第31回ME2午後10問の類似問題

国試第17回午後:第40問

ベンチュリマスクによる酸素療法について正しいのはどれか。

a: 100%の吸入気酸素濃度が可能である。

b: 一定の吸入気酸素濃度が維持される。

c: 慢性呼吸不全患者に有用である。

d: CO2ナルコーシスの危険性が高い。

e: マスク死腔量が極めて大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第28問

正しいのはどれか。

1: 人工呼吸器では血中二酸化炭素(CO2)の排出はできない。

2: 人工呼吸器として現在鉄の肺が最もよく用いられる。

3: 非再呼吸方式は人工呼吸器の一般的方式である。

4: 人工呼吸器には加湿器は必須ではない。

5: 人工呼吸器で現在よく使用されるのは従圧式である。

国試第34回午前:第68問

酸素療法の安全対策として正しいのはどれか。

a: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時には CO2 ナルコーシスの危険がある。

b: 90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない。

c: 酸素は可燃性ガスである。

d: 酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する。

e: 液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第66問

気管吸引について正しいのはどれか。

a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。

b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。

c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。

d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。

e: 滅菌手袋を使用しなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。

b: 従圧式ではPEEPができる。

c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。

d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。

e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第36問

医療ガスについて正しいのはどれか。

a: 酸素ボンベの最高充填圧は150kgf/cm2である。

b: 二酸化炭素ボンベの色は緑である。

c: 酸素の中央配管圧はボンベ最高充填圧と等しい。

d: 亜酸化窒素の液化臨界温度は0°Cより低い。

e: ピン方式はガスの誤接続防止のためである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第63問

ベンチュリーマスクについて正しいのはどれか。

a: ガス流による眼球刺激はない。

b: 不安の強い患者には適さない。

c: 空気流入量は孔の大きさで決まる。

d: II型呼吸不全の酸素療法に適する。

e: 酸素濃度は酸素流量に依存しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第15問

麻酔器について誤っているのはどれか。

1: ガス供給部と呼吸回路部がある。

2: ソーダライムは二酸化炭素ガスを吸着すると色が変わる。

3: 気化器は揮発性麻酔剤の種類により異なる。

4: 酸素フラッシュ弁を開放すると呼吸バッグがしぼむ。

5: 閉鎖式では呼気が再利用される。

ME2第40回午後:第57問

高圧ガス容器(ボンベ)について誤っているのはどれか。

1: ガスの種類が刻印されている。

2: ガスの種類によって塗色区分がされている。

3: 酸素と亜酸化窒素のバルブ(充填口)の形状は異なる。

4: 二酸化炭素は容器内の液体重量から残量が算出できる。

5: 気密性の高い場所で保管する。

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第25回午後:第67問

呼吸回路の加温加湿で正しいのはどれか。

1: ホースヒーターは呼気回路に組み入れる。

2: 回路内に結露を生じていれば相対湿度はほぼ100%である。

3: 加温加湿器の貯水槽には水道水を用いる。

4: 人工鼻は加湿加湿器との組合せが効果的である。

5: 人工鼻は分時換気量の増加によって加湿効率が増加する。

国試第35回午後:第43問

酸素流量2L/minで10時間投与したいとき酸素ボンベの内圧は少なくとも何MPa必要か。ただし、容器の内容量は40Lとする。 

1: 1 

2: 3 

3: 5 

4: 7 

5: 10 

ME2第30回午後:第22問

麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。

2: 酸素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

3: 二酸化炭素吸収剤が変色していないことを確認した。

4: ポップオフ弁を開いて呼吸回路のリークテストをした。

5: 酸素供給圧が一定値以下になると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第46問

麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。

1: 酸素の流量が5L/minであった。

2: 酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。

3: 酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。

4: 二酸化炭素吸収剤が紫色であった。

5: 呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。

国試第31回午前:第44問

医療ガスの性質について誤っているのはどれか。

1: 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。

2: 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。

3: 窒素ガスの沸点は約-196°Cである。

4: 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31°Cである。

5: ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。

国試第36回午前:第65問

加温加湿器について誤っているのはどれか。 

1: 加温加湿器は患者吸気の湿度によって制御される。 

2: 加湿器内の蒸留水は雑菌などの汚染に十分注意する。 

3: ヒータワイヤは吸気回路内の結露を防ぐ。 

4: ヒータワイヤのない回路は途中のウォータトラップが必要である。 

5: 不十分な加湿は肺合併症の原因となる。 

ME2第30回午後:第1問

医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。

1: 空気の残量は圧からわかる。

2: 亜酸化窒素の残量は重さからわかる。

3: 窒素は気体の状態で充填されている。

4: 酸素は液体の状態で充填されている。

5: 二酸化炭素は液体の状態で充填されている。

ME2第30回午後:第9問

人工呼吸器および加温加湿器に装備されていない警報はどれか。

1: 吸気酸素濃度

2: 吸気ガス温度

3: 胸腔内圧

4: 分時換気量

5: 換気回数

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。

b: 高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。

c: 第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。

d: 意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。

e: 治療終了後には必ず装置点検を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e