第30回国試午前31問の類似問題

国試第33回午前:第32問

X 線 CT について誤っているのはどれか。

a: 空間分解能は超音波診断装置より高い。

b: 臓器の X 線に対する吸収係数を画像化している。

c: 血管や胃などの管腔臓器の撮影が可能である。

d: 深部臓器よりも表在性の臓器の撮影に適している。

e: X 線を単一方向から照射している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第42問

MRIとX線CTの比較で誤っているのはどれか。

1: MRIのほうが肺の状態を観察するのに適している。

2: MRIのほうが病変部と正常組織のコントラストが良好である。

3: X線CTのほうが短時間で広範囲の検査が可能である。

4: MRIでは放射線被曝がない。

5: MRIでは造影剤を用いなくても血管を描出できる。

ME2第30回午前:第43問

X線CTと比較したMRIの特徴で誤っているのはどれか。

1: 石炭化の検出能が優れている。

2: 骨の障害陰影(アーチファクト)のない画像が得られる。

3: 血管の描出能が優れている。

4: 軟部組織のコントラスト分解能が優れている。

5: 神経路を描出できる。

ME2第28回午後:第23問

MRI診断装置について誤っているのはどれか。

1: X線CTよりも検査時間が長い。

2: 血管像を得るためには造影剤が必要である。

3: 骨や空気による画像への影響がない。

4: X線CTよりも体動に弱い。

5: 検査前に補聴器をはずす。

ME2第38回午前:第57問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: MRIよりも軟部組織の描出に優れている。

2: 造影剤を用いずに血管像を描出できる。

3: 撮影時に放射線同位元素(RI)が必要である。

4: マルチスライスCTにより冠動脈の3D表示ができる。

5: 石灰化は描出できない。

国試第14回午前:第61問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

d: 20~100kHzの超音波が用いられる。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第27問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: 肺がんの検出に用いられる。

2: 造影剤が必須である。

3: 低いCT値の組織は白く表現される。

4: 酸素濃度モニタが必須である。

5: 検査後の患者からX線が放出される。

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第30問

X線を使用した医用画像について正しいのはどれか。

a: X線に対する臓器の反射率を画像化する。

b: X線CTの空間分解能は0.5~1mm程度である。

c: X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。

d: 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。

e: 体表面に近い臓器の画像化に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第59問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 胎児診断には禁忌である。

d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第31問

X 線CTについて誤っているのはどれか。

1: 臓器の立体的な構造を画像化する。

2: 複数のX線検出器を使用する。

3: 動画を撮影することが可能である。

4: 空間分解能は1mm程度である。

5: 組織のX線吸収係数を画像化する。

国試第34回午前:第32問

ラジオアイソトープを用いた医用画像装置について正しいのはどれか。

a: X 線 CT に比べ空間分解能が高い。

b: 放射性核種から放出されるベータ線を検出し画像化している。

c: FDG-PET の撮影では糖代謝情報が得られる。

d: SPECT は脳血流分布を観察できる。

e: PET の撮影には施設内にサイクロトロンの設置が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。

2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。

3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。

4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。

5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

ME2第39回午後:第18問

X線を使った診断機器について正しいのはどれか。

1: 単純撮影ではX線発生装置、X線検出器、患者の順に配置する。

2: 単純撮影ではX線量を増やしてもX線像の濃度は変わらない。

3: X線CTではX線量を増やすとCT値が高くなる。

4: X線管は真空管である。

5: 撮影対象が同じであればX線の被曝量は診断機器に依存しない。

国試第32回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。

b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。

c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。

d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。

e: Bモード画像描出には連続波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第31問

X線画像計測について正しいのはどれか。 

1: CT値は骨のX線吸収係数を基準に算出される。 

2: X線CTのスライス厚は50μm程度である。 

3: X線CTの空間分解能は5mm程度である。 

4: 時間差分法は造影剤投与前後の画像を差分している。 

5: ヨード系造影剤はX線吸収量が小さい。 

国試第36回午前:第32問

X線CT撮影について誤っているのはどれか。 

1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。 

2: 造影剤を使用して血管を強調する。 

3: 手術ナビゲーションに用いられる。 

4: 患者が動くと像が不鮮明になる。 

5: 放射線防護対策が必要である。 

国試第16回午前:第62問

MRIの特徴についてエックス線CTと比較したとき、誤っているのはどれか。

1: 軟部組織において高コントラストの明瞭な像が得られる。

2: 造影剤なしで血管撮影が可能である。

3: 化学シフトを調べることができる。

4: 撮像時間が短い。

5: 大きな作動音を発する。

ME2第39回午後:第39問

X線CTについて正しいのはどれか。

1: 電源を切っても数分間はX線を放射している。

2: ベッドをスライドさせて撮像部位を変える。

3: 騒音から保護するため耳栓が必要である。

4: 金歯はアーチファクトを生じない。

5: CT値から臓器の色がわかる。