第37回ME2午前33問の類似問題

ME2第36回午前:第35問

増幅率40dB、CMRR100dBの増幅器に、1.2Vの雑音(同相信号)が入力された。出力に現れる雑音の大きさはどれか。

1: 48V

2: 30mV

3: 12mV

4: 1.2mV

5: 12μV

ME2第28回午前:第35問

電圧増幅度が60dBの差動増幅器がある。2つの入力端子を結合して、実効値1Vの50Hzの正弦波信号を同相信号として入力したところ、実効値0.1Vの出力が得られた。この差動増幅器の同相弁別比は何dBか。

1: 0.1

2: 10

3: 40

4: 60

5: 80

国試第30回午後:第27問

同相入力雑音電圧が 100mVの環境下で 1mVの心電図を入力したとき、同相雑音出力は1mV、心電図信号出力は100mVになった。同相除去比(CMRR) [dB] はどれか。

1: 20

2: 40

3: 60

4: 80

5: 100

国試第3回午後:第21問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: 一般に2個以上のトランジスタを用いて構成する。

b: 一般に演算増幅器の内部回路として用いられている。

c: 入力端子が2個あるので必ず2個の信号を加えなくてはならない。

d: CMRR(同相弁別比)は小さい。

e: 温度変化に対して比較的安定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第53問

同相入力雑音電圧が1Vの環境下で1mVの心電図を記録した。信号出力は100mV、同相雑音出力は10mVであった。同相除去比(CMRR)はどれか。

1: 100dB

2: 80dB

3: 60dB

4: 40dB

5: 20dB

国試第10回午後:第18問

図に示す差動増幅回路で同相除去比(CMRR)が100dB、差動増幅度が40dBのとき回路の出力電圧V0はどれか。

10PM18-0

1: 10V

2: 1 V

3: 0.1V

4: 0.01V

5: 0.001V

国試第10回午後:第16問

正しいのはどれか。

a: 演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。

b: 演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。

c: 同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。

d: 入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。

e: 出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第20問

差動増幅器について誤っているのはどれか。

1: 周囲の温度変化に対して比較的安定している。

2: 2個以上のトランジスタやFETを用いて構成されている。

3: 電源電圧の変動に対しては比較的強い。

4: 二つの入力端子があり、一つの端子にのみ信号を加えてもよい。

5: CMRR(同相弁別比)は小さい方がよい。

国試第35回午後:第54問

同相利得が20dB、同相除去比(CMRR)が100dBの差動増幅器の差動利得[dB]はどれか。 

1: 60 

2: 70 

3: 80 

4: 90 

5: 100 

国試第14回午後:第14問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: オフセットを調整する必要がない。

b: 電源電圧の変動の影響を受けにくい。

c: 直流信号を増幅できる。

d: CMRR(同相除去比)を大きくすることができる。

e: 内部雑音を相殺することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第28問

演算増幅器を用いて、電源が±15Vで動作する差動増幅器を構成した。2つの入力端子に2mVを入力すると2Vの出力を得た。また2つの入力端子を接続してその端子と接地との間に1Vを入力すると出力は10mVであった。 この差動増幅器の同相弁別比[dB]はどれか。 ただし、演算増幅器は理想演算増幅器とする。

1: 60

2: 80

3: 100

4: 120

5: 140

ME2第33回午前:第34問

同相信号に対する増幅度が-20dBの差動信号を入力したとき0.5Vの出力を得た。この増幅器の同相弁別比は何dBか。

1: 20

2: 40

3: 60

4: 80

5: 100

国試第15回午前:第54問

脳波計について誤っているのはどれか。

a: 差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。

c: アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。

d: CR結合による標準時定数は0.03秒である。

e: 高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第45問

入力換算雑音5μV、利得40dBの増幅器で信号を増幅したところ、約0.7mVの雑音電圧を得た。信号に含まれる雑音電圧はおよそいくらか。

1: 1μV

2: 5μV

3: 10μV

4: 5mV

5: 10mV

国試第9回午前:第52問

心電計の同相除去比(CMRR)が60dBのとき交流誘導雑音により20mVの電圧が患者に発生した。この電圧による記録器の振れはいくらか。ただし、心電計の感度を10mm/mVとする。

1: 200mm

2: 20mm

3: 2mm

4: 0.2mm

5: 0.02mm

ME2第31回午前:第35問

電圧利得60dBの差動増幅器に0.5Vの同相電圧を加えたところ50mVの出力が得られた。同相弁別比は何dBか。

1: 10

2: 20

3: 40

4: 60

5: 80

国試第14回午前:第54問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: CR結合の標準時定数は0.01秒である。

c: 記録紙上では標準感度は50mV/mmである。

d: 入カインビーダンスは5MΩ以上である。

e: 電極接触インピーダンスは50kΩ以下が望ましい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第34問

電圧増幅度60dBの増幅器に実効値100μVの信号を入力したとき、出力におけるSN比が40dBとなった。出力における雑音成分の実効値はいくらか。

1: 10μV

2: 100μV

3: 1mV

4: 10mV

5: 100mV

国試第10回午前:第50問

差動増幅器の性能を評価する事項でないのはどれか。

1: 同相除去比(CMRR)

2: 周波数特性

3: 入カ換算雑音

4: 入カインピーダンス

5: 電極インピーダンス

国試第25回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 商用交流雑音の除去にはCMRRの高い差動増幅器を使用する。

2: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 加算平均は不規則雑音を低減するのに使われる。

4: 信号の入力導線にはシールドが施されたものを用いる。

5: ディジタルフィルタは離散値の演算によって雑音を除去する。