第26回国試午後55問の類似問題

ME2第28回午前:第35問

電圧増幅度が60dBの差動増幅器がある。2つの入力端子を結合して、実効値1Vの50Hzの正弦波信号を同相信号として入力したところ、実効値0.1Vの出力が得られた。この差動増幅器の同相弁別比は何dBか。

1: 0.1

2: 10

3: 40

4: 60

5: 80

国試第3回午後:第21問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: 一般に2個以上のトランジスタを用いて構成する。

b: 一般に演算増幅器の内部回路として用いられている。

c: 入力端子が2個あるので必ず2個の信号を加えなくてはならない。

d: CMRR(同相弁別比)は小さい。

e: 温度変化に対して比較的安定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午前:第34問

同相信号に対する増幅度が-20dBの差動信号を入力したとき0.5Vの出力を得た。この増幅器の同相弁別比は何dBか。

1: 20

2: 40

3: 60

4: 80

5: 100

国試第10回午後:第16問

正しいのはどれか。

a: 演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。

b: 演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。

c: 同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。

d: 入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。

e: 出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第27問

同相入力雑音電圧が 100mVの環境下で 1mVの心電図を入力したとき、同相雑音出力は1mV、心電図信号出力は100mVになった。同相除去比(CMRR) [dB] はどれか。

1: 20

2: 40

3: 60

4: 80

5: 100

国試第1回午後:第22問

CMRR(同相弁別比)について正しいのはどれか。

a: 差動増幅器の性能を表すパラメータの一つである。

b: 心電計の初段のCMRRは小さい方がよい。

c: CMRRが大きいほど安定度が高く、発振しにくい。

d: 帯域幅と利得の積で定義される。

e: 差動入力に対する利得と同相入力に対する利得の比で定義される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第16問

同相除去比(CMRR)が十分大きい差動増幅回路について正しいのはどれか。

a: 出力は入力信号の差に比例する。

b: 同相で入る雑音は出力に表れない。

c: 電源電圧の変動は出力に表れない。

d: 同相利得と差動利得との比をスルーレートという。

e: 出力インピーダンスは高い方がよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第54問

同相利得が20dB、同相除去比(CMRR)が100dBの差動増幅器の差動利得[dB]はどれか。 

1: 60 

2: 70 

3: 80 

4: 90 

5: 100 

国試第21回午前:第53問

同相入力雑音電圧が1Vの環境下で1mVの心電図を記録した。信号出力は100mV、同相雑音出力は10mVであった。同相除去比(CMRR)はどれか。

1: 100dB

2: 80dB

3: 60dB

4: 40dB

5: 20dB

国試第10回午後:第18問

図に示す差動増幅回路で同相除去比(CMRR)が100dB、差動増幅度が40dBのとき回路の出力電圧V0はどれか。

10PM18-0

1: 10V

2: 1 V

3: 0.1V

4: 0.01V

5: 0.001V

国試第16回午後:第15問

増幅器に1mVの生体信号を入力したとき、出力信号は2Vであった。この増幅器の電圧利得はどれか。ただし、log102を0.3とする。

1: 30dB

2: 33dB

3: 60 dB

4: 66 dB

5: 2000 dB

国試第2回午後:第20問

差動増幅器について誤っているのはどれか。

1: 周囲の温度変化に対して比較的安定している。

2: 2個以上のトランジスタやFETを用いて構成されている。

3: 電源電圧の変動に対しては比較的強い。

4: 二つの入力端子があり、一つの端子にのみ信号を加えてもよい。

5: CMRR(同相弁別比)は小さい方がよい。

国試第27回午後:第56問

図のような2段構成の増幅器の入力Viに振幅1mVの信号を入力したところ出力VOの振幅は1Vであった。増幅器1の増幅度が26 dB であるとき、増幅器2の増幅度[dB]はどれか。

27PM56-0

1: 14

2: 20

3: 34

4: 46

5: 50

国試第14回午後:第14問

差動増幅器について正しいのはどれか。

a: オフセットを調整する必要がない。

b: 電源電圧の変動の影響を受けにくい。

c: 直流信号を増幅できる。

d: CMRR(同相除去比)を大きくすることができる。

e: 内部雑音を相殺することができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午前:第35問

電圧利得60dBの差動増幅器に0.5Vの同相電圧を加えたところ50mVの出力が得られた。同相弁別比は何dBか。

1: 10

2: 20

3: 40

4: 60

5: 80

国試第7回午後:第12問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では逆相で入った信号成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器に正帰環をかけると一般に安定となる。

c: 演算増幅器は通常、負帰環をかけて使用される。

d: 演算増幅器に負帰環をかけると、ひずみが減少する。

e: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの高い回路が多く用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第54問

脳波計について誤っているのはどれか。

a: 差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。

c: アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。

d: CR結合による標準時定数は0.03秒である。

e: 高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第45問

入力換算雑音5μV、利得40dBの増幅器で信号を増幅したところ、約0.7mVの雑音電圧を得た。信号に含まれる雑音電圧はおよそいくらか。

1: 1μV

2: 5μV

3: 10μV

4: 5mV

5: 10mV

国試第10回午前:第50問

差動増幅器の性能を評価する事項でないのはどれか。

1: 同相除去比(CMRR)

2: 周波数特性

3: 入カ換算雑音

4: 入カインピーダンス

5: 電極インピーダンス

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。

c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。

d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。

e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e