である。
e:高血圧が起こりやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第35問

輸血療法について正しいのはどれか。

a:健常成人では出血量600mlまでは輸血しない。
b:Rh陽性患者にRh陰性の赤血球を輸血してもよい。
c:化学療法時の血小板数は通常2万/μl以上を維持する。
d:新鮮凍結血漿輸血の目的は栄養補給である。
e:血清アルブミン濃度は通常4g/dl以上を維持する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第34問

急性の播種性血管内凝固症候群(DIC)の診断に有用な検査はどれか。

a:白血球数
b:プロトロンビン時間(PT)
c:血小板数
d:フィブリン分解産物(FDP)
e:ビタミンK
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e