第29回ME2午前47問の類似問題

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

ME2第33回午後:第1問

心電計で入力インピーダンスの大きな増幅器が用いられる理由はどれか。

1: 電極の分極電圧を低減する。

2: 電極接触インピーダンスの影響を低減する。

3: 増幅回路の消費電力を低減する。

4: 筋電図の混入を低減する。

5: 外装漏れ電流を低減する。

国試第7回午後:第59問

低周波治療器について誤っているのはどれか。

a: マイクロ波が多く用いられる。

b: 皮下に電極を刺入して通電する。

c: 数種類の周波数が選択できる。

d: 麻痺筋の非活動性萎縮の防止に役立つ。

e: 入眠の目的にも用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。

b: 凝固には連続正弦波電流が適している。

c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。

d: バイポーラ方式では対極板が不要である。

e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第67問

電気メスについて誤っているのはどれか。

a: 生体側に電流によるジュール熱を発生させる。

b: 切開にはバースト波が用いられる。

c: 凝固には連続正弦波が用いられる。

d: 十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。

e: 対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第73問

電気メスの使用に際して正しいのはどれか。

1: 対極板コードの余分な部分はコイル状に巻いて使用する。

2: 対極板の面積はできるだけ小さい方が安全である。

3: 患者のペースメーカのモードを固定レートに変更する。

4: 手術野における揮発性溶剤との併用は安全である。

5: フローティング形電気メスは対極板を用いない。

国試第13回午前:第79問

生体への電気刺激を目的とするのはどれか。

1: ガンマナイフ

2: 低周波治療器

3: 超短波治療器

4: マイク回波治療器

5: 心マッサージ器

国試第21回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。

b: 切開には連続波を使用する。

c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。

d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。

e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第68問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。

b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。

c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。

d: バースト波とは連続した正弦波である。

e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第68問

電気メスの使用法について正しいのはどれか。

a: 患者の体位変換のたびに対極板の装着部位を点検する。

b: 終業点検でコード類の損傷の有無を点検する。

c: 接地された金属部分を患者の身体に接触させない。

d: 通電中に出力の調整を行ってもよい。

e: 余分なメス先コードはたるませずに巻いておく。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第25問

筋電図測定時に用いるアイソレータの主たる目的は何か。

1: 刺激電流を目的の部位に限局して流す。

2: ミクロショックを防ぐ。

3: 定電流刺激を得る。

4: 刺激部位の抵抗を少なくする。

5: 離脱限界電流を大きくする。

ME2第35回午前:第56問

脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。

1: 検出信号の起電力が小さいため。

2: 直流を増幅するため。

3: 電極の接触インピーダンスが高いため。

4: 筋電図の混入を防ぐため。

5: 電極接触電圧による飽和を防ぐため。

ME2第38回午後:第53問

ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。

1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。

2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。

3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。

4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。

5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。

国試第10回午前:第69問

フローティング型の電気メスについて正しいのはどれか。

a: 高周波分流の対策を目的としている。

b: 装置本体のアースをとる必要がある。

c: 対極板を用いる必要がない。

d: 心電図に雑音が入らない。

e: 他の電気メスに比べて切開能が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第51問

電撃について誤っているのはどれか。

1: 皮膚が濡れると乾燥しているときよりも感電しやすい。

2: 離脱電流の閾値は弾性よりも女性のほうが高い。

3: 心室細動電流以下でも通電時間の増加で心室細動が起きやすい。

4: 直流よりも商用交流のほうが低い電流値で心室細動が起きやすい。

5: RF波の電流では筋刺激よりも熱作用が主となる。

国試第20回午前:第80問

手術直後に電気メスが原因と思われる熱傷が発見された。とるべき処置として正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: ディスポーザブル対極板を回収しで保管した。

b: 電気メス本体の高周波漏れ電流を測定した。

c: 併用心電図モニタの患者漏れ電流Iを測定した。

d: 原因究明が終るまで患者を手術室にとどめた。

e: 患者の許可を得て熱傷部位の写真を撮った。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第78問

エネルギーの生体作用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 皮膚に対する熱作用効果は高周波電磁波の方が超音波より低い。

2: 生殖細胞に対する超音波の安全限界は10mW/cm2である。

3: 熱傷を起こす温度は患者短時間接触のとき、43°Cである。

4: 眼障害に対する高周波電磁波の安全限界は100mW /cm2である。

5: ミクロショックで心室細動を起こす低周波電流は10μAである。

ME2第36回午後:第55問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1: 手術中の体位変換による対極板の位置のずれ

2: メス先電極コードが身体の下敷きとなるような配置

3: 血行状態が良い身体部位への対極板装着

4: 接地された手術台金属部分と身体部分の接触

5: 身体の部分同士がわずかな面積で接触するような体位

ME2第34回午後:第8問

生体用増幅器で入力インピーダンスの大きな差動増幅器が用いられる主な理由はどれか。

1: 患者漏れ電流を低減する。

2: 増幅器の内部雑音を低減する。

3: 増幅回路の消費電力を低減する。

4: 筋電図の混入による雑音を低減する。

5: 電極インピーダンスの影響を低減する。