第36回国試午後55問の類似問題

国試第25回午後:第60問

AD変換について正しいのはどれか。

a: 量子化ビット数が大きいほど量子化誤差は小さくなる。

b: 量子化ビット数が大きいほど速い信号の変化を捉えることができ る。

c: サンプリング間隔が短いほど量子化誤差は大きくなる。

d: サンプリング周波数が高くなるほど変換結果のデータ量は大きく なる。

e: サンプリング周波数の0.5倍を超える周波数の信号は折り返し歪 が発生する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第63問

AD変換について誤っているのはどれか。

1: 標本化した信号を量子化する。

2: 標本化周波数は信号に含まれる最高周波数の2倍以上必要である。

3: 標本化周波数が低すぎると折り返し雑音が起こる。

4: 量子化の分解能を上げるには量子化ビット数を増やす。

5: 量子化雑音を低減するには標本化周波数を高くする。

国試第27回午前:第60問

AD変換で誤っているのはどれか。

1: 連続信号を離散信号に変換する。

2: 信号に含まれる周波数の最大値によってサンプリング周波数を決める。

3: エイリアシングとは実際には存在しない周波数成分が観測されることである。

4: 量子化された信号を符号化する。

5: 量子化雑音は信号のSN比が低い場合に大きくなる。

ME2第37回午前:第35問

AD変換について誤っているのはどれか。

1: 不必要な周波数成分を除去するため、前処理としてフィルタをかける。

2: サンプリングの後で量子化の処理を行う。

3: サンプリング周波数は必要となる信号周波数の2倍より高くする。

4: サンプリング周波数がナイキスト周波数より低いとエイリアシングが起こる。

5: 12ビットの量子化は8ビットの量子化に比べ量子化誤差が1/4になる。

国試第22回午後:第55問

アナログ信号からディジタル信号への変換について正しいのはどれか。

1: ビット数を多くすると精度が低下する。

2: 周波数が低い信号の変換には高いビットレートを要する。

3: 瞬時値を離散値で近似することを標本化という。

4: 信号を0と1の組合せで表すことを符号化という。

5: アナログ信号を短い時間間隔の瞬時値で表す操作を量子化という。

ME2第30回午前:第25問

AD変換に直接関係がないのはどれか。

1: スムージング(平滑化)

2: 量子化

3: ナイキスト周波数

4: サンプリング(標本化)

5: 折り返し雑音(エイリアシング)

国試第31回午後:第61問

帯域が1~100Hzの信号を量子化ビット数8bitでAD変換する。5秒間の信号を記録するのに最小限必要な容量[byte]はどれか。ただし、圧縮符号化は行わず、信号以外のデータは無視する。

1: 500

2: 1000

3: 2000

4: 4000

5: 8000

国試第29回午後:第59問

帯域が50 Hz?4 kHz の音声信号をAD 変換して伝送する。量子化ビット数を12bitとするとき、最低限必要な伝送速度[kbps]はどれか。ただし、圧縮符号化は行わず、音声以外のデータは無視する。

1: 48

2: 64

3: 96

4: 128

5: 160

国試第6回午後:第22問

誤っているのはどれか。

1: ディジタル信号は量子化された不連続量として表される。

2: アナログ信号は雑音による波形ひずみを起こしやすい。

3: ディジタル信号は伝送中の波形ひずみの影響を受けやすい。

4: アナログ量による演算・処理時間はディジタル量によるよりも短い。

5: A/D変換はアナログ量をディジタル化することである。

ME2第32回午前:第38問

0~10Vの入力信号を8ビットで量子化するAD変換器がある。分解能はおよそ何Vか。

1: 0.01

2: 0.04

3: 0.12

4: 0.25

5: 0.5

国試第7回午後:第26問

サンプリング周波数が10kHzのA‐D変換器を用いて正しくA‐D変換可能な信号はどれか。

1: 20kHz未満の周波数成分だけを含む信号

2: 10kHz未満の周波数成分だけを含む信号

3: 5kHz未満の周波数成分だけを含む信号

4: 5kHz以上の周波数成分だけを含む信号

5: 10kHz以上の周波数成分だけを含む信号

国試第9回午後:第27問

分解能10ビットのA-D変換器について正しいのはどれか。

1: 1024の量子化レベルに対応するディジタル出カが得られる。

2: 10レベルに量子化されたディジタル出カが得られる。

3: 10レベルのアナログ信号をディジダル信号に変換する。

4: 10ビットのディジタル信号をアナログ信号に変換する。

5: 1010レベルのアナログ信号をディジダル信号に変換する。

国試第14回午後:第27問

A/D変換について正しいのはどれか。

a: アナログ信号の下限周波数を遮断周波数とする高域フィルタを用いる。

b: サンプリング周波数を除去する帯域除去フィルタを用いる。

c: 信号周波数をサンプリング周波数の1/2以下に制限する低域フィルタを用いる。

d: A/D変換器の分解能はビット数と最大許容入力電圧とで決まる。

e: 無信号時の雑音を除去する不感帯を設ける。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第8問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 最高200Hzの周波数成分を含むアナログ信号をA/D変換するときのサンプリング(標本化)周波数は400Hz以上でなければならない。

b: 加算平均法は信号の周波数成分(スペクトル)を求めるのに有効である。

c: 高速フーリエ変換(FFT)は雑音中の信号の波形を再現するのに有効である。

d: 繰り返しのある信号をN回加算平均すると信号対雑音比(S/N)は1/√N倍に低下する。

e: 計算機内のデータベースをペンレコーダに連続量として描かせるにはD/A変換が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第26問

フルスケール4Vの電圧をAD変換して8mV以下の量子化幅を得るとき、AD変換に必要な最低限のビット数はどれか。(情報処理工学)

1: 6

2: 7

3: 8

4: 9

5: 10

国試第13回午後:第27問

フルスケール1Vの電圧をA/D変換して1mV以下の量子化幅を得るとき、A/D換器に必要な最低のビット数はどれか。

1: 6ビット

2: 7ビット

3: 8ビット

4: 9ビット

5: 10ビット

国試第1回午後:第6問

サンプリング(標本化)周波数が1kHzのA/D変換器がある。これを用いると最高いくらまでの周波数成分をもつ信号をA/D変換できるか。

1: 250Hz

2: 500Hz

3: 1kHz

4: 2kHz

5: 4kHz

国試第12回午後:第29問

8チャネルの脳波10秒間をコンピュータに入力したい。A/D変換は量子化数256、サンプリング周期5msで行う。必要なメモリ容量は何キロバイトか。

1: 8

2: 16

3: 32

4: 64

5: 128

国試第1回午後:第5問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 心電図をA/D変換するには、0.1Hzのサンプリング(標本化)周波数で十分である。

b: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

c: 計算機内のデータをペンレコーダに描かせるにはD/A変換が必要である。

d: A/D変換を行うと一般に信号対雑音比(S/N)が向上する。

e: 高速フーリエ変換(FFT)を行うと信号対雑音比が向上する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第31問

A/D変換によって0~1Vの信号電圧を8bitのディジタル信号に量子化する。量子化誤差の最大値に最も近いのはどれか。(情報処理工学)

1: ± 0.2mV

2: ± 2mV

3: ± 20mV

4: ± 200mV

5: ± 2V