第26回国試午前32問の類似問題

国試第5回午前:第85問

MRI(核磁気共鳴法)について正しいのはどれか。

a: 原子核の磁性を利用した計測法である。

b: 組織中の水素原子の密度を測ることができる。

c: 空間分解能がエックス線CTより一桁高い。

d: 測定時間が短いので実時間の測定に適している。

e: 代謝機能の測定に利用する方法もある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第55問

赤外線サーモグラフィについて正しいのはどれか。

a: 非接触型の装置の検出器には液晶プレートを用いる。

b: 赤外線のスペクトル強度はレイリー・ジーンズの式で表される。

c: 生体から放射されるエネルギーは絶対温度の4乗に比例する。

d: 赤外線検出器はその特性によって検出波長が異なる。

e: 皮膚表面の温度分布を計測する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第61問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

d: 20~100kHzの超音波が用いられる。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第32問

MRI 検査について誤っているのはどれか。

1: 水素原子の空間分布を画像化する。

2: 軟部組織の画像化に適している。

3: 血流の測定が可能である。

4: 臓器の3 次元構造を画像化できる。

5: 動きのある臓器の撮影に適している。

国試第5回午前:第88問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: 線源と検出器を走査させてエックス線強度を測定する。

b: 画像を得るのにコンピュータが必要である。

c: 空間分解能はおよそ2mmが限界である。

d: 被曝は少ないので問題とならない。

e: 組織の形態の測定に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第62問

超音波検査法について正しいのはどれか。

a: 超音波の波長が短いほど生体内での減衰は大きくなる。

b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部が反射される。

c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。

d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。

e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第32問

PETについて誤っているのはどれか。

1: 加速器を用いて作った核種を生体に投与する。

2: β線を検出して画像化する。

3: FDG-PETによって糖代謝の高い組織が可視化される。

4: 陽電子は電子と同じ質量をもつ。

5: 陽電子は電子と衝突して消滅する。

国試第14回午後:第84問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。

e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第30問

X線を使用した医用画像について正しいのはどれか。

a: X線に対する臓器の反射率を画像化する。

b: X線CTの空間分解能は0.5~1mm程度である。

c: X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。

d: 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。

e: 体表面に近い臓器の画像化に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第29問

次の画像が得られる検査はどれか。

img11217-29-0

1: MRI

2: 超音波

3: X線透視

4: サーモグラフィ

5: 脳磁図

ME2第37回午前:第45問

MRIについて正しいのはどれか。

1: 生体内の画像化に放射性同位元素(RI)が必要である。

2: 血管を描出するために造影剤が必要である。

3: 超伝導MRI装置では、撮影室内に金属製酸素ボンベを持ち込んでもよい。

4: 静磁場と傾斜磁場を併用することで任意の断面を画像化できる。

5: 撮影中は患者のベッドが定速で移動する。

ME2第39回午後:第40問

SPECT装置について正しいのはどれか。

1: 装置から放射線を照射する。

2: β線を遮蔽する必要がある。

3: 撮影に要する時間は1秒程度である。

4: 多数の断面の断層画像が得られる。

5: X線CTに比べて空間分解能が高い。

国試第22回午前:第32問

MRIについて正しいのはどれか。

a: 電子の持つスピンを利用した測定技術である。

b: 緩和とはスピンの歳差運動の回転が遅くなることである。

c: 磁気シールドルームを必要としない。

d: 傾斜磁場によって被写体の位置情報を得る。

e: エックス線撮影よりも軟部組織の描出に優れる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第39回午前:第41問

臨床で用いられる電磁波はどれか。

1: X 線

2: 陰極線

3: 電子線

4: 中性子線

5: 陽子線

ME2第28回午後:第18問

PET(Positron Emission Tomography:ポジトロン断層撮影法)について誤っているのはどれか。

1: ポジトロン核種で標識した化合物を用いる。

2: γ線を測定する。

3: 核種は陽電子を放出する。

4: 核種はサイクロトロンで造られる。

5: 核種の半減期は数日である。

ME2第36回午後:第4問

SPECTについて誤っているのはどれか。

1: X線CTに比べ空間分解能が高い。

2: RIからのγ線を検出する。

3: コンピュータで画像化する。

4: 3次元画像が得られる。

5: 放射線被曝がある。

国試第6回午前:第86問

正しいのはどれか。

a: 生体の電気特性の測定によって循環や呼吸に関する情報が得られる。

b: 生体インピーダンス測定は無侵襲的患者監視に適する。

c: 電気による測定から、逆推定によって容易に生体電気特性の絶対値が得られる。

d: 脂肪層の導電率は筋肉層の導電率より大きい。

e: 生体内の電磁波の波長は自由空間での波長と異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

国試第25回午後:第31問

PETについて誤っているのはどれか。

1: PETでは加速器を用いて作った核種を生体に投与する。

2: PETはβ線を検出して画像化する。

3: FDG-PETによって糖代謝の高い組織が可視化される。

4: 陽電子は電子と同じ質量を持つ。

5: 陽電子は電子と結合して消滅する。

国試第12回午前:第59問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 胎児診断には禁忌である。

d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e